THIS IS IT

2009年12月27日

札幌劇場で「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を観てきました。やっと観ることができました。すでにDVDも発売されていますが、やはり劇場のスクリーンは迫力が違います!

この映画は、7月13日に初日を迎えるはずだったマイケル・ジャクソン・ロンドン公演のリハーサルを収めたドキュメンタリーですが、もともとマイケルが個人用に撮影させていたようです。

映像は、4月からマイケルが亡くなる2日前の6月23日までのリハーサル映像やステージで使用する予定だったモニター用映像の製作現場などがミックスされたもので、ドキュメンタリーといっても、ほぼ全編にわたりマイケルの素晴らしいパフォーマンスを観ることができます。

私がマイケルを知ったのは、1970年ジャクソン5の全米№1ヒット“ABC”です。いまから39年前、マイケル11歳、私は14歳です。当時、ビートルズに首ったけだしたが、“I'll Be There”やマイケルのソロ“Ben”も記憶に残っています。

その後、マイケルは“Thriller”で再び、私の前に現れます。タイトル曲や“Beat It”、“Billie Jean”など名曲揃いのアルバムでした。

この映画には、誰もが知っている彼の作品が収められています。その一曲一曲をリハーサルで作り上げていく彼の真剣さが、何とも胸を打ちます。彼と同じステージに立てることに最高の喜びを感じているスタッフの気持ちが、ひしひしと伝わってきます。謙虚で慈愛に満ちたマイケルがいます。

彼は、最高のミュージシャンであり、パーフォーマーであり、アーティストですね。ダンスは、もう異次元の世界としか…。ステージ観たかったです。


監督:ケニー・オルテガ
出演:マイケル・ジャクソン