2006年05月30日
昨日届いたDVDの中から『イングランドプレミアリーグベストシーン100』を紹介します。 プレミアリーグはスペインのリーガエスパニョーラ、イタリアのセリエAと並んで世界3大リーグと称される人気・実力ともにトップクラスのリーグです。 そのプレミアリーグが始まったのが92/93シーズンから。 スタート以来ファンを魅了してきたプレミアの中から印象的なシーンを100ピックアップして紹介しているのがこちらのDVDです。
私は3大リーグの中でもプレミアが一番好きです。 Arsenalがあるからというのももちろんなんですが、一番の魅力はフェアプレー精神が選手、サポーターにも浸透していることです。 イングランドの人々が最も重視しているのがこのフェアプレーです。 これが無い選手はどんなにスーパーな選手でも認められません。
このDVDの中でも最も印象的なシーンの主役パオロ・ディカーニオについてお話ししましょう。 パオロ・ディカーニオはイタリアはローマの出身で少年時代から熱烈なラツィアーレ(ラツィオサポーター)として育ちました。 少年時代の夢を叶えてラツィオに入団し、その後ユベントスやミランなどにも所属しましたが代表入りは一度もなく、国際経験にも乏しい選手ですがその激しい気性と問題行動で有名な選手です。昨年もローマダービーでファシズムを連想させる敬礼をしたことで話題になりました。 そんな彼がイングランドはウェストハムにやって来た当初は中々サポーターから受け入れてもらえませんでした。 そんな彼が一気にイングランドの人々を虜にしたのが00/01シーズンのエバートン戦でした。 試合中エバートンのGKがペナルティエリアを飛び出してボールを処理しようとした時、思いっきり足をひねり、その場にうずくまって動けなくなってしまいました。 ウェストハムの選手はGKには構わずクロスをディカーニオに合わせました。 全ての人が息をのんで見守る中、ディカーニオは思いも寄らない行動にでました。 彼はクロスをそのままキャッチしたのです。 そしてすぐにGKを治療するように促しました。 イングランド人はこのプレーで一気に彼の虜になりました。 今でこそ相手チームの選手が負傷していたらボールを外にだすのは、暗黙の了解となっていますが(たまに悪用している選手もみかけますが)当時は画期的なことでした。 ましてやそれをやったのがイタリア人というのが、イングランド人には信じられなかったようです。 彼はこのプレーで2001年のFIFAフェアプレー賞を受賞しました。 彼はインタビューの中で『イングランドだからできたことだ。もしイタリアでやっていたら・・・サポーターに半殺しにされていただろう(笑)』と語っています。 イングランドでは例え味方でもシュミレーションは嫌われます。 人を欺く様なプレーは徹底的に非難されます。それが例えルーニーやベッカムでもです。 しかしフェアなプレーには敵味方関係なく惜しみない拍手が送られます。 これはスペイン、イタリア等のラテンの国々はない文化です。 その文化をいつまでも大事に今後もプレミアリーグを発展させて行ってもらいたいと思います。 札幌の選手にもこうあって欲しいと私は思いますが、『イヤイヤやっぱりずるいことをしても勝たなきゃダメだよ。プロなんだから』と思う方もいらっしゃるでしょう。 北海道人の気質はどちらでしょうね?
2006年05月29日
『なんのこっちゃ?』 と言われそうですが(苦笑) 以前にAmazonで予約していた本、DVDが今日一気に届きました。本が1冊にDVDが4本です。全てサッカー関係です。えぇそうです、サッカーバカです。通常『発送しましたメール』が来るんだが、今回は来なかった。 なぜだろう?謎だ。
という訳で今日一日で大変な出費をするハメになってしまったわけですがその中からまずはこちら。 金子達仁さんのエッセイ集『すべては、あの日から。』 代表作『決戦前夜』にも度々出てくる赤坂の串焼き屋での話から始まり、バルセロナでの修行時代、そして10.26へ。 リーガエスパニョーラがJSPORTSで放送されていた頃は金子さんと倉敷さんの掛け合いは名物のひとつでした。今年はWOWOWの3年契約が切れる年です。是非J SPORTSが放映権を取り戻してくれることを期待します。 ただこの金子さんプレミアリーグに関しては結構いい加減なことを言うのでご注意を(笑) 前出の『決戦前夜』を読まれていない方には分かりませんが、一時期話題になった赤坂の串焼き屋の名前も遂に本文で明かされております。 今度行ってみたいなぁ~と思いますが、かなり高そう。 後は奥様の八塩圭子アナウンサーとの出会いもこの串焼き屋だったそうです。 どうでも良い話ですが正月にロンドンに観戦に行った時ヒースロー空港でお二人をみかけました。奥様はテレビで見るよりスレンダーで知的な雰囲気を漂わせており、金子さんはみるたびに痩せていっているのが印象的でした。ホントにどうでもイイ話ですね。(苦笑) 失礼しました。
2006年05月28日
柏 2-1 札幌 悪いゲームではなかった。 特に前半。 何度もみているパターンから失点すると、初めてみると言っていい様な砂川選手のビューティフルハーフボレーで同点。相川選手の体を張った落としもgood! ただ前半は札幌のゲームだったと思う。西谷選手は寝ていたがwww でも同点に追いついたその後が続かない。
