The Help (2本立て⑭)

2013年03月23日

最近観たレンタル映画の感想です。

The Help

アメリカ合衆国が人種差別撤廃に動き始めた時代の南部が舞台です。
白人淑女は、我が子の面倒を黒人メイドに任せ、井戸端会議に精を出す。
そのくせ、黒人が使用した便器に座ると病気が移るなどと平気で宣います。

そんな中、ジャーナリスト志望のスキーターは、黒人メイドを題材にした本の出版を思い立ちます。
初めは嫌がっていたメイド達がある事件を切掛けに、思いを語り始めます。

根強い人種差別の一面を垣間見させてくれる秀作です。
重い題材とミシシッピー州の明るい空が対照的です。
邦題は「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」。お勧め度は★★★★。


The Iron Lady

かつて鉄の女と称された英国首相マーガレット・サッチャーの伝記です。
晩年、亡夫デニスの幻覚と生活するマーガレットが過去を回想する設定になっています。

メリル・ストリープは迫真の演技。本物の顔と声に思えてちゃいました。
邦題は「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」…涙を付ける感覚が理解不能。
お勧め度は★★★。


この記事に対するコメント一覧

たこげるげ

Re:The Help (2本立て⑭)

2013-03-25 01:30

久しぶりの勝利で嬉しいです。今回は、期限が切れそうな紅ショウガが多めに残っていたので、赤飯じゃなくて、お好み焼きを焼きました。紅ショウガをたっぷり入れたので、赤お好み焼きです。食べると少し酸味が強いです^_^;。 映画のテーマにある人種差別についてですが、新婚旅行の際に、米国のある地域で、おそらく「東洋人」として少し差別的な扱いを受けた経験があるので、アメリカの人種差別は根深いものがあるのではないかと思っています。

kanchi

Re:The Help (2本立て⑭)(お返事:たこげるげさん)

2013-03-28 21:20

アメリカの人種差別の底深さは、マリアナ海溝並みだと思います。 この映画は、差別が日常的だと、差別反対の声が出せなくなる怖さを訴えているような気がします。

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