Tussie mussie/押尾コータロー

2009年03月21日

札幌は快晴です。風はまだ冷たいですけど・・

押尾コータローのニューアルバム“Tussie mussie”で爽やかな朝を迎えました。Tussie mussieは、ハーブを使った小さな花束のこと。コータローからの心のこもったプレゼントです。全曲カバー。穏やかな気持ちになる素敵なアルバムです。

01.LOVIN’ YOU
1974年のミニー・リパートンのヒット曲です。彼女は、とても切なく悲しげに歌っていましたが、コータローは大切なものを包み込むように優しく弾いています。この曲を聴くと、31歳の若さで亡くなった彼女の歌声が思い出されて、ちょっと悲しくなります。

02.CLOSE TO YOU
1970年のカーペンターズのシングル。彼らの初ヒット。邦題は「遥かなる影」。作詞作曲は、ハル・デビッドとバート・バカラック。歯切れの良いカッテングが心地よいですね。この曲はメロディもいいけど、詩が素敵です。

03.そして僕は途方に暮れる
大沢誉志幸の伝説の名曲。1985年にリリースされています。数多くのシンガーにカバーされていますね。サビの「そして僕は途方に暮れる」が印象的なナンバーです。イントロのメロディの繰り返しが印象的です。

04.元気を出して
竹内まりやの1988年のシングル。彼女の曲ではインスタントラブが一番好きです。

05.FIRST LOVE
宇多田ヒカルの1999年のメガヒットアルバムのタイトル曲。シットリと聴かせます。サビの部分が美しいですね。

06.CAN’T TAKE MY EYES OFF OF YOU~君の瞳に恋してる~
1967年のフランキー・ヴァリのヒット曲。数え切れないほどのカバーがありますね。不朽の名曲です。この曲は、余程の歌唱力がないと歌えません。

07.SOMEDAY
1982年の佐野元春の曲。彼の3rdアルバムのタイトル曲。当時、ロックのメロディに独特な日本語の乗せ方をする彼の歌に度肝を抜かれました。ギターには違和感なく乗るようです!

08.TIME AFTER TIME
1984年のシンディ・ローパーの曲。この曲も多くのミュージシャンにカバーされていますが、極めつけはマイルス・デイヴィスかな。サビのTIME AFTER TIMEの歌詞が印象的ですね。でも、なぜこんなにカバーされるのか、私には分かりません。

09.涙のキッス
サザンの名曲のひとつですね。30年以上活躍し続けるモンスターバンド。でも、私は飽きちゃいました。

10.LOVE
ジョン・レノンの1970年の曲です。ビートルズ解散後の最初のソロアルバム「ジョンの魂」に収録されています。ジョンの曲の中では、IMAGINEの次に有名ですかね。コータローは、一音々々、噛み締めるように奏でています。ラストにふさわしい曲ですね。

どの曲も、コータローが大切にしてきた曲のように感じました。曲に込めた愛情が伝わってきます。次回のコンサートが楽しみだなあ。


20091121-16.jpg  Tussie mussie
  2009.3.11 release