レッドクリフPartⅡ未来への最終決戦 RED CLIFF 決戰天下

2009年04月28日

4月18日(土)9:00~ユナイテッドシネマ札幌でレッドクリフPartⅡを観てきました。もともと5時間を超える超大作を2回に分けた作品ですから、1作目のクオリティの高さは維持しているはずですが・・。

最終決戦のサブタイトルが付いているので、戦闘シーンばかりかと思いましたが、どちらかというと孔明の権謀術策が印象に残ります。孔明役の金城武は観るほどにハマリ役だと思いました。なかなか素敵な男です。あとは、リン・チーリンの魅力に目を奪われてしまいました。あれでスッピンですか・・。まあ、戦闘シーンの迫力がない訳じゃありませんよ。

さて、兵力で絶対的な優位に立つ曹操軍でしたが、慣れない地で疫病が蔓延します。曹操軍に兵士として紛れ込んだ孫権の妹「尚香」から疫病蔓延の知らせが届き、連合軍は活気づきますが、曹操の冷徹な作戦で連合軍にも疫病が伝染し始めます。たまりかねた劉備は、断腸の思いで撤退を決断します。儀を重んじ一人残る劉備の軍師「孔明」。かっこいいぞ~!彼は、ある作戦を胸に秘めていました。(内緒です)

劉備軍が去り、曹操軍の圧倒的な戦力に対抗するため10万本の矢を用意しなければならなくなった周癒ですが、孔明の奇想天外な作戦で、ことなきを得ます。これが面白いですねえ。さらには、この奇策で、水軍の指揮に優れた曹操軍の2人の将軍を葬り去ることにも成功します。

次第に戦いの体制が整う周癒軍。しかし、陣地が風下のため、勝利の切り札である火攻めができず、逆に曹操軍の火攻めの危機に晒されます。数日の内に風向きが変わると予測した孔明ですが、刻々と時が迫ります。

風向きが変わるまでの時間稼ぎをするため、敵陣に向かう小喬。彼女の決断には、敵地に一人潜り込み重要な情報を持ち帰った尚香の働きがきっかけになっています。


さてさて、いかにして、2,000隻の戦艦と80万の兵士に打ち勝ったのか。

あとは観てのお楽しみですが、圧倒的な戦闘シーンの凄まじさなのに、なぜかPartⅠよりスケール感がないのが残念です。