山本剛 with 上田裕香 JAZZ CONCERT

2011年08月21日

昨日、根室市総合文化会館小ホールで、山本剛 with 上田裕香JAZZ CONCERTを聴いてきました。小ホールは座席数353席。客の入りは7割ぐらい。年齢層はかなり高かったですね。落ち着いて聴くことができました。私の席は前から11列目のやや左寄りの席でした。

定刻から5分遅れの18:35、まずは山本剛ピアノトリオの登場です。1曲目は“Cool Struttin'”。2曲目は“Misty”。35年待った生Mistyがこんなに早く出てくるとは…。まるで、やっとデートにこぎ着けた彼女に待ち合わせ場所にたどり着く前に声をかけられたような感じです。でも感激しちゃいました。どこから切り取っても山本節です。他の曲もそうですが、山本さんが演奏すると全て山本さんのカラーに染まってしまいます。(プロなので当たり前ですが…)

メンバー紹介。ドラムの守新治は、30年ほど前に渡辺貞夫カルテットのメンバーとして根室に来て以来の訪問だそうです。ベースの香川裕史は2年前に山本さんと来ているとか。山本さんはオヤジギャグがお好きな方でした。あまり受けていませんでしたが…。

聴けば分かるよねといって“Close To You”、“The Shadow Of Your Smile”、そしてもう1曲を演奏。どれもこれも素晴らしいの一言。bとdsのソロも良かったです。この間1時間。あっという間でした。ここで15分間の休憩。

休憩後は再びトリオで“The In Crowd”を演奏。途中で”Goin' Out OF My Head”が入りました。そして、歌姫が登場です。上田裕香さんはサンバ歌手のようです。色々なジャンルの音楽を聴いてきたけど、サンバが一番。ジャズは3曲聴くのがが限界だとか。山本さんと初対面の感想は、「チャイニーズマフィアかと思った!」とか。最初の曲“Reuniao De Tristeza”は「悲しみの集い」という意味だそうで、山本さんのリクエストだったようです。フリオ・イグレシアスの“It's Impossible”や映画「追憶」から“The Way We Were”、そして“One Note Samba”や“So Danco Sambaが歌われました。

アンコールは、ザ・スパイダースの“バン・バン・バン”。意表を突かれました。最後は、“Dinah”の替え歌。「旦那、飲ませてちょうだいな…」。終わったのは、21時ちょっと前でした。

山本さん、また来てくださいね!!

DINAH


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