渡辺貞夫クインテット2011

2011年08月19日

昨日の夜は、ナベサダを堪能してきました。会場は、標津町生涯学習センター「あすぱる」の多目的ホール。ステージは20㎝ほど高くなっているだけで、しかも最前列はステージから50㎝ほどの距離です。小生は、前から5列目の中央付近に席を確保しましたが、観客は250名ほどなので、どこからでもメンバーの様子が分かります。

定刻の17時に後方のドアからメンバーが登場。立て続けに3曲演奏されました。曲名は不明ですが、比較的アップテンポな曲でした。完全にライブハウス的状況ですが、観客の年齢層が高かったので落ち着いて聴くことができました。ナベサダのMC。「帰ってきました。」、「東京は暑いけど、こちらは清々しくて気持ちがイイ!」次にメンバー紹介。ステージ左から小野塚晃(p)、荒巻茂生(b)、竹村一哲(ds)、ンジャセ ニャン(per)。「ドラムの竹村君は札幌出身の若干21歳!」

バラード“If I could”。続いて“Tree Tops”、“What Second Line”を演奏。ソロは基本的にas、p、b、ds、perの順番です。pの小野塚さんはperもやりますが、あれだけ激しくたたいた後に平然とpを弾くのには驚きました。曲順はナベサダの気分で決めているようで、bの荒巻さんが大慌てで楽譜を探すのが微笑ましかったです。dsとperのソロはどちらも迫力でしたが、掛け合いが凄かった。もう釘づけ!!

前回も演奏した曲“Alalake”。ボーカルはンジャセ。いい感じです。Alalakeは神様という意味だそうです。前回がいつかというと2008年8月8日だとわかりました。

ナベサダは、3月11日の大震災後、悲しみともどかしさの中にいたと言っていました。そして3曲作ったそうです。”What I Should”、”Warm Days Ahead”、もう1曲は、多分”Sympathy”だと。そして、アンコールを1曲。時計を見ると8:45。あっという間でした。

とても素敵なコンサートでした。何といってもステージが近いのはいいなあ。小さな箱でまた聴いてみたいと思いました。当然ですが、メンバー全員が卓越した技量の持ち主であり、感性も超一流。言うことなし!

ちなみに、コンサート終了後9:30から、標津町内のホテルで交流会があったようです。会費は2千円。知っていれば、泊りがけで来たのになあ。また近いうちのお会いしましょう。


この記事に対するコメント一覧

菊池 勝祀

Re:渡辺貞夫クインテット2011

2011-08-21 09:28

主催した者です。 2008年と今回の2回目です。二度あることは三度…と三回目を目指しています。 貞夫さんの追っかけが嵩じて、標津の人たちにも聞かせたくて実現させました。 交流会は、仲間内だけではなくみんなで歓迎の気持ちを伝えられたらと、主催するライブ後は参加自由でやっています。9月24日(土)は、坂田明(as)トリオを同じ会場でやります。都合がつけばお出でください。

kanchi

Re:渡辺貞夫クインテット2011(お返事:菊池勝祀さん)

2011-08-21 17:52

菊池勝祀さん コンサートお疲れ様でした。 ナベサダは大学時代(35年ほど前)から聴いていますが、コンサートは先日が人生2回目でした。 標津町での3回目のコンサート開催を楽しみにしております。その時は交流会にも参加させていただければと思います。 9月24日は札幌にいるため、坂田さんのコンサートには行けませんが、また必ず標津町にお邪魔したいと思います。よろしくお願いします。

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