福岡に負けてはいけない!

2007年04月10日

明日は福岡戦。福岡と言えば、1998年のJ1第3参入クラブ決定戦を忘れることができません。

Jリーグは、99年から2部制を導入していますね。ご存じJ1とJ2です。98年当時、Jリーグは18チームありましたが、J1を2チーム減らし16チーム、J2を10チーム(当初の予定は11チーム)としたのが2部制の始まりです。そして、J1に残るかJ2に落ちるかを決めるために行われたのが、J1参入決定戦です。

参入決定戦は、当初Jリーグの下位5クラブとJFLで2位以内に入ったJリーグ準加盟クラブの合計7クラブで3つのJ1参入枠を争う予定でしたが、Jリーグの横浜フリューゲルスが消滅し、JFLの上位2クラブのうち準加盟が1クラブだったため、最終的には5クラブで行われることとなりました。(繰り上げでJ1に残ったのが京都です。)

Jリーグの4クラブは、97年と98年のシーズンの成績をポイント化して順位が決められ、下位となった市原(現千葉)、札幌、神戸、福岡。(ポイントについての説明はしませんが、理解に苦しむ内容です。)JFLのクラブは川崎でした。

戦いは、まず5クラブからホーム&アウェイで戦う4クラブを決めるため、Jリーグ最下位の福岡とJFLの川崎で一発勝負が行われ、福岡が勝ち残り、川崎のJ2行きが決まりました。

次は、市原対福岡戦、札幌対神戸戦がホーム&アウェイで行われ、市原と神戸がJ1参入決定。

最後に第3の枠を決めるため、札幌対福岡戦が行われました。札幌は、アウェイで0-1の敗戦。最後の望みだった、室蘭でも0-3で負けJ2行きが決まり、福岡はJ1への最後の切符を射止めました。

この最終戦は、「室蘭の悲劇」として、語り継がれることになります。泣き崩れる選手達の顔を忘れられません。

当時の選手は、今では誰も残っていませんが、コーチの関と深川の2人が当時のメンバーです。

特に、あの寒い室蘭のピッチを半袖で走り回り、終了のホイッスルに泣き崩れマラドーナに抱きかかえられたのが、U-15コーチの関 浩二です。1998年12月5日のことです。

だから、福岡と聞くと、負けないでくれ!絶対に勝ってくれ!と願わずにはいられません。


ちなみに、この参入決定戦で、絶対に有利と言われた札幌は、1勝もできませんでした(涙)


この記事に対するコメント一覧

真栄パパ

Re:福岡に負けてはいけない!

2007-04-10 22:33

あの室蘭での参入決定戦は忘れられません。涙が出ました。私がサポになる決意を固めた試合でした。中2日の厳しい日程ですが、昇格候補の福岡をぜひたたいてほしいですね。

かんち

Re:福岡に負けてはいけない!

2007-04-11 08:51

真栄パパさん 私もあの試合がサポになる決定的瞬間だったように感じています。 対戦成績は決して良くありませんが、是が非でも勝って欲しいですね(祈)

コメントする