今日の1冊。-その6-

2009年01月24日

稀に本と出会うことがあります。

何気なく手に取った1冊をぱらぱらとめくったとき
『これ好きだ』。


立川談春『赤めだか』。

落語家・立川談春さんの入門から真打昇進までのエッセイというか自伝。
師匠が立川談志さんなので破天荒ちゃあ破天荒。
修行そのものが私の生活から離れすぎていて
小説を読んでいるような、落語の根多のような、
錯覚をしそうになります。

今も受け継がれている義理・人情はもちろん人生訓まで。
最後はほろりと涙がこぼれた。


現実は小説より奇なりなのである。



談春師匠、このかたのトリビュートアルバムであの名作を演じています。
前代未聞…でしょ。


この記事に対するコメント一覧

ニセユーミン

Re:今日の1冊。-その6-

2009-01-28 18:38

わかります。本に出会う!という感覚。 私の場合、本に呼ばれる!という方が近いかも。 極端な時は、表紙から直感的に「読むべし!」オーラを感じて、 実際、読むと必ずハマる!外れた事がありません。 いやー、そのうち、ナマの落語を聞きに行きたい私。 とくに歌丸師匠!!

kode

Re:今日の1冊。-その6-

2009-02-01 21:47

>ニセユーミンさん 買って読んでいない本っていうのもあります。 書評より直感がいいようです。 最近、落語会が札幌でも増えてきてるよ。 ぜひ行ってみてください。

コメントする