食欲かなあ。だけど、今日は読書にしようかな。

さて、秋が、読書の季節なのかどうかは分かりませんが、最近、読書を楽しんでします。昨年の12月に読んだ伊坂幸太郎著「ＰＫ」以来、半年以上の中断期間があったわけですが、やっと落ち着いた生活を取り戻しつつあるのかな。（自分ではよく分かりませんけど。）

この間、８月の紋別出張の際、伊坂幸太郎の「夜の国のクーパー」を、特急の車中で読み始めましたが、３０ページほどで眠ってしまい、それ以後、再び中断しちゃいました。そして先月末ですが、何の前触れもなく続きが読みたくなりました。（実際は最初から読み直しました。）

その後、ピエール・ルメートル著の「その女アレックス」を読み、昨日から村上春樹著「職業としての小説家」を読み始めました。この作品の中で一番興味のあったのが「文学賞について」です。当然、二度候補になりながら受賞できなかった芥川賞についても書かれています。

どうやら、村上さんは、芥川賞についての決着を図りたかったと思いますが、「なるほど」と思う反面、「そうなのかな」とも思いました。多分、熟慮の上、ぎりぎりの表現をしたのかなと思います。僕は肯定的に読みました。何にせよ、僕としては、（僕にとって）良質だと感じる作品を提供していただければ、文句はありません。

以前にも書きましたが、これからも、書店での本との出会いを大切にしたいと思います。ちなみに、「１Ｑ８４」は、依然として積読のままです。お許しください。