勝ちたい、もっと勝ちたい、もっともっと勝ちたい

2009年05月15日

かれこれ10年以上濃ゆいサポをしてるけど、
その中でも、ヤンツーサッカーは…小難しい話は抜きにして、
とにかく、やたらと印象に残ってるのよね。

でも、冷静に考えると、全然勝てなかったわけで。

よく比較された三浦サッカーは、J1の年はともかく
07年は…それまでの年に比べたらべらぼうに勝った。
でも、あんまり勝った印象が無くて。

好みの部分

その辺りのマニアックな話を引き出すとキリが無いし、
それを語りたいわけじゃなく。

今、ワタシ達が目にしているノブリンサッカーは、
あと何年か経った時、どんな印象として受け止めてるのかなぁ。
…と、ぼんやり考えるのよ。

いわゆる攻撃的なサッカーなのかもしれないけれど、
ヤンツーサッカーより、かなり堅実で現実的だと思うのね。

守備を捨てて攻撃に多くを費やす
という、まあかなり乱暴に表現してしまうとこうなるヤンツーサッカーとは
根本的に何かが違うと。

前からのプレスは絶対的な生命線で、
中盤での激しいチェックという地道で辛い作業を90分間できるようになってこそ
今のノブリンサッカーの目指すところに行けるんだろうなと思う。

徳島戦は、2点取った時点で「ヤバイかも」と、
言葉どおりの悪い印象で見てて。
その予感は当たってしまい、結果はあの同点だったわけだけど。

2点差がつくたびに、力を抜いているように見える。
プレスが全然かからなくなって、
前線のプレスあってこそ高く保つ最終ラインが生きるのに、
そのプレスが弱まる=長いボールを蹴られるだけで見事に裏を取られまくる、と。

や、今更徳島戦を語りたいんじゃなくて…
なんていうかこう…
今のサッカーは、見ていてそこそこ楽しめるし、
守備の上に攻撃が成り立っているのがわかる。すっごく堅実だなぁ、と。
でも、失点が多いのも事実。

…ただ、結果はついてきている。

そこで、思うのよ。
「あそこで我慢して走ることができれば、本当の意味で気持ちよい勝利なのに」
「課題は毎試合あって当たり前だけど、その量をもっと明確に縮めていきたい」
「おもしろい。だからこそ、生命線のプレスと、素朴に”最後まで走って”勝利をつかみたい」
などなど。

…とどのつまり、もっと勝ちたいって事なんすけど(笑)。

完成形なんて、この1年でたどり着けるはずもないんだけど、
でもなんかこう、集中していれば掴める喜び、は
確実に掴み取って行きたいって。
もっともっと、もーーーっと勝ちたいって。

現実的な能力の差が泣くほどあるならば、仕方ない。
でも、そんなチームは良い意味でも悪い意味でもないって思うんだ。

だからこそ、走ることで…集中を切らさないことで掴める勝ち点ならば、
それは、シビアに取って行きたい。勝ちたい。

すっごく思う。

さー明日は、初対戦の岐阜。
辛い時間にも選手が走りぬけるように、集中できるように
熱く熱く応援するぞー。


post by なべみわ。

23:38

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