小学生の頃、ジャイアンツの全盛時代だった。
遊びと言ったら、缶けり、かくれんぼ、そして王道は草野球。昆虫採集もしたな。
ＴＶは一家に一台の時代で、チャンネルの決定権は父親の占有。
ビールを飲みながらジャイアンツのナイターを観るわけ。

点数が入らない試合は、「投手戦だ。」とは言うが「面白い！」とは決して言わない。
ボカスカ打ち合いになれば「おおぅ、面白くなってきたぞ～。」になる。
つまり、打ち合いが好きなわけである。
そんな父親の背中を見て育った子供は、大体が野球が好きで点数が入る試合が好きだ。
これは、私ばかりではない。注意深く会話を聞けば直ぐにわかる。

さて、サッカーは１－０とか２－１ぐらいの試合が多い。統計は取っていない･･･。
打ち合い大好き世代には、不満だ！
自分の応援するチームがシュートをボカスカ打てば、気分も高揚するし、ほぼ満足である。
もちろん勝たなきゃつまらないけど、負けても満足する場合もある。

だから、ボカスカ打って勝つ試合が観たい。

昨シーズン、東京Ｖ戦でロスタイムに石井がシュートを決め引き分けた試合がある。
これは、もう歓喜歓喜である。これが逆転シュートならどうなるか。想像に難しくない。
野球で言えば、２アウト満塁、本塁打が出れば逆転サヨナラに似ている。
３－２でコンサが勝てば、１週間は気分良く過ごせるというものだ。

時間がないので結論を急ごう。三浦サッカーは、一応堅守速攻と言われた。
堅く守り、１点取ったら守りきる。
これじゃ、野球からサッカーに転向してきたファンには、つまらない。
勝てばまだ我慢できるが、負けが続けば、行く気にもならないだろう。私は行くが･･･。

どうだろう、一時のサッカーバブルは弾け、再び野球が人気を集めている。
サッカーでスタジアムが満員になるチームはいくつもない。

サッカー小僧だった我が家の子供達もコンサの試合は観にいかない。
理由は「つまらないから！」
一応、息子は小６で区選抜。娘は小５と小６でＵ－１２北海道代表であった。
ちなみに、息子はＣＢ、娘は右ＳＨである。

私が厚別やドームから、肩を落として帰宅すると、
スカパーで他チームの試合を観ている息子がいたりする。情けない。

観客動員を考えるなら、攻撃型のサッカーを望みたい。
誰といわれても分からない。だからと言って、無責任だとは思わない。
考えるのはプロのフロントであるべきだからだ。
三浦監督がプログレスできるのなら、続投は当然の選択肢だ。

まあ、私が単にスリリングな試合を観たいだけかもしれませんねえ！！


ジャイアンツにマジック２が点灯しました。
特に嬉しくありません。今は、ジャイアンツファンじゃないので。


追伸：タイトル変更しました。ミニシリーズにします。（１０月１０日）