後半も首位チームを相手に良く戦っていたと思うが初めて与えたコーナーから失点。 そのまま2-1で終了。 柳下監督が失点場面に関して『あれはボールもヘディングも素晴らしかった。しょうがない』と言っていた。 確かにボールの質は非常に高かったし、ヘディングも見事だった。 が、岡山に合わせてくるのはまず間違いないという状況だったのに対峙する曽田選手がほとんどジャンプも出来ずに競り負けている状況はどうなのだろう? もう一枚フリーマンを置いてボールにいかせるとか、二人で岡山を挟み込むとか出来なかったのだろうかという疑問がおこる。 前節までの柏のセットプレーのやり方を観ているとなおさらそう思ってしまう。 それとも一番ヘディングの強い曽田選手が1対1でやられたらしょうがないということなのか? セットプレーからの失点パターンが同じで工夫がないのが気になる。 1位と10位のゲームにはみえなかったが、ちょっとしたボール際での厳しさ、早さが足りない。1失点目にしても体を寄せて振り向かせないようにしてボールを戻させるかサイドに追い込んで遅らせる又はファウルで流れを切る。 そんなことは素人に言われるまでもなく分かっていることだろう。 でも出来ない。それがことごとく失点に繋がってしまっている。 逆に言うとそういう所をキチンと得点に結びつけるのが首位チームの強さなのだろう。 なんと言っても得点を決めたのは左サイドバックの大谷なのだ。 あそこまで上がってヘディングシュートを決める積極性。例えシュートが外れていたとしても見事なプレーだったと思う。 守る側からすると後ろから飛び込まれるとどうしても捕まえきれない。 そこをついた見事な得点だったと思う。 と同時に今の札幌に欠けているプレーを見せてくれたように思う。 これで8試合連続勝ち星なし。かなり落ちてますねぇ~。 昨日の試合は悪い流れを変えるイイきっかけになると期待していたのですが。
そんなふうに感じながらトップの試合を観た翌日サテライトの試合を観に行ってきました。 お天気は生憎の雨ながら結構なお客さんが集まっておりました。 入口で笹姐さんと遭遇。 確か昨日柏に行っていた筈だが・・・ホントに好きですな試合の方は1-3の敗戦だったわけですが、前半を観ている限りではJ1首位のチームとJ210位のチームのサテライトの試合にはみえませんでした。 が、前半ロスタイムどこかでみた様な形のコーナーキックから失点。 後半もGK,DFのミスから失点し、0-3。85分過ぎに岡田選手が得点し1-3で終了。 気になった選手 ・関選手・・・当然だがこのレベルではかなり目立っていた。もっと勝負できるのでは? ・金子選手・・・体を張ったプレーで中盤を引き締めていた。出番近いか? ・西選手・・・女の子の様な線の細さだが思ったよりあたり負けしない強さがあることを発 見。意外性あるプレーをバイタルエリア付近で度々見せてくれた。また観た い。 ・石井選手・・・イイ動き出しをするがボールが出てこない。あれを感じることが出来そう なのは西谷選手と上里選手か? イタタタな選手 ・阿部選手・・・パンチングの精度が低すぎる。あまり実践の経験を積む機会がないので生 きたボールを扱う機会がないのは分かるが、折角高原選手に取ってかわる チャンスなのにこれではムリだろう。 ・藤田選手・・・最近プレーが小さくなっている気がする。折角のスピードが全く活かされ ていない。まずは縦への勝負。今はそれだけで良いのでは?プレーに迷い というか思い切りが感じられない。今からプレーの幅を狭めていたら目標 の海外移籍、日本代表入りなど夢のまた夢ですよ? 良かった選手 ・岡田選手・・・得点を入れたからではありません。入れていなくても今日来たサポーター に最も支持されたのは彼でしょう。なぜか?おそらく彼のひたむきな姿勢 がその原因ではないでしょうか?そしてそれが今の札幌に最も欠けている 要素のような気がします。もっと言えば危機感。彼はその危機感を持って プレーしている様にみえます。このままいけば彼は来年は札幌にはいない でしょう。その気持ちがプレーに表れているのではないでしょうか? 『そんなことはない。俺たちだって危機感を持ってひたむきにやってる』と選手は言うでしょう。ただ残念ながらその姿勢が伝わってこないのも事実です。少なくとも私はそう思ってます。そして目に見える形でその姿勢をサポーターに伝えることが出来なければいずれサポーターは離れて行ってしまうのではないでしょうか? 勝ち負けよりも戦っていない選手というのが一番観たくない。 この日の岡田選手を観て改めて思いました。
2006年05月25日
18日(試合翌日)
午前中は不貞寝。
お昼になって昼食をとりに繰り出す。
今日は何をしようか?
勝利していれば今頃はロンドンでパレードだったのだが・・・
ずっとホテルでぼーっとしているのもなんなんでセーヌ川の遊覧船に乗りに行くことにした。 メトロを乗り継いでセーヌ川のほとりにやってきました。 エッフェル塔をバックにして撮影です。 なかなか気持ちのイイ天気です。 エッフェル塔の下が乗り場になっておりそこから出発です! 国立博物館です。 素敵な建物ですね。 ノートルダム寺院です。 セーヌ川のほとりでダンスの練習・・・と思いきや太極拳です。(笑) これはちょっとウケました。他の人も船から写真取りまくりでした。
この後エッフェル塔まで行きましたがあまりの人の多さに上まで昇るのは断念。 また次回にします。 公園で一休みしてホテルに戻り、この日は中華を食べに行きました。 明日は午前の便で帰国ですので朝起きて朝食後すぐに空港に向かって出発です。
19日
帰国です。
流石に3泊5日の旅だとあっという間でした。
空港まで行き搭乗手続きを済ませ、飛行機に乗り込みます。
成田に到着するのは日付が変わって20日の6:30
そこからさらに千歳行きに乗り換えて会社に戻れるのは14:00くらいでしょうか?
長いなぁ~
20日
6:30成田着
hanaiさん、nagaoさんとはここでお別れです。
色々ありましたが、また是非ご一緒したいです。
次はEmirates Stadiumかな?それともAtheneかな?
