バーン・アフター・リーディング BURN AFTER READING

2009年05月04日

今日は、ユナイテッドシネマ札幌でアカデミー賞受賞監督コーエン兄弟の監督・脚本最新作「バーン・アフター・リーディング」を観ました。

予告編を見る限り、コメディかと思いましたが、違いました。館内に笑い声なし。そういえば、チラシにはクライム・エンタテインメントと書いてありますねえ(笑)

ブラット・ピットの間抜けな演技やジョージ・クルーニーの女好きの情けない男ぶりは、笑うに笑えない。アル中の元CIA分析官役のジョン・マルコビッチ、全身整形願望の独身中年女性役のフランシス・マクドーマンド、気位の高い歯科医役のティルダ・スウィントン、一人ひとりを見ると面白い素材ですが・・

5人を結ぶ1枚のCD。一見CIAの極秘情報ですが、実は元CIA分析官の暴露本の原稿。欲と勘違いが思わぬ展開に・・。でも、面白くないのね、これが。


見たことのない魚を、何処から捌けばよいのか分からず、立ちすくむ板さんになった気分です。


現代社会の混沌を描いた映画。いえいえ、ただの出来損ないです。



GOEMONにすればよかったかな・・