感謝、感激、感動の大沼だんご物語

2009年07月20日

まもなく孫が来て海へ行くので、それまで書けるところまで。

昨日のSL大沼号車中で、娘に約束した大沼だんごを買おうとしたらタッチの差で売り切れ完売。残念。

車中で知り合いの嶋○さんに「買えませんでした」と話をしておりました。

で、汽車が大沼公園に着くところで「3分停車です」とのアナウンス。

列車を出て改札へ行って聞いたら「1分遅れで来てるから、2分しか止まらないので無理だね」と言われ断念。

そこで降りてもう1泊する嶋○さんご一行に「だめ、買えなかった」と報告して「良い旅が続きますように」とお別れ。

そして、汽笛を鳴らし、動き出した時、ホームの柵の向こうから、大沼だんごを掲げ、進行方向を指し示す必死の姿の人がいた。なにかしら、こちらに向かって訴えかけようとしている。

「えー、何だろう?」と私は思いながらも、多分嶋○さんのご一行の一人が「大沼だんごを買いに走ったけど、渡すのが間に合わなかった」と言いたかっただろう、と推測した。すみません。

だが、次の駅で全く予想外の展開に発展することとなるのだ。続く。

あ、まだ、孫、来ないので続けよう。

「いやあ、申し訳なかったねえ」とCVSの旅行仲間と語り合いながら次の五稜郭駅に止まったところ、

なんとさっきの人が大沼だんごを持ってホームにいるではないか!

びっくり仰天して、ホームに駆け下りて「ありがとうございます。おいくらですか?」

「370円」

400円お渡しして「お釣りはいいです。ありがとうございました」と車内に駆け込んで、みんなで「車で追っかけてくれたんだね」と話し、ホームにいる一団、それはその恩人を含む嶋○さん御一行であろうと、手を振りかけると、なんと!

そのご一行は嶋○さんご一行ではない

そりゃ、そうだよな。嶋○さんご一行は大沼公園で降りてるわけだから。

そこからが、全員、???????が頭の中を駆け巡る。

新たにわかったことは、私の向かいに座っていた緑○さんが、大沼公園のホームでその人に、大沼だんごを買えない、ということを言ったのだった。

しかし、ホームの外の柵から進行方向を指差して、何か叫んでいる時は、緑○さんは、「その人が私の知り合いだ」と思っていた。

いざ、だんごをもらってから、その人が誰の知り合いでもないことが判明。

どうやら、「うちの娘を五稜郭駅に迎えに行くからそこで、このだんごを渡せるぞ」と言っていたらしいことが推測された。

いくら、蒸気機関車でゆっくり走るとは言え、車で(推測。もしかしたらヘリコプター)追いかけてくれてだんごを渡してくれた。このあまりにもドラマチックなできごと。これからじっくり、だんごの味をを一族でかみしめたいです。

もし、コンササポがらみで、このブログをみていただいていましたら、この感動的な怪事件ならぬ、快事件を解明すべく、どなたであったか、教えていただけると幸いです。

あまりにも色々あった旅行でした。

そのほかの色々はまた、今度。


post by yordel1

09:21

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