千歳行きの便は10:30なので相当時間が余っている。
とりあえずネットでArsenal.comをチェックする。
真っ先に飛び込んできたのは
『Thierry Henry4年の契約延長に同意』というビックニュース
"ファイナルでの敗戦で心を決めた。これが最後の契約だ"
これで来シーズン以降もアンリはアーセナルでプレーすることが決まった。
ファイナルでの敗戦の悔しさを忘れさせてくれるウレシいニュースだった。
さらに昨日になってボルシアドルトムントのロシツキー獲得というニュースも入ってきた。
てっきりアトレティコマドリーに行くんだと思っていたのでこちらもウレシいニュースだ。
あと一人か二人。来シーズンに向けての補強も順調に進んでいるようだ。
願わくばまた来シーズンもファイナルでバルサと・・・というのは欲張り過ぎですね(苦笑)
Fin
2006年05月24日
ハーフタイム 早くもビールを大量にあおっているGooner達はお祭り騒ぎだ。 One nero to the Arsenal♪ One nero to the Arsenal♪ One nero to the Arsenal♪ One nero to the Arsenal♪ 『まだ早いっつ~の!』日本語でツッコんでみましたが見事に無視されました(笑)
後半開始 もっとも出て来て欲しくない選手が出てきました。 イニエスタです。 スタメンじゃなかったので安心しておりましたがケガではなかったようですね。 おとなしく座っててくれればいいのに・・・ まだあまりメジャーではないかもしれませんがものすごい選手になると私は思ってます。 ヘタをするとグアルディオラよりもすごい選手になるかも・・・ 静かな立ち上がりでしたがボールはアンカーのイニエスタを経由して左右にキレイに散らされます。心なしかアーセナルのディフェンスラインが前半よりも低くなってきました。 60分。これまた出て来て欲しくない選手が入ってきました。 この試合を最後にスウェーデンに帰国するラーションです。 ただでさえ押し込まれて低くなっているディフェンスラインがさらにゴールに近い位置まで押し込まれてしまうポストプレーのうまさがあります。 案の定ディフェンスラインはズルズルと後退し、アーセナルの選手全員がピッチの4分の1のスペースに押し込められています。 ここまで押し込まれてしまうと例えボールを奪ってもなかなか前までつなぐことは難しいです。 ましてや10人でそれをこなすのは非常に厳しい。 途中リュングベリの頑張りでカウンターを仕掛けたり、アンリが持ち込んだりで単発的にチャンスは作りますが中々得点のにおいはしません。 69分 久しぶりに高い位置まで進出したジウベウトが相手ボールを奪いフレブへ。 フレブはマークにアンリのマークについていたプジョルのステップの逆をついて抜群のタイミングでアンリにパスを通す!!! 一斉に立ち上がるGooner達。 GKと1対1だ。マルケスも遅れている。 シュート!!! ・・・惜しくもシュートはバルデスの正面。バルデスが体を倒すタイミングはかなり早かったが見事にギャンブルが当たった。 これが決まっていればそのままアーセナルが勝利していただろう。 前半2分のチャンスに続いてアンリが決定的なチャンスを2本も外すのは珍しい。 ただこのシュートは打つ前から入りそうな感じはしなかった。 アンリが相当消耗していたからだ。あんなに消耗したアンリを観たのはいつ以来だろう? もしかしたら初めてかもしれない。 画面には映っていなかったが腰に手を当てて、ほとんどボールを追うことも出来ない状態が続いていた。 やはりバルサを相手に10人で50分以上戦ってきている疲労がでているのだ。 76分 950分守り続けてきた無失点記録が遂に敗られた。 イニエスタからの楔のボールをラーションが落とし、ディフェンスラインの裏側に抜け出したエトーがゴール!シュートも上手かったがラーションのポストも抜群だった。 見事な得点だったと思う。 その時には全く気付かなかったが(逆サイドだったため)このゴールはオフサイドだった。 ビデオを観ると確かにそうだ。だが副審からは見えなかったのだろう。 ラーションが触ったかどうかも分かりづらかったのだと思う。 あとエトーが猛烈なスピードで走り込んできていた為、なおさら判断がつかなかったのだと思う。悔しいが仕方がない。こういうことはある。ベンゲル監督はかなり怒っていたが・・・(当然だろう) ただ試合を考えたとき、この1点でアーセナルの勝ちはなくなったと思う。 それぐらい皆が消耗していた。特にアンリは足を引きずりながらプレーしており、前線からのチェイシング等は皆無と言っても良かった。 81分 ベレッチ、ラーションのパス交換からベレッチのゴール!!! この時間になると足が動かない選手が多かった。 ラーションからベレッチへのパスにしてもあと少しの所でコールの目の前を通っていった。 ここまで10人で良く頑張ったが、残り9分で得点を期待出来る要素は極めて乏しいと言わざるを得ない状況であった。 83分 フレブに代えてレジェスを投入する。 もう得点を奪える可能性のある選手は彼のみと言っても良いだろう。 そのレジェスも見せ場がなく試合終了。 2-1でバルサが92年以来2度目のBIG EAR獲得となった。
あんな早い時間帯に退場者が出たゲームの割には好ゲームだったと思う。 ゲームが壊れなかったのは幸いだった。 ただやはり11対11のゲームが観たかった。そこが非常に悔やまれる。 この日のバルサはマルケス、プジョル、オレゲル、エジミウソンらの調子は決して良くなかった。むしろ悪い方だったと思う。 前半の18分までを観ていてもそれは明らかだった。 なのでなおさらあの判定には悔いが残る。 ジュリのゴールを認めてそのまま11対11で続行。そうして欲しかった。 試合の2日後主審は誤審を認める発言をした。 『早く笛を吹きすぎてしまった。アドバンテージでゴールを認めるべきだった』と。 そんなことはいまさら言って欲しくないし、そんなことを言う主審が次回ピッチで選手達から信頼されるだろうか?ムリだろう。 『あいつだったらプレッシャーかければチョロイぜ』と思われるのではないだろうか? 試合に負けたことよりもそういった出来事が残念なファイナルだった。 スタッドドゥフランスからの帰りのメトロは大混雑。 バルササポーターは大騒ぎだ。 試合後凱旋門に行って皆で喜びを分かち合いたいと思っていたがそれは彼らに譲ろう。 ホテル近くの駅に辿り着いたのがもう日付が変わって0:30頃だった。 昼を食べたっきりで何も食べていないことに今更気付いたがさすがにもうお店は閉まっていた。 がホテル近くの公園でケバブを売っているのを発見し、かぶりつく。 その公園にもたくさんのバルササポーターがいて騒いでいた。 ホテルに向かってとぼとぼと歩いている時に一人のバルササポーターと目が合った。 手を差し出しながら 私 『Congratulations!』 彼 『Thank you! See you next year at Athene!』 そ~か来年のファイナルはアテネか。こいつまたファイナルまで行くつもりかよ(苦笑) またBarca vs Arsenalで今度こそ11対11のゲームが観たいなぁ~ もしそ~だったら・・・また行っちゃうんだろうなぁ~(苦笑)
2006年05月23日
キックオフから2分。 アンリがいきなり素晴らしいトラップから抜け出してシュート。 ビクトルバルデスがこれまた素晴らしい飛びだしでストップ。コーナーへ そのコーナーからアンリがシュート。バルデスがパンチングではじき出す。 前日の記者会見でベンゲル監督が『オープンな打ち合いで点の取り合いになるだろう。期待していて欲しい』と話していた。 まさにその言葉を裏付ける様な積極性だ。 うちのゲームの入り方は文句なし。 素晴らしい展開が期待出来そうだ。
素晴らしい入り方をしたアーセナルはその後もゲームを支配する。
バルサの厳しいプレッシングをかいくぐってセスク、ピレス、リュングベリらが軽快にボールを回していく。
対するバルサはマルケス、オレゲルらがゲームに入りきれていない印象。
ベレッチではアンリに裏のスペースをつかれてしまうという判断からのオレゲル起用なのだろうが、フィットしていない印象。うちとしては大歓迎。
あとマルケスもいまいち。
対峙するのがアンリなだけにこちらも期待大。
10分過ぎから徐々にバルサも盛り返してくる。
マルケス、エジミウソンからのロングフィードがきっちりジュリにおさまる。
ジュリはフランス代表からは漏れてしまったがこの試合に対するモチベーションは相当高いようだ。
モナコ時代にファイナルで負傷退場した思い出があるのでそれも当然だろう。
要注意だ。
なんてことを思っていたらロナウジーニョからエトーに糸を引く様なスルーパス。
レーマンが抜群のタイミングで飛び出すがエトーを引っ掛けて倒してしまう。
そのボールをジュリがゴールに蹴り込んだ。
『ゴールか?』『いや、でも・・・』
選手達の様子がおかしい。どうやらレフェリーはレーマンのプレーに笛を吹いていたようだ。全く聞こえなかった。
ということはPK?でも微妙に外だった様な?
