オシム語録

2017年03月20日

イビチャ・オシム氏の言葉を集めた「オシム語録 人を導く126の教え」を読みました。

10年ほど前に木村元彦さんの「オシムの言葉」を読みましたが、当時ブログに「オシム氏の言葉の奥深さが、彼の生来のウィットだけではなく、ありきたりな表現ですが彼の波乱に満ちた半生が紡ぎ出すものだと言うことが、本人、家族、友人そして彼が育てた選手達(超有名選手ばかり)の証言によって明らかにされます。」と書いています。

今回は、126の言葉と簡単な説明だけの内容です。多くの言葉に含蓄がありますが、ひとつだけあげるとすれば、「日本に欠けているのは、チームを勝利に導ける個人主義者だ。」です。

集団や規律から逸脱した個人主義者をオシムは批判するが、個人主義者そのものの存在は否定しない。違いを作りだすべき場面、とりわけ得点のチャンスでは傑出した個の力が必要。それが日本には足りないと指摘する。

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通常は、決定力不足と一言で片付けられますが、欧州や南米のスター選手のシュートをみると、個人の能力の高さに唸ってしまいます。釘付けになります。

コンサでは、昨シーズンのセレッソ大阪戦で都倉選手が決めたヘディングシュートやジュリーニョ選手のレノファ山口戦左足ミドルシュートが近いと思います。現に、ワールドクラスといわれ、誰もが驚きました。

日本代表は、23日UAE戦、28日タイ戦がありますね。ロシアW杯アジア最終予選突破には連勝が不可欠です。どのような試合を見せてくれるのか楽しみです。そして、コンサは4月2日にアウェーで甲府と対戦ですね。勝たねばならぬ!