The Alain Caron Quartet@WHITE ROCK

2010年08月02日

昨日、再び大通2丁目のWHITE ROCKで開催されているSAPPORO CITY JAZZ Ezo Groove 2010に行ってきました。今回は6弦ベースギターを縦横無尽に操るAlain Caron率いるカルテット、その名もThe Alain Caron Quartetです。2回公演のうちの昼の部、開演は15:00です。

あいにくの雨模様でしたが、14:00に到着したときには、中央付近の席はすでに埋まっており、やや左側の席を指定されました。それでも、近いのでステージが良く見えます。ドームの中は、冷房が効いて寒いぐらいです。とりあえず、エビスのレギュラーサイズとオニオンリングを注文。開演を待ちます。ビールの後は、赤ワイン“Beringer California Cabernet Sauvignon”(何年物かは未確認)を注文。ちびちび一人で飲みました。

ステージは、15:00過ぎに始まりました。1曲目からメンバー4人の実力が分かる、素晴らしい演奏でした。ギターが、ギンギン過ぎるのがチョット不満かな。1曲目が終わると、AlainのMC。カナダからやってきた。札幌に来るのは初めて。ステージを楽しんで欲しい。日本語は話せないetc。

2曲目は“Pole Psition”と紹介がありました。全く、予習をしていかなかったので、曲名はAlainが教えてくれた曲ぐらいしか分かりません。使用楽器は、ベースが6弦ベース(2種類:フレットレスとスラップ用のフレット有り)。キーボードが、ローランドのRD-600とヤマハのグランドピアノ。ギターは、フェンダーのラメ入りライトグリーンのストラトキャスター。ドラムスは黒のヤマハです。

3曲目は、ベース、ギター、デジタルピアノのユニゾンが印象的な曲です。4曲目は、ベースを持ち替え、スラップ奏法を披露。小気味のいい音です。多分曲名は“D-CODE”。5曲目は、ピアノのイントロから始まるバラードで、曲は多分“No Pick”。ベースラインが印象的でした。次が、新曲“Fair Play”。続いて、ブラジリアンチューンだと説明された新曲“Simple Pleasure”。8曲目は、出だしのハイハットが印象的な曲。

ここで、メンバー紹介。キーボードJohn Roney、ドラムスSimon Langlois、ギターPierre Cote、そしてベースAlain Caron。9曲目は、遙か昔に出した2nd Albumの曲と紹介された“Slam The Clown”。スラップベースが軽快です。これで終了。アンコールの手拍子。彼らは、30秒もしないうちに登場(早っ)。皆さんのために演奏できたことは、宝物だ(直訳)。どうもありがとう!!

残りのワインを飲んでいると、キーボードのJohn Roneyが出てきたので、手を振りました。笑顔で気さくに応えてくれました。今思えば、セットリストをおねだりすれば良かった。同じような曲が続くので、若干飽きましたが、Alain Caronをはじめメンバー4人とも、テクニックはゴージャスでした。夜の部はどうだったのか、少し気になります。何故かというと、夜だとかなり印象も違うかと、いい意味で!


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終演後の会場です。

おまけ:Alainは、米国俳優で映画「ザ・フライ」の主演ジェフ・ゴールドブラムに似ていると思います。