審判の判定は・・・一発レッド!!!
『まじで?!』『そりゃ~ね~だろ~よ!』
判定は間違いではない。故意ではないが、得点機会阻止ということで退場でも間違いではない。でもそれはない。流してジュリが押し込んで1-0。レーマンにはイエローで十分だ。
なぜわざわざゲームを壊す様なことをするのだろう?
理解に苦しむ。そもそも笛を吹くのが早すぎる。双方に取ってデメリットしかない。
とはいえ一度下ってしまった判定は覆らない。
レーマン退場。
ピレスOUT アルムニアIN
残り72分を10対11で戦わなければならない。
ピレスはフランス代表からも漏れ、この試合は相当気合いが入っていた。
この試合を最後にもしかしたらスペインに移籍してしまうかもしれない。
その最後の試合がこんな終わり方だと思うと泣けてきた。
でも泣いている場合ではない。しっかり応援しないと。
FKはロナウジーニョのきわどいシュートがポストをかすめるようにして外れた。
まずは一安心。
ただ残り70分以上を10人というのは相当ツライ。
他のチームならどうってことはないのだが、今日の相手はバルサだ。ホントに厳しい。
18分以降はゲームプランを完全なカウンター狙いに切り替えたようだ。 ・・・当たり前だ。バルサ相手に一人少ない状態で打ち合いを臨むのは◯◯のすることだ。 ただこの『カウンター狙い』中々どうして悪くない。 10人ということで開き直ったかしっかり守って効果的なカウンターを繰り出せている。 特に右サイドバックのエブエ。左のアシュリーコールがジュリに押し込まれていた為得意のオーバーラップをしかけることが出来ない。 代わりにエブエが右から仕掛けていく。 37分そのエブエが突っかけた所をプジョルがファール。 FKを獲得する。ていうか思いっきりシュミレーションなんですけど。(苦笑) しかしそのシュミレーションからのFKをキャンベルがドンピシャのヘディングをドフリーで決める。 なぜあんなにフリーだったのだろうか?ちなみにキャンベルのマークはオレゲルだった。 まるで札幌の加◯選手を思い出す様なマークのユルさだ。 でもオレゲルより◯賀選手の方がスピードがあるし、男前だ。(関係ないか) とにかくなんと前半が終わった時点で0-1でリード!!! レーマン退場後はほぼ狙い通りの試合展開で前半終了! 後半へつづく
2006年05月23日
スタジアムに入ったのが19:20過ぎだったのだがバルサ側はすでに結構埋まっている。 全体的には6割程度の入りという所だろうか。 私の席はメインスタンド側でアーセナル側のコーナー付近2階席。 『2階席か~』と思っていたが思ったより観やすくてひと安心。
そうこうしているうちに両チームの選手がアップに出てきました。 ほどなくスタメン紹介。 アーセナルは予想通りのスタメン。 意外だったのはバルサ。イニエスタがベンチスタート。 今最もバルサで怖い選手だと思っていた為少しホッとする。 やはりメッシは間に合わなかったようだ。ベンチにも入っていない。少し残念だ。 あと右サイドバックはベレッチではなく、オレゲルがスタメン。 これは予想通り。ベレッチならアンリに裏をつかれまくるだろう。 やはり期待はこの人KING HENRY!!!
