2007年12月31日
早いもので、2007年がもうすぐ終わろうとしています。 最終節からまだ一ヶ月も経っていないだなんて、信じられません(笑) 改めて振り返ると、長い様であっという間だったシーズンでした。
今年は念願のJ1昇格、更にはJ2優勝という最高の結果を手にする事が出来ました。 それなのに、最終節の試合が終わった瞬間から今に至るまで、未だに実感が湧かないのです。 嬉しいのは勿論なのですが、心の底から自然とグワーッと感情が噴出する様な事は有りませんでした。 本当は喜びの余り号泣したかったのに。 早々と首位に立ち「これは行けるだろう」と思ってからではないか? 他サポの友人から、そう指摘されました。だが、ちょっと違います。 ギリギリでの勝利が多く、順位ほどの強さは感じられなかったからです。 長い間、遠くから憧れ続けていた対象がイザ自分の物になると、 最初は愛おしくて仕方がないんだが、一定の時が過ぎると 急速に熱情が醒めてしまい、心が離れていったから? いや別に実体験とかそんなんでは無くてですねぇ そういうんでは無く。 前エントリー(#135 2007年J2第52節 札幌2-1水戸)でも書きましたが、 第4クール・アウェイ湘南戦で心が折れてしまった事。 それが未だに負い目になっているからだと思います。 昇格記念本で1戦ごと振り返っていても、そのページだけ、読むスピードが落ちてしまいました。 あの時、何故、2失点目で座り込んで、試合終了まで立ち上がれなかったのか? 何故、顔を覆ってしまい、試合の残りを見る事が出来なかったのか? TV観戦でしたが、2006年第4クールの湘南戦で サッカーは何が起こるか分からない、途中で諦めてしまった人間に勝利を喜ぶ資格はない、と 思い知ったはずなのに、何故、一試合だけの結果で昇格を諦めてしまったのか? 何故、信じる事が出来なかったのか? この時の思いをシーズン残りまで引きずっていました。 その後暫くして、チームは立ち直り4連勝、そしてドームでの京都戦、水戸戦。 草津戦(厚別)、徳島戦(ドーム)を除いて現地で見ていましたが この時の「負い目」がトゲの様に引っ掛かったままで、心底、感情をむき出しにして 勝利の歓喜に身を預ける事は遂に出来ませんでした。 繰り返しになりますが、当然、勝って嬉しくない訳は有りません。 ただ、京都戦でも、石井のPKが決まって勝ち越してから追いつかれるまでの13分間、 ピッチ上での試合、サポの応援…ドーム内が全て、別世界の出来事の様に思えたのです。 この一年を振り返ると、良い事ばかりでは有りませんでした。 自分の様な心の弱い人間が、ゴール裏に居ていいのだろうか? 北海道に縁のない自分が何故コンサドーレ札幌を応援しているのか? 湘南戦で受けた「負い目」を克服出来るのか? その答えは、自宅に居たままだと、きっと見つからない。 2008年J1開幕戦でお会いしましょう。 良いお年を! ~~~~~~~以下、個人的備忘録~~~~~~~~~~~~ 生観戦 リーグ戦48試合+天皇杯1試合中19試合(19試合)( )内は去年 11勝3分5敗 (7勝5分7敗) 23得点20失点 (21得点26失点) 遠征費トータル 375,045円 (322,930円) 1試合当たり 約19,739円 (約16,996円) 1勝当たり 34,095円 (約46,133円) 1ゴール当たり 16,306円 (約15,378円) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ※天皇杯観戦が無かった割には、遠征費の支出が高くなってしまった… 思うに、余計な出費が多かった。 ○第10節ホーム 東京V戦 仕事で土曜日が潰れた為キャンセル 14,840円 ○第23節アウェイ東京V戦 同じく仕事でバス出発時間に間に合わず 3,920円 ○第26節ホーム 山形戦 決済後YMOライブ出演が決定した為キャンセル 10,070円 トータルすると3万円弱を無駄に払ってしまった事になりますorz 3番目は不可避だったとして、対策としては、 ○会社稼働日の土曜はバーゲン割で購入しない(休めるかどうかギリギリまで流動的の為) ○一か八かのギャンブルで交通手段を決めない(常識では考えられない理由で間に合わない事もあり得る) 来年は、今までに比べて幾分か遠征しやすくなるのを期待しています!
プロフィール
dominos:1970年11月16日大阪府生まれ。親や自身の転勤により東京~広島~福岡を転々とする。大学卒業直前に初めて北海道を旅してその魅力にハマる。何回目かの旅行でたまたま訪れた厚別開幕戦。目の前で観たY瀬のVゴールにやられて以来サポーター道へまっしぐら。議論は苦手だしサッカー眼はないが、行ける限りスタジアムへ足を運んで声援を送り続ける。現在は大阪府在住。いわゆる「元・ソダンゲーフラの中の人」
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