等々力競技場全面改修の署名

2008年12月02日

一昨日、等々力競技場へ高校サッカー選手権を見に行った際、スタジアム周辺では川崎市サッカー協会の皆さんと川崎Fサポーター有志の皆さんが「等々力競技場全面改修」の署名活動を行っていました。

等々力競技場では、川崎Fの前身の富士通時代からコンサドーレにとっても何かと縁の深いスタジアムであり、いろんなドラマが繰り広げられた(良し悪し両方・・)スタジアムです。
コンサドーレ自身も前身の東芝時代には1965年からホームスタジアムとしていたようですね。
最近は川崎Fが強豪チームとして安定した力を発揮していることからゲーム開催時はほぼ満員となり、横浜FMを凌ぐサポーター動員力とサポーターのパワーを感じるスタジアムの1つです。

そんな等々力競技場は1962年に建てられ、その後何度か改修を行ったものの老朽化が進んでいることや安全面に不備があること、更には一番観戦しやすいメインスタンドのみが屋根がかかっていないという特殊構造から改築を要望しているとのこと。(厚別よりは充分立派だとは思うのですが・・)

それに対する、川崎市側の考えは「先にプロ野球を開催出来る規模の野球場の整備を優先したい」とのことらしいです。

確かに等々力球場は大学のリーグ戦や高校野球の予選で使用されてますが、観客席は4,000席程度で、球場で販売されている「スペシャルうどんがボリューム満点で安くて(500円)旨い!」という以外には残念ながらなんの良い点がみつけられません。。
その昔大洋ホエールズやロッテオリオンズが本拠地としていた川崎球場も今はスタンドが撤去され、フィールドだけが残されてアメフトの試合などに利用されるだけとなっています。

2008年4月時点の政令指定都市17市のうち、1万人以上収容のスタンドを有する野球場がないのは、堺市と川崎市の2市のみのようで、川崎市としては財政難の中で野球場整備を優先させたいようですね。

ただ、どうなのでしょう?隣接する横浜にはベイスターズの本拠地である横浜スタジアムや神奈川の高校球児にとっての聖地である保土ヶ谷球場もあります。
フランチャイズ球団を持っているか誘致の予定があるのならば野球場整備も理解できますが、計画が無い中で野球場を作っても宝の持ち腐れになるのではないでしょうか?
それよりも、川崎Fをこんなに応援する人が居るのだからせめて、等々力競技場のメインスタンドに屋根をつけるなどの改修を優先した方がず~っと川崎市民は喜ぶと思います。

ということで、私も署名させて頂きましたよ。

こちらの署名もお忘れなく!
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