色んな想いがずーっとないまぜだったのですわ。
・・・このエントリは、昨日の夕方からずっと何時間も考えていて
上手く表現できるように温めていたものです（笑）。

きっちり整理して書いてみますよ。

…まず来るのがこれ。
『今のサッカーはどう見てもおもしろくないでしょう』てこと（笑）。
守備的でおもしろい♪って人もいるかもだけど…
いずれにしろ、個人の主観の問題であって、
感想をストレートに語るのは悪いことじゃない。

そして、おもしろくないとワタシ個人は確かに思ってるけれど
だからと言って、悲観的に嘆いてるわけでもない。
ヤンツーサッカーを盲目的に偶像化してるわけでもない。
そして三浦さんが嫌いなわけでもない。
冷静にサッカーとして見て行く…ずっとここにもそう書いてる。

じゃぁ、この閉塞感というか、すっきりしないというか
素直に勝っても喜べないのはなんでだろう？
カウンターサッカーだから？
そのサッカーが嫌いだから？
…いや、そういう問題じゃないんだよねぇ。

『今やってる事は３年間積み上げて来たものへ更に積み上げる作業だ』
てのはよく耳にする言葉だけれど…
ならば、それを安心して信じる上での『根拠』って何だろう？

その部分がわからないから不安だったのですよ。

だって、単純に目の前の試合を見たらですよ？
今までと全く違うサッカーがいきなり始まって
相手チームの監督やサッカー雑誌やジャーナリストに
『札幌は、長いパスを多用する、堅守から速攻を狙うカウンター型のチーム』という形容をされまくってですよ？
個人的にはそれがすごく嫌で嫌でたまらなかったし。
（ここは大きく個人差があると思うけど）。
んが、いかんせん勝てるもんだから（勝てるサッカーだから）、
勝てば官軍とか堂々と言う人も続出するし（笑）。


今のサッカーが
『自分が思い描く札幌の未来にちゃんと通じる道をたどって』いて
『ずっと続くものではなく、去年まで足りなかった部分を埋める為の過程のひとつだ』
そう信じるに足りる根拠を示してくれさえすれば、余裕で信じて応援できる。
…去年までのチームを、あんなに負けても尚、全く揺るがず応援できたように。

それが…その根拠って物が見つからなかったもんだから…
なんだか不安で押しつぶされそうになってたのよね。
『ワタシ、このチームが好き…だから信じるぅ！！』
ってな可愛い発想は、可愛くないワタシにはちと無理でして（笑）。

でも。

その『根拠』とか『シルシ』となる部分を仲間が教えてくれたのよね。

一応貼っておきますよ（いいよね？おふたり）
http://sapporista.com/2007/03/post_196.html
http://sasakei.seesaa.net/article/37025320.html#more


年末の時は、天皇杯の遠征と遠征のちょうど間で風邪を引いてて行けなかったのと
春のサポ集会は、働いていて出られなかったのと。

議事録はとりあえず読んでいたけれど、
これらのエントリでそれプラスαの部分を教えてもらえて、かなり気持ちが楽になった。
今を信じるための『根拠』をもらえた感じ。



重複になるけれど、おもしろくないと思うならそれでいいと思う。
ただ、そこで終わらず、ちゃんと見守るということが大切かなって。

勝ったぜわーいわーいバンザーイ！！
だけではなくて、個々人が各々の感想を持てるようになった…
しかも『大好きなチーム』が勝ってるのに素直に喜ぶ事を阻害する…
そんな“冷静さ”までを、もてるようになったと言う見方もできる。

これって何気にすごい事だと思う。

冷静な見地の上に、熱い熱い応援。そんな札幌になりたい。