青春の缶詰

2011年11月10日

先日のアウェイ観戦の旅は、とても有意義でした。特に、大学4年間を過ごした小平市訪問は、旧友に再会するような気持でした。あの4年間は、「青春の缶詰」ですから…。

西武新宿駅を出発した「急行 西武遊園地」行きは、10:23に小平駅に着きました。途中の停車駅は、高田馬場、鷺ノ宮、上石神井、田無、花小金井、小平。昔と同じ。田無からは各駅停車です。小平駅は以前と同様に2階にホームがありました。変わったと言えば、「越後そば」というお店があったこと。エレベーターができたことでしょうか。

小平駅舎  小平駅南口

そして、駅の南口から見る景色は、すっかり様変わりしていました。駅正面に広がっていた田園風景は、ビルと住宅地に変わっていました。

小平駅前①  小平駅前②

かつて、寮から駅まで利用していた道は、「ルネウエストロード」となっていました。平成5年にオープンした小平市民会館「ルネこだいら」に因んだ名称なのかな。道の入り口左角にあった「喫茶アムール」は、東亜不動産になっていました。「アムールランチ」を食べたかったのですが、残念です。

ルネウエストロード

行き付けだった「村野書店」はありましたが、開店前だったようです。自転車店の「和田輪業」もありました。だけど、文房具店や丸十パン屋は閉店したようです。とても残念です。寮は、狭山茶本橋園の所を左に曲がり、直ぐに右に曲がると見つかるはずですが、影も形もありませんでした。寮は、昭和56年3月に廃止になり、しばらくは倉庫として使われていましたが、さすがに売却されたようです。

その後、「あかしあ通り」を通り、ルネ小平を横目で睨みながら駅に戻り、「小平霊園」に行ってみました。夜中に酔っぱらって、肝試しに何度も行った覚えがあります。真夏には、カップルや得体の知れない人間が、ベンチに座っていました。今はどうか分かりませんが、面白いところだと思います。

小平霊園

駅の北口に行ってみると、名前こそ変わっていましたが、よく中華丼を食べた中華料理店がありました。行き付けの喫茶店(名前は忘れました)はなくなっていました。最後に、南口に戻り、小平駅前ショッピングセンターを抜けると、懐かしの「清乃」がありました。

小平駅北口  清乃

大学時代は、土建関係、封筒貼り、テキ屋さんの手伝い、日立製作所でのICチップの検査など色々やりました。ICチップの検査は、夜間勤務で1晩10,000円。テキ屋さんは、昼間8時間で10,000円だったと思います。

そんな中、清乃さんのバイト代は覚えていませんが、賄いが美味かったことだけは鮮明に覚えています。主に、焼き魚を焼いたり、お酒を用意するのが仕事だったと思います。バイトのない日は、飲みにも行きました。必ずサービスしていただきました。本当にお世話になりました。

飲み屋といえば、「松ちゃん」という焼き鶏屋がありましたが、もうないのかな。昭和50年4月、寮の先輩に最初に連れて行ってもらったお店です。焼き鶏といえば、美唄焼き鶏しか知らなかったので、タレに驚き、ハツ、シロに驚きました。でも、美味いと思ったなあ。懐かしいですね!!

返す返すも残念なのは、東京スカイツリーを見るのをすっかり忘れてしまったことだなあ。

次回は、吉祥寺に行きたいと思います。あと、スカイツリーは観ますよ!!

[追伸] 大学時代は昭和50年4月~54年3月までです。



post by kanchi

19:13

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