清水戦

2012年09月06日

前日まで札幌にいたが、所用により帰京し、テレビ観戦。。清水はアタッキングサード前までのポゼンッション率は高いのだが、ボックス付近ではボールを回さず、ターゲットに対してボールを放り込むのが得意なチームである。そういった意味では韓国人FWの補強は適切のように思われた。

■内村、山本の誤算
この試合、前半の試合の入りはよかったように思う。10分までは、左サイドからの突破はペースを握るには十分な攻撃であったように思う。ただし、この試合自分たちの攻撃はこの時間帯のみであったのが残念であった。
特に内村のボールロストや、判断の悪さが目立っており、これがリズムを崩す原因の一つだったと思う。チームとしての攻撃もシュートで終わる意識がなく、攻撃に関しては消極的であったように思う。
ボランチの山本もパスミスが多く、ビルドアップに顔を出す機会もすくないため、ハモンを前線で活かしきれない状況が続いた。どうもフィジカルコンディションが悪いように思える。足首の状態が良くないのではないだろうか。天皇杯は状態が悪いようであれば、休養を与えてもよいのではないだろうか。

■修正されない課題
2失点目はほぼ、神戸戦の野沢にファールを与えたシーンと被る。前がかりになったところで、相手にボールを渡し、低いラインのため、センター付近に大きいスペースを与えてしまっている。ここを使われて展開されてはどうにもなりません。ボランチが入るのか、CBのどちらかが上がっていないと、相手の攻撃を遅延させられない。今季この守備の課題が解決されていないのはなぜなんだろうか。

■賞味期限切れのハモン
運動量がなく、徐々にマークが厳しくなり、本来のプレーが出来なくなりつつあるハモン。この辺が賞味期限だろうか。残念がら退場後、全体の運動量が上がったため10人ながらそれなりに動けたのではないだろうか。

■工夫のない攻撃
上原がターゲットになるのはいいのだが、清水のようにどうしてもっとアタッキングサード付近から入れないのだろうか?前半もそうだが、攻撃時のポジショニングと判断の悪さから、相手には守備がやりやすい状況となっている。なぜなら2,3本目以降のパスの入れ方を考えていないことが多く、通ればラッキー的なパスが多すぎる。もっと、仙台や大阪を参考にしてはどうだろうか?
監督、コーチの無策ぶりがうかがえる。これを選手のミスといっていいのだろうか?私には迷いながらサッカーをしているようにしか映らない。だから、”戦術ハモン”になっているのだろう。

■残り試合
来期を見据えボランチの育成が必要かとおもう。宮澤、ボランチとしての運動量や組み立てが出来ないので、誰を置くか早急に強化部は決めてほしい。荒野、岩沼、岡本等を候補として経験さえてほしい。第一条件はハードワークと厳しい当たりが出来ること。

■清水は来期以降楽しみ
グラウンドを広く使い、ワイド攻撃を軸としている清水。いまのままでは大量点を取るのは難しい攻撃だろう。もっとバイタル付近でのボールの出し入れが多くなると攻撃の厚みが増すだろう。本来であれば、ボールキープできる小野を使いたいところではあるが、年齢的なことも考え、八反田が後継者にしようとしているのだろうか?今季含め縦パスが多くなれば、J1でもトップクラスの攻撃を展開するようになるだろう。

■サイドハーフで0失点は川崎戦以来
なんとこの試合、後半0点であったが、これは川崎戦以来である。ノース、ジェファンのハードディフェンスは効果があり、やはりDFは厳しくいくこと。基本に立ち戻り、奈良、櫛引には頑張ってもらいたい。
最後に杉山だが、鹿島の第3キーパーの程度が良くわっかた。補強するなら出番を希望するJ1の第2キーパまでとするようにしてもらいたい。


post by nango13

14:14

コメント(1)

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しょうちゃん

Re:清水戦

2012-09-06 16:53

杉山選手は鹿島で2010,2011シ-ズンは、NO2キ-パ-です。

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