アンストッパブル Unstoppable

2011年01月08日

ユナイテッドシネマ札幌で、「アンストッパブル」を観てきました。監督がトニー・スコット、主演がデンゼル・ワシントンですから、面白いに決まっています。ずいぶんとTVでもCMが流れていますね。このコンビの作品は、昨年の「サブウェイ123 激突」以来ですが、再び列車暴走物とはねえ。

さて、この映画は、2001年5月15日、オハイオ州で実際に起きた貨物列車暴走事故(CSX8888号暴走事故)をもとに製作されました。39両編成で全長800mの貨物列車が無人のまま暴走。積荷には、危険な化学物質やディーゼル燃料が含まれている。人口密集地で脱線したら、大惨事になっちゃうという設定です。列車が無人で走り始めるシーンは、あきれること請け合います。

暴走列車を止めるため、ヘリから列車へ降下をはじめ脱線までも試みますが失敗。時速120㎞で走る超重量級の列車は誰にも止められない。そして、運命は暴走列車と同じ線路を走行する機関車1206号のベテラン機関士フランクと新米車掌ウィルに委ねられることになります。その方法は、後進して暴走列車に追いつき、そのまま連結し、ブレーキを思いっきり掛けるというもの…。

前作の「サブウェイ123 激突」は不評だったようですが、十分楽しめた私としては、この作品も無論満足できました。ハッピー・エンドが約束されている映画なので、どれだけ観客を画面に釘付けにできるかですが、そこは細かいカットの得意なトニー・スコット、全く問題なしです。臨場感十分。手に汗握る展開で瞬きすらできませんでした。上映時間99分もちょうどよいですね。まあ、突っ込みどころもありますが、そこは大人の対応で楽しみましょう。

ウィル役のクリス・パインは、昨年封切られた映画「スター・トレック」でジェームズ・T・カークを演じていました。あとは、運行管理の担当者コニー役でロザリオ・ドーソンが出演しています。


20110108-00.jpg  2010年アメリカ映画(99分)

  監督 トニー・スコット

  出演
  デンゼル・ワシントン(フランク・バーンズ)
  クリス・パイン(ウィル・コルソン)
  ロザリオ・ドーソン(コニー・フーバー) 



追伸:きょうは外食だったので、カップメンは明日以降に登場予定です。