入替戦の妙味

2008年12月13日

今日、第2戦が行われるJリーグの入替戦。
実際に出場しているチームにとっては胃が痛くなると思いますが、観ている者にとってはこれ以上面白いものはありません。

それは、Jリーグの入替戦に限らずです。
身近な物としては大学スポーツ。特に東都大学野球は4部まで設けられており、どのチームも1部昇格を目指して凌ぎを削ります。

また、降格の瀬戸際に置かれているチームにとってもその地位と伝統を守らねばならないプレッシャーから入替戦は壮絶な戦いとなるものです。
「来年、チームに自分がいなくても」です。

そこにはこれまで全力で戦ってきたお互いの意地と意地がぶつかりあうのでしょう。
他のスポーツでも入替戦はありますが実際には見たことはありません。
でも、そこで繰り広げられるドラマはどんなスポーツでも同様なのでしょう。

さてJリーグ入替戦は一時期には黄金時代と築いた磐田と5年振りのJ1復帰を狙う仙台の対戦。
磐田は現代表や元代表の選手を数多く抱え、入替戦に出場すること自体が屈辱的であろうと思われますが、ここまで来たら恥もクソもない!なんとしてもJ1の地位を守る為に死に物狂いで戦ってくるでしょう。

個人的には一時期を過ごし、札幌と似たような環境に置かれている仙台に頑張って欲しいものですがさてどうなるか?
今年もJ2組の仙台が勢いで昇格するのか?それとも名門磐田が死守するのか?泣いても笑っても今日の夜には結果が出ますが、来季から無くなる入替戦。一サッカーファンとして楽しみたいと思います。


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