セレモニーが始まった。 なかなか見事だ。 花火も美しかった。 バルサ側では見事な人文字が作られていた。 『おお~っ!!!美しい!!!』 『よしアーセナルも負けるな!』と思ってみてみると予想通り・・・ 何もありません(苦笑) そりゃ~そ~です。イングランド人がこういうことする訳ありません。 デニスベルカンプデーの時でさえスタンドのオレンジもまばらでしたからねぇ~ ホントに人に言われて何かをするということはありません。 だからイングランドではイタリア、スペイン、日本等のようにコールリーダーがおりません。いても意味ないんですよね。ど~せ言うこと聞かないし。(苦笑) こういう特別な舞台でも普段とおり自分たちのスタイルを貫くとは素敵です。 さあいよいよキックオフです。
2006年05月21日
凱旋門から戻ってシャワーを浴びて朝食をとる。 部屋に戻るエレベーターの中でアーセナルのユニフォームを着た人と一緒になった。 私『こんにちは。どちらからですか?』 彼『ノルウェーからです。あなたは?』 私『日本です。』 彼『え?!ホントに?!』 私『ええ。今日は楽しみですね。』 彼『ええ、そうですね。イイゲームを期待しています。』 私『そうですね。それでは。』 彼『See you』 さすがはChampions League Finalです。 色々なところから人が集まってきますね。
朝食の後は部屋でゆっくりして昼過ぎにルーブル美術館近くのカフェでランチ。 ↑ルーブル美術館です。今回は時間がなかったので入りませんでしたが次回は立ち寄りたいと思います。 昼食後はメトロでスタッドドゥフランスまで移動する。 ちなみにまだ15:00だ。少し早すぎるだろうか?(キックオフは20:45) なんだかんだ考えながらもスタッドドゥフランスに到着したのが15:40。 もう結構な人数が集まってます。 スタジアム前でマンウォッチングをしていたら なんと知り合いを発見。 以前日本に来た時にArsenal Japanの集まりに出て来たドイツ人Goonerのギャリーです! これには私も彼も驚きました!まさかこんなところで再会するとは。 このギャリーは好きなチームがアーセナルとニュルンベルグ(彼の故郷)とコンサドーレ札幌というおかしなドイツ人です。(笑) 以前日本に来た時に試合を観て好きになったそうです。 練習も観に行ったことがあると以前言っていました。アホですね。(笑) SAPPOROと書かれたジャケットが見えたので『何かなぁ~?』と思って近づいて来たみたいです。恐るべしSAPPOROトラックジャケット! 『ていうかパリで着るなよっ!』というツッコミは聞こえない。 ギャリー『コンサドーレは今J2でしょ?今年はどうなの?』 私 『う~ん。今は9位だよ。13チーム中』 ギャリー『そ~なんだ。結構厳しいね。』 私『ま~まだ半分も行ってないからこれからだけどちょっと今は良くないね』 ギャリー『来年日本に行くからその時に試合とか練習観に行こうかな?』 私『まじで?じゃあ連絡頂戴よ。』 ギャリー『OK!ところでそのジャケットどうしたの?イイね。』 私『今年Kappaが作ったんだよ。赤に黒い字でCONSADOLEっていうのもあるよ。』 ギャリー『へぇ~来年行った時に買おうかな~』 どこまでもイカれた素敵なドイツ人でした。(笑)
そうこうしているうちにイイ時間になってきました。 そろそろスタジアムに入ろうかなぁ~と思っていたらなんか警察がやって来て騒がしくなってます。 行ってみるとなんと柵を乗り越えて侵入しようとした人が挟まっているではありませんか! これはウケました。 回りも大爆笑でした。 テレビでも映っていたらしいのでご覧になられた方もいらっしゃるのでは? 和んだ所でいよいよスタジアムに入ります。
2006年05月21日
成田を10:30に飛び立ってから12時間30分後無事にシャルルドゴール空港に到着。 フランスとの時差は8時間だが今はサマータイムの為時差は7時間。 現地時間は16:00だ。 日本時間は23:00なので7時間得した(戻った)計算になる。 余談だが私はEast Boundの方が得意だ。(東向きに移動。ヨーロッパ→日本や日本→アメリカ) ほとんど時差ボケも感じない。 逆にWest Boundは超ツライ(西向きに移動。日本→ヨーロッパやアメリカ→日本等) 体が早く寝ようと訴えてくる。 ただこれは人によって向き不向きがあるらしく、正月にハイベリーに一緒に行った友人は全く私と逆のことを言っていた。 私は前回は慣れるまでに4日かかったが今回は3泊なので慣れる前に帰国ということになってしまうだろう。
シャルルドゴール空港からはメトロでパリ中心部まで移動。 パリ中心部で降りて、明後日のロンドン行きののユーロスターの時間を調べる。 かなりずうずうしい。(笑) ユーロスターでのロンドン行きは行きは時差の関係で1時間30分だが帰りは3時間30分だ。 ちゃんと計算しておかないと後で大変なことになる。 その後はカフェで一休みすることに。 カフェとは言っても私はBeerだが。(苦笑) 写真の黄色いTシャツはあちこちで着ている人を見かけて『なんなんだ?』と思っていたらインチキ臭いおっちゃんが売り歩いていたので買ってしまった。 お値段10ユーロなり。 この後ホテルに入り、夕食は簡単に済ませて早めに体を休める。 明日は長い一日になりそうだ。
17日 朝5時に目が覚める。
う~ん。日本でも毎日5時なんだが・・・。
場所が変わって時差があるのにこの偶然。イイことがある前兆だろうか?(勝手な思い込み)
朝食は9時の予定にしていたのですることがない。
そうだ。散歩してこよう。
ということで急遽散歩に行く事に。
散歩中に見つけた建物です。
名前は忘れました。
こちらはFinalを告知するポスター。
さすがに街中も盛り上がりますね。
こちらはバルザックの銅像です。
到着しました!
凱旋門です。
ちょっと感動です。
今夜の試合で勝利したらここは何万人ものGoonerであふれかえることでしょう。
なんとか今夜この場所で喜びを分かち合いたいものです。
凱旋門から眺めたシャンゼリゼ通りです。
信号、電線、看板等余計なものがないので遠くまで見渡せます。
ロンドンでも感じたことですが、こういった都市景観ということに関しては日本はまだまだヨーロッパの足下にも及びませんね。
凱旋門から妻に電話する。
私『あ~どうも。私です。今どこにいると思う?』
妻『さあ?』
私『今、凱旋門からです。』
妻『へぇ~。で?』
私『いや別に・・・』
相変わらず冷めてます。(笑)
イイ時間になりました。
戻って朝食です。
2006年05月21日
昨日パリより帰ってきました。 結果は残念ながら2-1でバルセロナの優勝。 初のBig Earは来年以降にお預けとなってしまいました。 試合が終わってからは予想以上の落ち込みが続いているんですが折角なので忘れないうちに何回かに分けてアップしていこうと思います。 宜しければお付き合いくださいませ。
