小学生の頃、父方の祖父母が住んでいた岩見沢によく遊びに行きました。
僕は、美唄に住んでいたので、汽車かバスで出かけました。
ちなみに、父の転勤で小２の２学期から小３の１学期まで岩小にも通いました。

僕は、長男で、しかも弟が３歳違いなので、おばあちゃん子でした。
祖母は、どこに行くにも私を連れて行きました。友人宅や知人宅です。

ショートケーキを初めて食べたのも祖母の友人宅です。
紅茶を飲んだのもその時が初めてでした。
もの凄くリアルに覚えています。たぶんデフォルメされた記憶だと思いますが。

岩見沢は、美唄に比べ人口が多く、お祭りの規模も全然違いました。
美唄にはサーカス小屋もお化け屋敷も来なかったけど…
岩見沢には、ちゃんと来ていました。

サーカスで好きだったのは、空中ブランコでもなければ、綱渡りでもありません。

オートバイ曲芸！！！

木製の巨大な円柱を回るバイクを上から覗いた記憶があります。
下の方は丸みを帯びていて、置くと倒れるコップみたいな形というか…
オートバイが地面と水平に回るわけです。

なぜ落ちないのか不思議でした。途中でエンジンが止まったらどうするのか心配でした。

そんなことを考えていたように思います。
そもそも、遠心力など知りませんでしたから。

岩見沢に来ていたサーカスは、キグレサーカスだったと思います。
そのキグレサーカスが倒産したそうです。

もう４０年以上も前のことですが、お祭りのサーカスは忘れられない思い出です。

さよなら　キグレサーカス　寂しいですね


Circus Town by 山下達郎