山下達郎 Performance 2010 in 札幌 MC編

2010年08月17日

達郎のMCを、覚えているだけご披露します。
ネタバレですので、ご注意願います。

本文は、続きをご覧ください。


■今回のコンサート
35周年の35本のツアーがスタートしました。きょうが4本目。夏のコンサートは29年ぶり。だいたい秋に始めて1月から2月まで。冬は乾燥しているので困る。むかしは、安いホテル(サンルートとかリッチ)に宿泊していたので、ユニットバスだから、バスタオルとかに水をかけまくって寝たけど、朝になるとかんからかんに乾燥していた。まだ、MCを覚えきれていない。言い忘れていることがないか、カンペで確認。

■3時間コンサート
地方都市に行くと、もう来れないかもしれないから、やれるだけやろうということで、3時間ライブになった。おとといの屋外ライブ(ライジングサン)は暑かった。第一声で、蒸せてしまった。

■オーケストラピット
30年来の願いが叶って、オーケストラピットを下げてもらった。リッチー・ブラックモアズ・レインボウで死亡事故が起きて以来、下げてくれなかった。やはり観客が近くていい。前は、対岸から歌っているようだった。

■レパートリー
前回のコンサートが終わってメンバーとリハーサルをやっている。アルチザンぐらいまで来た。レパートリーも60曲ぐらいになった。

■シュガーベイブ
シュガーベイブの頃は、曲が終わっても拍手もなかった。怖い声も入った。ライドオンタイムでブレイクした時は、時代に迎合したとか言われた。やりたいことをやっているだけ。SONGSがレコード・コレクターズのロック・フォーク・アルバム・ベスト100(60~70年代篇)で第3位になった。驚いた。1位は、はっぴいえんどの「風街ろまん」、2位は、ジャックスの世界。

■ファンクラブリクエスト
ファンクラブのリクエストの1位が「潮騒」。何でこんな暗い曲が1位なのか良くわからない。2位の「2000トンの雨」はカラオケじゃなきゃ歌えないのに…。むかし、カラオケに行った時、「Get back in love again」を歌わされた。当時はLDで音程は2.5度下げられているので、まともに歌えない。しかも点数が出るようになっていて、18点だった。それ以来、カラオケには行っていない。

■オンザストリートコーナー
ドゥワップをやりたくてオンザストリートコーナーを作った。3枚まで出した。4枚目を作りたい。「Most Of All」はThe Moonglowsの曲。Harvey Fuqua(lead vocal)が今年死亡した。彼に捧げます。アカペラ。「I Only Have Eyes For You」はThe Flamingosの曲。直訳すると「私はあなたのためだけの目を持っている。」だって。

■竹内まりや
ロックミュージシャンは、30歳ぐらいまでで、あとはプロデューサーになると思っていた。そんなに付き合いの良い方でもなかった。だけど、竹内まりやと一緒に仕事をするようになって、色々な方と知り合いになり、非常に助かっている。

■LET'S DANCE BABY
LET'S DANCE BABYは、もともとザ・キング・トーンズのために書き下ろされた曲。作詞の吉岡治さんも今年亡くなった。30年間、コンサートで1回も休まず演奏してきた曲。最後に、吉岡さんの代表曲、おもちゃのチャチャチャ、真赤な太陽、命くれない、北酒場などを熱唱。曲の途中の「心臓に指鉄砲」のところで観客がクラッカーを鳴らします。絶妙のタイミング。むかし、観客がクラッカーを鳴らしたことがはじまりで、以後、それが続いているそうです。これも、この曲をライブで外せない原因とのこと。

■おまけ
アンコールの1曲目「街物語」が始まってすぐに達郎がストップをかける。「みんな座ってください。」みんな座ると「その方が楽でしょう。」「2度も同じイントロが聞けるんだから、皆さん幸せ者だ。」(爆)

※ 思い出したら、追加します。