15日 午後から仕事をサボって早退して成田に前泊。 ゴールデンウィークも3日以外はずっと仕事だったためさすがに少し疲れ気味だったが翌日からのことを考えると興奮してなかなか寝付けない。 遠足前の幼稚園児状態です。(苦笑) 仕方ないので酔っぱらい作戦に出てビールを大量に煽る。 程よく酔っぱらった所で就寝。
16日 5:00に起床。
飛行機は10:30なのだが興奮して早く起きてしまった。(苦笑)
ゆっくりお風呂につかって6:30から朝食。
朝食を終えてからパッキング。コンタクトレンズを忘れていることに気付く。
『アホか!俺!』
仕方なくメガネでの観戦となる。
実は以前に試合中に興奮してメガネを壊したことがあって(しかも2度も!)それ以来メガネでの観戦はしないことにしていたのだが今回は仕方ない。壊さないように気をつけよう。
3泊5日なので荷物は少なくて済む。
↑今回アーセナルユニの他にシャレでSAPPOROトラックジャケットを持っていった。
後にこれが意外な出会いを生むことになるとは・・・
7:30にホテルを出て空港には8:00前に到着。
今回同行するのはArsenal系のブログで知り合った方とそのお友達。
もちろん会ったことはない。(笑)
知らない方との旅というのも楽しいものだ。
8:30前に合流。初対面の挨拶を交わして搭乗手続きを済ませ特にすることもないのでチェックインする。
なんとなく過ごしているうちに搭乗の時間になった。
さあ12時間30分後にはパリだ!(って長いなぁ~)
2006年05月15日
『桜が見たいねぇ~』 足が不自由であまり外に出歩くことができない祖母がつぶやいた。 私は厚別に行く準備を完了し、後は晴れてくれるのを待つのみという状態だった。 私はろくでもない人間だが、その言葉を無視出来る程人でなしではない。 こうして今シーズン初のホームゲーム欠席が決まった。
夜は仕事関係の方と夕食を共にして帰宅したのが9:00。 かなりお酒も入っていたのですぐに床に付いて4:00に起きて試合を観た。 昨日から結果を遮断していて先程観たのだが、フッキの見事なFKで先制! 『おぉ~!今日は良いのか?』と思ったのも束の間、三浦アツにFKを直接決められてしまう。 しかしこれは見事とは思わない。フッキのFKとは内容が違う。 もちろんキックの精度は素晴らしいのだが、ファーサイドを抜かれるのはGKの責任だ。 壁を越えてニアサイドに決められるのは仕方がないが、ファーサイドに決められてしまうのなら最初から壁は必要ないことになってしまう。 ましてやキッカーはJリーグで最も直接FKを決めている三浦アツなのだ。 腹を括ってニアサイドは捨てるくらいの気持ちが必要だったと思う。 あっさり同点に追いつかれて『なんかやな感じだなぁ~』と思っていたらあっという間の2失点。 先日の水戸戦に続いて人数は足りているのに人につききれない状態が続いている。 人数が足りていても寄せが甘い、ポジショニングが悪い等の理由で決められてしまっているのだがこれはトレーニングで改善していくしかない。 前半を1-3で折り返すも、まだまだこれからという印象を受けたが4失点目で完全にキレてしまった。バックパスのミスを拾われる、交代で入った選手が中が2対1の状況で有利にもかかわらずスライディングをしてかわされて上がって来た選手にはたかれるという最もしてはいけないプレーを選択してしまう等。 オシム父さん風にいうと『今日良かったのは選手全員が悪かったことだ』という所でしょうか。
ここ3試合で10失点と散々な出来ですが私はむしろラインがひどく間延びしていることの方が気になります。 今日も前半32分に画面にうつったディフェンスラインの深さとFWの距離の遠さに非常に違和感を感じました。 神戸がラインを非常にコンパクトに保った『いかにもバクスターのチーム』という雰囲気だったのに比べるとひどく非効率的でオールドファッションな感じを受けました。 リトリートして人数を揃えても守れないのですからコンパクトに前からという意識が必要と思います。 ただいくら守れないチームだとは思っていても6失点はショックですね。 今後への影響も心配です。 切り替えることが出来るでしょうか?
話は替わりますが今日は午後から仕事をサボって早退して成田に前泊します。 今"ぜんぱく"と入力して変換したら"前朴"と出ました。あぁムカつく! 閑話休題 明日からもうひとつの心のチームArsenalを応援しにパリに行ってきます。 今シーズン予想外の戦いでパリでのファイナルにまで進出しました。 ただ相手はBarcaです。今年のBarcaはめちゃくちゃ強いです。 昨年までのディフェンスラインの甘さがなくなりました。 ほとんどスキはありません。 それでもファイナルは一発勝負! 何が起こるか分からないのもまたfootballの醍醐味です。 その醍醐味を味わってきたいと思います。 もし勝てば翌日はロンドンでの優勝パレードに参加、負けたらホテルで引きこもりです(笑) さてどうなりますか?
2006年05月14日
Liverpool 3-3 West Ham United (on penalties 3-1) スゴいゲームでした。 観ていてここまで胸が熱くなったのは昨年のチャンピオンズリーグファイナル以来でしょうか? なぜか両方ともリバプール絡みというのがアレですが(苦笑)
それにしてもリバプールというチームはサポーターに期待を持たせる何かがありますね。 今日の試合にしても、昨年の試合にしても、少し前ではUEFA CUPのFINALでアラベスに5-4で勝った時なんかも解説の原さんが感激して涙していましたからねぇ~(まあアラベスの頑張りが素晴らしかったのが原さんにとっては一番の理由だったんでしょうが) 今日の試合にしてもリバプールに思い入れがない私でもロスタイムで1点ビハインドの場面でも『まだなんかあるんじゃないか?』と思ってみてしまいますからね。 伝統の力でしょうか? それともサポーターの力でしょうか? もちろん両方ですが私は後者が大きいと思ってます。 この日も延長戦に突入することが決まり、ピッチ上で選手達がマッサージを受けている最中(リバプールの選手は後半足をつる選手が続出しておりました)リバプールサポーターから『You'll never walk alone』の大合唱が始まりました。 あれを聞いて奮い立たない選手はいないでしょう。 もしいたとしたらその選手は来年はリバプールにはいれません。 あのサポーターの声が動かない足を動かしてしまうんでしょうね。 思えば昨年のチャンピオンズリーグファイナルでも同じことがありました。 イスタンブールで行われたミランvsリバプールの決勝戦。 前半が終了した時点でなんと3-0! 4-0,5-0でもおかしくない程の圧倒的な差をミランに見せつけられてしまいました。 ロッカールームでうなだれるリバプールの選手達。 対するミランの選手達は勝利を確信してか早くもお祭り騒ぎです。 あのマルディーニまでが後半ニヤけながらピッチに出てきました。 まあそれもしょうがないでしょう。あれだけの差があったのですから。 リバプールの選手達はベニテスから戦術的な変更を指示されてピッチに姿を現しました。 そのときロッカールームからグランドに出てきたLiverpoolの選手達を出迎えたのはサポーターが歌う"You will never walk alone"の大合唱。 