P.S.アイラヴユー

2008年10月10日

一昨日、STVホール試写会に行ってきました。

映画は、”P.S.アイラヴユー”。主演は、ヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラー。ラブロマンスのためか、観客は99%が女性。男性は10人いるかいないか。だから周りは女性ばかりでしたが、心配したキツイ香水の匂いがしなかったので助かりました。

この映画は、いきなり壮絶な夫婦喧嘩から始まります。まあ、口論なんですが、セリフが長いのなんのって。感心してしまいました。喧嘩の後は仲直りして・・・。タイトルロールが入り、今度は葬儀のシーンです。19歳で結婚し、10年間を共に過ごした伴侶をガンで失ったホリーは、悲しみのどん底です。冒頭の喧嘩のシーンが、一人残されたアパートの空虚さを際立たせます。しばらくして、死んだはずのジェリーから手紙が届く。

手紙には、様々なメッセージが書かれています。友人とゲイバーへ行って騒ぎまくれだとか、カラオケバーで歌えだとか。休暇をとってジェリーの故郷アイルランドへ行けとか。ジェリーの面影を感じるホリー。そして、2人の親友や家族にも支えられ、次第に、癒されて行くホリー。

死期を悟ったジェリーが残した愛情あふれる演出です。もちろん裏方としてジェリーの企てを助ける人物がいるのですが・・・。映画を観ているときは、あまりに自然な流れなので、誰が手助けをしているなんて考えませんでした。まあ、意外な方とだけ言っておきます。

最愛の夫を失った女性の再生のドラマと言ってしまえばそれまでですが、押し付けがましくない感動があります。ここが泣くところだ・・みたいな押しつけは全くありません。最愛の誰かと観にいくことをお勧めします。彼は彼女と、彼女は彼と、彼が彼とでも、彼女が彼女でも構いません。年齢も問いません。

ジェリー役のジェラルド・バトラーのお茶目な演技が良いですねえ。ホリー役のヒラリー・スワンクも美人過ぎないのがこの映画に、相応しい。ホリーの母親役のキャシー・ベイツですが、あのミザリーの彼女が・・、可愛らしく見えます。


ジェリーはアイルランド出身で、ファミリーネームはケネディなんですが、ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ(JFK)はアイルランド移民の子孫です。何か関係があるのかな!


小雨の降る中、気持ちよく家路につくことができました。


post by かんち

07:22

映画・TV コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

deoh

Re:P.S.アイラヴユー

2008-10-11 09:08

おはようございます。 >>最愛の誰かと観にいくことをお勧めします。 なるほど、かんちさんは奥さんともう一度観にいかれるということですね^o^)/ 音楽は、やはりビートルズですか?

かんち

Re:P.S.アイラヴユー(お返事:deohさん)

2008-10-11 13:05

deohさん おはようございます。と言う時間じゃありませんが(苦笑) >なるほど、かんちさんは奥さんともう一度観にいかれるということですね^o^)/ ははぁ!ええっ!!痛いところを突かれましたねえ。 妻は字幕の映画は観ないので・・、字幕を見ると疲れるそうです!(汗かきまくり) >音楽は、やはりビートルズですか? う~ん、誰の音楽を使っていたのかなあ? ビートルズでないことだけは確かですが(汗)

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