ハードロックの衝撃 レッド・ツェッペリン

2012年12月13日

レッド・ツェッペリンは、1968年にデビューした4人組バンドですが、今でも頻繁に聴いている超大好きなバンドです。完成度は他の追随を許さないと思います。メンバーは、ジミー・ペイジ(g)、ロバート・プラント(vo)、ジョン・ポール・ジョーンズ(b & key)、ジョン・ボーナム(ds)。いずれ劣らぬ名手です。

彼らとの付き合いは、3作目のアルバム「レッド・ツェッペリンⅢ」を友人から借りたのが始まりです。多分、高1だったと思います。1曲目の「移民の歌」のアアア~アッ!アアア~アツ!で度肝を抜かれました。エフェクターで処理されたボーカルの甲高い声が耳から離れませんでした。

そして、「レッド・ツェッペリンⅣ」でロックの一つのあり方を感じました。1曲目の「ブラック・ドック」から異次元の世界でした。何やら加工されたギターの短いイントロの後、演奏はストップしボーカルが入ります。再び演奏が入り、続けてボーカル。何から何までファンタスティックです。

そして4曲目に、ロック史に残る永遠の名曲「天国への階段」が入っています。この曲は、ヘルベルト・フォン・カラヤンをして「私がオーケストラで演奏するとしてもこれ以上のアレンジを必要としない名曲」(要旨)と絶賛しています。カラヤンにここまで言われちゃねえ。誰も否定できないでしょ。勿論、私は否定しません。

B面の「カリフォルニア」や「レヴィー・ブレイク」も好きな曲です。このアルバムを聴かずして、ロックは語れません。好きとか嫌いの問題ではありません。そこには、時代を超越した美があります。

Ⅳ  1. ブラック・ドッグ Black Dog
  2. ロックン・ロール Rock And Roll
  3. 限りなき戦い The Battle Of Evermore
  4. 天国への階段 Stairway To Heaven
  5. ミスティ・マウンテン・ホップ Misty Mountain Hop
  6. フォア・スティックス Four Sticks
  7. カリフォルニア Going To California
  8. レヴィー・ブレイク When The Levee Breaks



レッド・ツェッペリンは、1980年、ジョン・ボーナムの死亡により解散しますが、2007年末に、アトランティック・レコードの創始者アーメット・アーティガンの追悼のため、一夜限りの再結成ライブを行いました。ドラムは亡きジョン・ボーナムの息子ジェイソンが叩いています。ツェッペリンには、独特のグルーブ感があり、グルーブ感はジョン・ボーナムに起因するといわれています。現在、このグルーブ感を体現できるのはジェイソンだけです。

3大ギタリストのクラプトンとベックは観ました。あとはペイジだけですが、彼については、レッド・ツェッペリンの一員として観たいと思っています。ちなみに、この再結成ライブには、2,500万人の応募があり、運のよい2万人のファンが観ることが出来ました。

とりあえず、私にとっての3大ハードロックバンドを紹介しましたが、エアロスミスとボン・ジョヴィを追加したいと思います。

> Led Zeppelin



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