キャプテンのジェラードはこの大合唱を聞いて雷に打たれたような衝撃を受けたそうです。'''前半のみっともない戦いにもかかわらず、リバプールから来たサポーター達は大声を張り上げて我々を応援してくれている。大ブーイングで迎えられても仕方がない戦いを我々は前半してしまったのにもかかわらず・・・。 ジェラード は「あの歌声を聞け。胸を張って戦おう。」とイレブンを集めて言ったそうです。 そのジェラードが反撃ののろしを挙げる一発。 そこからわずか6分の間に同点に追いつき、延長戦もしのいで最後にはPK戦で勝利! 5回目のBig Earを獲得しました。 私はこの試合程サポーターの声が選手のパフォーマンスに影響を与えた試合を観たことはありません。(もちろんベニテスの戦術的な変更がハマったのは言うまでもありませんが) ホントにサポーターの力を実感した夜でした。 今日は14:00から厚別で神戸戦です。 お昼からは天候も回復してきて試合開始時には晴れの予報となっております。 FA CUP FINALのような素晴らしいゲームで勝利を。 そしてリバプールサポーターのような熱いサポートを。
2006年05月13日
先日届きました。 "愛すべきやんちゃ坊主"にして"イングランド史上屈指のテクニシャン"ポール・ガスコインの自伝です。 表紙の写真は'90イタリアW杯で西ドイツにPK戦で敗れた際に大泣きしていたガッザです。
『やはりこの写真か!』←こう思った方も多いのではないでしょうか?(番台番さんとかBOOGIEさんとかtottomiさんとかMasaMaruさんとか。違ったらごめんなさい) このシーンは当時イングランドでも大変話題になりました。 正直元スパーズのプレーヤーの本を購入するのはちょっと躊躇いましたがやはりどうしても読みたい!ということで買ってしまいました(苦笑) ただこの本472ページもあるんです。(笑) しばらくは退屈しないで済みそうです。
2006年05月11日
ミドルズブラ 0-4 セビージャ 今朝UEFA CUPのFINALがありました。 結果はセビージャが0-4で圧勝! 内容的にもボロには厳しい結果となりました。 試合をみていて気になる人が映っておりました。
セビージャが前半の27分に1点目を入れた時に写されたおっちゃんの映像です。 この時既に震えておりました。(笑) 『勝っちゃうよ!ヤバイよ!ヤバイよ!』←こんな感じでしょうか? 2点目を入れた時のおっちゃんの映像です。 号泣しております。 『あ~この人はホントにセビージャが好きなんでしょうねぇ~』←倉敷さんのコメントです。 3点目を入れた時は終了まで5分を切っていましたので勝利を確信したのか、すっきりした顔でした。 『よ~し!これで勝った!』 終了後のおっちゃんです。 素敵な笑顔です。 スペイン南部アンダルシア地方からオランダのアイントフォーフェンまでわざわざ応援に来たかいがありましたね。おめでとうございます。
さて来週はいよいよChampions League Final Barca vs Arsenalです。 今年の会場は花の都パリ、スタッドドゥフランスです。 私も家族の大反対を振り切って参戦します。 このおっちゃんの様な感激を味わえるでしょうか? ただ今年のバルサは強いです。 今年はバルサのリーガ全試合とチャンピオンズリーグの全試合観ておりますが、昨年のようなディフェンスの甘さがなくなりました。 ロナウジーニョ、エトー、メッシ(ラーション)らの前線からのプレッシングは脅威です。 正直10回試合をやったら恐らくバルサの5勝3敗2分とか5勝2敗3分とか6勝3敗1分とかになるのではないでしょうか? それほど強いと思います。 ただそこは一発勝負の面白い所。 必ず強いと思われるチームが勝つとは限りません。 なんとか歴史の証人になりたいなぁ~
2006年05月10日
Theo Walcott(テオ ウォルコット)という選手をご存知ですか? 先日イングランド代表選手23人が発表になりましたが彼は今回初めて代表に選出されました。 今イングランドでは右も左も彼の話題で持ち切りです。 なぜかって?
実は彼はまだ17歳なのです。
まあそれぐらいならたまにありますよね。
もっとスゴいのは一度もプレミアの試合に出たことがないんです。
日本で例えて言えばあるチームの強化指定選手になった高校生が一度もJリーグの試合に出ずに日本代表に選出されたということです。
スゴいでしょ?
普通あり得ません。ていうか初めてのケースです。
もちろんイングランドでも賛否両論、連日エリクソンの決断に関しては大きくメディアに取り上げられております。
少しウォルコットについて説明しますと、元々はイングランド南部の出身で15歳の時にサウサンプトンの練習生となり同年U-17に選出され、11試合5ゴールという記録を残しております。
今年の1月サウサンプトンからアーセナルに移籍してきました。
驚くのはその移籍金です。
金額は1200万ポンド。日本円で25億円です!
信じられますか?17歳の少年ですよ?
まあそれだけ期待されているということなのでしょうがそれにしてもです。
イングランドではFWではルーニー、オーウェン、クラウチ、ウォルコットの4人が選出されましたがルーニーは骨折で微妙、もし間に合ってもコンディションは厳しいでしょう。
オーウェンはケガからは復帰しましたがいまいち調子が上がって来ておりません。
クラウチは2mを超える長身は魅力ですが独力で得点出来るタイプではありません。
というように他のFWメンバーが万全で次回の為に経験を積ませるために選出したというわけではなさそうです。
驚いたのはエリクソンは練習を3回見学しただけだそうです。
それでも『非常に可能性と才能を感じた』と言っております。
ジーコ監督では考えられない選出ですね。
どうなるでしょう?
ちなみにもし彼が試合に出場して得点したら最年少の得点記録になるそうです。
実はそのウォルコットを推薦したのがアーセナルの監督のベンゲルです。
『彼はイングランドを救う存在になる』と言っておりましたが・・・
そのベンゲル監督ですが、ちまたでは次の日本代表監督としてたびたび名前が上がりますが
ここで断言しておきます。
120%ありません!
理由をご説明致します。
① アーセナルとベンゲルとの契約は2008年まで
② 現在その契約をさらに延長しようと副会長が動き始めている。
③ 今年の8月にベンゲル自身が深く関わった新スタジアムがオープンする
④ 05-06シーズン中にメンバーをかなり入れ替えて開幕当初とは全く別の若いチームを作り上げた。
⑤ そのチームでヨーロッパの頂点を目指すべく②の契約延長に応じようとしている
⑥ フランス、ドイツ、イングランドの代表監督を断ったように今はその気がない
以上の理由から次の日本代表監督に就任することはあり得ません。
ただし次の監督はあり得ませんが、次の次や次の次の次は十分あり得ます。
本人も"代表監督をやるなら日本"と語っておりますし。
私の勝手な予測ですが早くて2009年頃、遅くて2012年頃ではないでしょうか?
