#136 2007年ふりかえり~望み続けていた物は、今この手の中に

2007年12月31日

早いもので、2007年がもうすぐ終わろうとしています。
最終節からまだ一ヶ月も経っていないだなんて、信じられません(笑)
改めて振り返ると、長い様であっという間だったシーズンでした。


今年は念願のJ1昇格、更にはJ2優勝という最高の結果を手にする事が出来ました。
それなのに、最終節の試合が終わった瞬間から今に至るまで、未だに実感が湧かないのです。
嬉しいのは勿論なのですが、心の底から自然とグワーッと感情が噴出する様な事は有りませんでした。
本当は喜びの余り号泣したかったのに。

早々と首位に立ち「これは行けるだろう」と思ってからではないか?
他サポの友人から、そう指摘されました。だが、ちょっと違います。
ギリギリでの勝利が多く、順位ほどの強さは感じられなかったからです。

長い間、遠くから憧れ続けていた対象がイザ自分の物になると、
最初は愛おしくて仕方がないんだが、一定の時が過ぎると
急速に熱情が醒めてしまい、心が離れていったから?
いや別に実体験とかそんなんでは無くてですねぇ

そういうんでは無く。
前エントリー(#135 2007年J2第52節 札幌2-1水戸)でも書きましたが、
第4クール・アウェイ湘南戦で心が折れてしまった事。
それが未だに負い目になっているからだと思います。
昇格記念本で1戦ごと振り返っていても、そのページだけ、読むスピードが落ちてしまいました。

あの時、何故、2失点目で座り込んで、試合終了まで立ち上がれなかったのか?
何故、顔を覆ってしまい、試合の残りを見る事が出来なかったのか?
TV観戦でしたが、2006年第4クールの湘南戦で
サッカーは何が起こるか分からない、途中で諦めてしまった人間に勝利を喜ぶ資格はない、と
思い知ったはずなのに、何故、一試合だけの結果で昇格を諦めてしまったのか?
何故、信じる事が出来なかったのか?

この時の思いをシーズン残りまで引きずっていました。
その後暫くして、チームは立ち直り4連勝、そしてドームでの京都戦、水戸戦。
草津戦(厚別)、徳島戦(ドーム)を除いて現地で見ていましたが
この時の「負い目」がトゲの様に引っ掛かったままで、心底、感情をむき出しにして
勝利の歓喜に身を預ける事は遂に出来ませんでした。
繰り返しになりますが、当然、勝って嬉しくない訳は有りません。
ただ、京都戦でも、石井のPKが決まって勝ち越してから追いつかれるまでの13分間、
ピッチ上での試合、サポの応援…ドーム内が全て、別世界の出来事の様に思えたのです。

この一年を振り返ると、良い事ばかりでは有りませんでした。

自分の様な心の弱い人間が、ゴール裏に居ていいのだろうか?
北海道に縁のない自分が何故コンサドーレ札幌を応援しているのか?
湘南戦で受けた「負い目」を克服出来るのか?
その答えは、自宅に居たままだと、きっと見つからない。

2008年J1開幕戦でお会いしましょう。
良いお年を!

















~~~~~~~以下、個人的備忘録~~~~~~~~~~~~
生観戦 リーグ戦48試合+天皇杯1試合中19試合(19試合)( )内は去年

11勝3分5敗    (7勝5分7敗)
23得点20失点  (21得点26失点)
遠征費トータル   375,045円   (322,930円)
1試合当たり    約19,739円   (約16,996円)
1勝当たり       34,095円   (約46,133円)
1ゴール当たり   16,306円    (約15,378円)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

※天皇杯観戦が無かった割には、遠征費の支出が高くなってしまった…
思うに、余計な出費が多かった。
○第10節ホーム 東京V戦 仕事で土曜日が潰れた為キャンセル    14,840円
○第23節アウェイ東京V戦  同じく仕事でバス出発時間に間に合わず   3,920円
○第26節ホーム 山形戦  決済後YMOライブ出演が決定した為キャンセル  10,070円
トータルすると3万円弱を無駄に払ってしまった事になりますorz

3番目は不可避だったとして、対策としては、
○会社稼働日の土曜はバーゲン割で購入しない(休めるかどうかギリギリまで流動的の為)
○一か八かのギャンブルで交通手段を決めない(常識では考えられない理由で間に合わない事もあり得る)

来年は、今までに比べて幾分か遠征しやすくなるのを期待しています!


post by ドミノス

17:55

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