札響第21回釧路定期演奏会

2012年10月26日

昨日、札響の釧路定期演奏会に行ってきました。
今回の公演は、副題に「世界の劇場音楽の楽しみ」が付いています。
 
定刻の18:30、楽団員そして山下一史さんが登場。
第1部は序曲を中心に7曲演奏しました。
特に印象に残っている曲は、グリーグの「ペール・ギュント」から“朝”とフォーレの“シシリエンヌ”かな。

グリーグの“朝”は、まさに朝靄に包まれた森林の中を彷徨っているような錯覚に陥る名曲です。
フォーレの“シシリエンヌ”は、哀愁感満載です!
 
15分間の休憩を挟み、お待ちかねのビゼーの「カルメン」第1組曲と第2組曲です。
山下さんが本式のオペラに近いように曲順を入れ替えて演奏されました。
1曲目の「トレアドール」が最も有名ですが、他の曲も聞き覚えがあり、十二分に楽しめました。
 
アンコールは、オッフェンバッハの「天国と地獄」から“カンカン”。
終演は20:15。素敵な演奏を、ありがとうございました。
 
釧路市民文化会館大ホールは、圧迫感のない落ち着くホールでした。
お尻が痛かったけど…
 
- 第1部 -
01 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
02 グリーグ:「ペール・ギュント」組曲より“朝”
03 スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲
04 フォーレ:劇附随音楽「ペレアスとメリザンド」より“シシリエンヌ”
05 チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”
06 マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より“間奏曲”
07 ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
- 第2部 -
ビゼー:「カルメン」第1組曲、第2組曲
- encore -
オッフェンバッハ:「天国と地獄」より“カンカン”

>札幌交響楽団


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