ベンゲルの前に千葉のお父さんにお願いしたいなぁ~と思っておりますが(笑)
2006年05月08日
GWも終わり今日から仕事の皆様お元気でしょうか? 私は3日の仙台戦以外はずっと仕事でした。(涙) 来週火曜日~土曜日まで不在の為、その分の仕事で休みなし!の状態でした。 ブログの更新も1週間ぶりです。 なんか疲れてすぐ寝ていたので更新しておりませんでした。(苦笑) 更新していないにもかかわらず毎日覗きに来て下さっていた二百数十名の皆様ありがとうございます。 こんなユーモアのかけらもないブログを観て下さってありがたく思います。 今後も宜しくお願いします。 さて
仙台戦、水戸戦に関してはすっかり乗り遅れてしまっていまさらな感じがしますのでスルーさせて頂きます。 今日は↑の写真のZinedine Zidaneの話を少し。 先日W杯を最後に今季限りでの引退を表明したジダン。 今朝はレアルマドリーのホームサンチャゴベルナベウでのラストマッチでした。 試合開始前からジダンの最後の勇姿を見届けようという観客で一杯でした。 ゲームは先行しながら逆転され、ジダンのゴールで追いつくも再度突き放されここまでかと思われましたが最後にまた追いつき3-3のドローという激しい打ち合いのゲームになりました。 試合後リケルメとユニフォームを交換しピッチで観客に挨拶をするジダンはさすがに感慨深げでした。 ユーベではとれなかったビックイヤーをマドリー移籍後1シーズン目に自らのスーパーボレーでもぎ取った時の誇らしげな笑顔は今も印象に残っています。 そんな彼も来月のW杯期間中に34歳になります。 さすがに年齢から来る衰えには勝てません。 2シーズンくらい前から目に見えてパフォーマンスが低下してきました。 本人も気にしていたのでしょう。契約は来シーズンまで残っておりましたが今シーズン限りでの引退を決意しました。 本人は語っています。『思い通りのプレーが出来なくなった』と 寂しいですが引退には賛成です。 これほどのスーパーなプレーヤーが晩節を汚す姿は見たくありません。 最後のW杯その勇姿を目に焼き付けたいと思います。
さてみなさんはジダンと聞いて何を思いますか? 私のイメージは『バレリーナ』です。 それも『キレやすいバレリーナ』『頭突きが得意なバレリーナ』です。(笑) 2000年のシーズンこの年もバロンドール獲得濃厚と言われていたのに試合中に凄まじい頭突きを相手に食らわせたのが原因でバロンドールを逃してしまったのは有名な話です。 ↑のDVDにもその頭突きの場面が出ているのですが、映像をお見せ出来ないのが残念です。 『バレリーナ』たる由縁はその優雅な身のこなしと繊細なボールタッチです。 中でも『マルセイユルーレット』は最も有名な技でしょう。 今ではJリーグや高校生の試合でも観られますが当時はそりゃ~驚きました。 『うぉ~なんだありゃ?!』 クライフの『クライフターン』やロナウジーニョの『エラシコ』などと同じように『分かっちゃいるけど止められない♪』系の技ですね。 なんだかブログ書いているうちにまたDVD観たくなって来ちゃいましたのでこれで失礼します。
2006年05月02日
明日は厚別開幕戦 現在2位の仙台戦です。 『厚別の歌』お忘れではありませんか?
『行け行け赤と黒の俺たちの札幌~♪ そうここは我らの厚別 みせろお前の情熱』
お忘れだった皆さん今晩のうちに思い出しておきましょうね。
閑話休題
エントリーの『審判を味方につけるということ』
もちろんお中元やお歳暮を送ったり、袖の下(死語?)を渡して有利なジャッジを・・・という訳ではありません。
審判は選手と同じように必ずミスを犯します。
そして審判は人間です。必ず先入観を持ってジャッジを下します。
もちろん明日出場するであろうフッキ選手についての話です。
柏戦で審判に異議を唱えて恐ろしい程のスピードで2枚のイエローをくらい退場したフッキ選手。
報道等では『監督、チームメイト、サポーターに申し訳ないことをした。2度と同じ過ちは繰り返さない』と伝えられておりますがさてどうなることでしょう。
選手としての能力には疑いの余地はありません。
練習を観に行かれている方々ならすぐにお分かりになると思います。
というか練習見てなくても試合だけでも分かりますね。(笑)
そしてすぐにキレます。
我々サポーターも相手チームの選手も審判も良く分かってます。
当然相手チームには狙われます。当たり前です。フッキがいなくなればだいぶ楽ですから。
審判にも当然先入観を持たれています。『あいつはすぐに倒れるし、文句を言う』と。
そう思われている時点で既にかなりの不利を受けてしまいます。
取ってもらって当然のファールが流されてしまうことも多々あることでしょう。
逆になぜかファウルをよく貰える選手もいます。
すぐに思い出すのは中田英寿選手です。
彼は若い時から簡単には倒れない選手でした。
そして『簡単に倒れる様な選手にはなりたくない』とメディアでも広言しておりました。
実際強靭なフィジカルは日本人の中では群を抜いておりました。
同時期に活躍した前園選手がすぐに倒れる選手だった為その違いはいっそう際立っておりました。
そんな中田選手の強さはペルージャ~ローマ~パルマ~フィオレンティーナのイタリア時代にも活かされておりました。
実際イタリアでもその強靭なフィジカルを活かした『簡単には倒れないプレー』はセリエAでも際立っておりました。
当然レフェリーは『あいつは簡単には倒れない』と思います。
『ナカ~タが倒れる時はファールだ』とも。
実際テレビを観ていて『そりゃファールじゃね~だろ!』と思う時でも中田選手は不思議とファールを貰えます。(さすがにプレミアではムリですが)
それは審判に対して既に『すり込み』が出来ているからです。
明日の試合でフッキ選手はどういう態度でプレー出来るのでしょう?
大事な厚別緒戦とともに楽しみに観てみたいと思います。
プロフィール
拝田(はいだ)と申します。 コンサドーレ札幌を応援するようになってからまだ日は浅いですが 宜しくお願いします。 P.S Arsenal on my mindも宜しくお願いします。
最新のエントリー
リンク集
コメント
検索