ヴィエリのブラジル移籍からコンサドーレのクラブ運営を考える②

2009年10月30日

『ボタフォゴFC』は地域リーグの一部とはいえ、詳細の説明は省きますが、
日本とは違い、ブラジル選手権一部の強豪チームも所属しており、
メディアに全く注目されていないというわけではない。



コンサドーレのスカウトは、
助っ人の当たり外れが多いので評価は賛否両論だろうが、
かなり優秀な選手がコンサドーレから巣立っていることを考えれば、優秀なほうだろう。


それにしても、チームがJ1昇格を逃したり、1年でJ2に降格したりなど、
勝ちきれない理由の一つとして、選手の質の問題であることは否めない。

実際、三浦前監督もJ1昇格を決めた時、補強を重要視し、
フロントに訴えていたことをよく記憶している。



少ないお金でいかに満足できる補強を行うか・・・・。



今のコンサドーレのブラジル人補強は、
提携チームであるバイーア・ヴィトリアからの獲得が比較的多い。
理由は単純、きっと安いからだろう。

ダヴィみたいに優秀な選手もいれば、
現在もヴィトリアにいるエジソンとか、イタカレみたいに
活躍できずにコンサドーレを去る選手もいる。


確かに補強は有名な選手を取れば、活躍してくれるという保証はない。
リネカーとか、イルハンみたいな例もあるわけで。


それにしても、
クラブ運営、あるいはチーム強化においては
有力な人脈の確保が、育成とともにかなり重要と考えている。

思うに、コンサの補強ルートはかなり限定されていると思う。
コンタクトのある代理人も限定され、ブラジル人補強から抜け出せず、
今のフロントは補強にかなり保守的になっているだろう。



例えば、琉球FCがトルシエを総監督として迎えた人脈は、
結果はどうあれ画期的だったし、世間が注目した。

人のネットワーク構築が非常に重要だ。


出来レースと言われているが、
やはり東京がオリンピック候補地に名乗りを挙げたが負けたのも、
ロビー活動の弱さと、人脈のなさは明白だった。
150億円かけた結果があれなのだ。




ヴィエリがどうしてブラジルの地域リーグへの移籍を決めたのか?!



決してお金だけじゃない、人の心をつかむのは。。。


post by コンサリスタ

00:24

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