ソルト SALT

2010年07月31日

きょうは、早起きして、ユナイテッドシネマ札幌で映画を観てきました。昨日予告したとおり、アンジェリーナ・ジョリー主演のソルトです。アンジーは美人だと思います。でも、あの唇がちょっと。まあ、そんなことどうでもいいけど。

さて、北朝鮮でスパイ容疑のため逮捕され、拷問を受けるイヴリン・ソルト。彼女はCIA分析官。普通であれば、身捨てられる運命のスパイを救出させたのは、世界的な蜘蛛学者である夫の働きかけでした。これが重要な伏線になっています。

帰国後、彼女の前に現れたのが、オルロフと名乗る人物。米国副大統領の葬儀に訪れるロシア大統領の暗殺計画があり、実行者の名前が、尋問中のイヴリン・ソルトと同名だと…。彼女はスパイなのか、何かの陰謀なのか。

この後は、まさに息もつけないアクションとカーチェイスの連続で観る者を飽きさせません。1時間50分、ほぼ画面にくぎ付け。ただし、後半になり、彼女の目的が何となくわかると少し冷めちゃいました。それでも、お尻が痛くなる心配はないとは思いますが。

夫の身を案じ、CIA本部から逃げ出すソルト。彼女は、2重スパイなのか。嵌められたのか…。ソルトに好意的な上司ウィンターと懐疑的なピーボディが絡み、物語は核心に迫って行きます。

多分、この脚本は、冷戦時代のソ連のスパイ養成施設の存在とケネディ暗殺犯のオズワルドが施設で養成されたスパイではないかという仮説を膨らませて、生まれたのかなと思いました。それに、SALTという名前ですが、普通は塩を連想しますが、戦略兵器制限交渉(Strategic Arms Limitation Talks)の略もSALTでしたね。何か関係ありそう。

最後は、続編がありそうな終わり方。雰囲気は、女性版ジェイソン・ボーンって感じかなあ。けっこうお勧めかと!!


20100731-01.jpg  2010年アメリカ映画(100分)
  監督:フィリップ・ノイス

  出演
  アンジェリーナ・ジョリー(イヴリン・ソルト)
  リーヴ・シュレイバー(ウィンター)
  キウェテル・イジョフォー(ピーボディ)
  ダニエル・オルブリフスキー(オルロフ)


追記 22:45
積読解消計画第2弾「スプートニクの恋人」(村上春樹)読了