スター・トレック STAR TREK

2009年05月23日

20日、道新ホールで、スター・トレックの試写会を観てきました。

私とUSSエンタープライズのカーク船長との出会いは、「宇宙大作戦」までさかのぼります。宇宙大作戦は後にスタートレックのタイトルで、40年以上にわたりファンを魅了し続けています。私も、トレッキーのひとりですが、カーク船長役のウィリアム・シャトナーの人間味のある人柄や吹き替えを担当した矢島正明さんの声に心惹かれました。

さて、そんなスタートレックが、新キャストで映画化されました。本作では、ジム・カークの出生からエンタープライズの船長になるまでが描かれています。約200年後の未来。宇宙探索のために作られたエンタープライズ号に乗り込んだ青年ジェームズ・T・カークの成長と人類の運命・希望の映画化です。

若き日のカークは、向こう見ずで喧嘩っ早く、あの沈着冷静な船長の欠片もありません。そんなカークを演じるのはクリス・パイン、かなり好印象を持ちました。また、スポックは、バルカン人と地球人のハーフとして悩むわけですが、なぜ、優秀な彼がカークの下でエンタープライズのサブリーダーになったのかも描かれています。スポック役のザッカリー・クイントはあのサイラーなんですが、はまり役ですねえ。

スポック役でレナード・ニモイも出演しています。役柄同様、歳をとりましたがお元気そうでした。ウィリアム・シャトナーにも出て欲しかったなあ。マッコイ、スールー、ウフールの若き日の姿にも納得です。ウフールとスポックが恋仲だったのには驚きましたが!

とにかく、TVドラマの映画化としては、とても上手くいった作品だと思います。トレッキーならずとも、ぜひ観て欲しいですね。監督のJ.J.エイブラムスに拍手です。

ちなみに敵役のネロを演じているのは、エリック・バナですが、彼だとわかるかな!