2006年08月30日
ずいぶん、前の話になってしまうが、 トヨタカップの出場権をかけた行われたリベルタドーレス杯の決勝。 ひいきのFCサンパウロが負けてしまい、 インテルナショナル(リオグランドスール州ポルトアレグレ)の出場が決まった。 ズバリショックだった! 初戦のホームで2-1で敗れたものの、勝ちを信じてやまなかっただけに。 結果はアウェー(インテルのホーム)で2-2だった。 それにしても、あの発煙筒の量には驚いた。 テレビ観戦をしていたが、時間が経つにつれ、 テレビ画面から徐々に選手が白い煙の中へ消えていく。 ボールなんて、一瞬薄い煙の陰にサッとあらわれる程度。 もちろん試合は、一時中断された。 サンパウロでは絶対ありえない。あの量は尋常ではない。 インテルのサポーターはちょっくら過激かもしれない。 そんな過激なサポーターは、日本へ大勢行くのでは言われている。 なぜなら、ドイツ系、イタリア系、ロシア系ユダヤ人など ヨーロッパ系の移民が多いホームであるポルトアレグレには、 他州と比較しても裕福な地域だからだ。 しかし、そんなインテルもトヨタカップ優勝に黄色信号が点っている。 現段階で、リベルタドーレスの決勝時点でいた主力選手四人が ドイツ、フランス、スペインなどヨーロッパチームへ移籍したからだ。 それも、リベルタドーレスを待たずにである。 だから、12月のインテルはだいぶ戦力を落としている。 サポーターは勝利を信じつつ、勝利への疑問を感じている。 それでも、インテル軍団が、赤主体のユニフォームを身につけ 日本を闊歩するところを今から楽しみにしているのだが。
プロフィール
札幌出身。現在、ブラジル在住。コンサは1998年から。浮き沈みの激しいチームに嫌気もさすが、なぜか憎めず。コンサについてはネットを駆使して情報収集。特別サッカーに詳しいわけではないが、好きなのは間違いない。最近、仕事が落ち着き、現地で新たに週一のサッカーができるグループを探している。
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