2010年06月30日
日本の南アフリカでのワールドカップが終わった。
互いに守備が今大会での「売り」だったから、拮抗した試合になることは予想された。が、PK戦までもつれ込むとは正直思わなかった。
PK戦で外した駒野も、止められなかった川島も絶対責めてはいけない。PK戦は運みたいなものだから仕方が無いし、彼らを含めて監督・選手はよく頑張ったのではないか。心から健闘を称えたいと思う。
ただ、これから、アジアが世界と肩を並べる上で、先に敗退した韓国を含め、「何が」足りなかったのかを十分検証する必要はあるだろう。今大会は十分アジアの強さは見せれたとは思うが、一方でまだ何かが足りないとも感じた。
これを発見する旅が今、4年後へ向けて走り出した。まずはお疲れ様でした、ニッポン!!
2010年06月29日
いよいよ本日、日本×パラグアイ戦。
もちろん、監督・選手に慢心は無いだろうが、まるで既に勝ったかのように煽るメディアの扱いはどうかと思う。
パラグアイはそんなに弱いチームではない。強い。少なくとも、決勝トーナメントに残っているチームはパラグアイに限らず、すべて強いチームと見るべきだ(もちろん、日本も含めて)。
ファン心理としては、当然目標である「ベスト4」には入ってほしいが、ワールドカップで「勝つ」という難しさは過去の大会を見ても明らかだ。監督・選手もそうだろうが、今は周りの雑音なんか気にせず、一つ一つが大事である決勝トーナメントを戦ってもらいたい。頑張れ、ニッポン!!
2010年06月28日
昨日のワールドカップ、ドイツ×イングランド。決勝トーナメント1回戦のビックカードと言われたが、後に「世紀の大誤審」と言われるであろう、イングランドの同点ゴールが認められない場面があり、結局ドイツが4-1でスコア上は快勝した。 これで、国際サッカー評議会やFIFAが検討しているゴールラインを監視する副審追加という案も一気に現実を帯びるのでないか。 期待していたクローゼも出場停止から戻ってきて、得点。イングランドはカペッロ監督ということで、「ひょっとして!?」とも思ったが、疑惑の判定を含め、やはりワールドカップは何が起こるかわからない。 ガーナにはアフリカのためにもこのまま頑張ってほしい。そして、日本。アジアの期待はこの国に託された。
2010年06月27日
決勝トーナメント・ウルグアイ×韓国の総評。 古豪・ウルグアイは堅い守備をベースに堅守速攻カウンターが大きな武器。しかも、前線には「個」で局面を打開できる選手も揃っている。一見、特徴がはっきりしているが、韓国や日本はこういう単純にやってくるチームの方がかえってやりずらい。 ウルグアイの玉際の強さは顕著だった。とにかくハードワーク。技術もあるから攻め込めても、韓国がボールを奪われることが多かった。裏を返せば相手もそれだけ本気だったということ。南米の強豪がアジアに対して本気になる。それだけ相手も韓国の実力を認めているということだ。 ただ、何かやはり最後のところで勝利への執念が韓国をウルグアイが上回っていた。同点に追い付ける力はあった。しかし、多分こういうところが「世界」との差なのか・・・・・・ 日本は今日の韓国の敗戦から学べることがたくさんあったんじゃないかと思った一戦だった。韓国は敗退となったが、監督と選手へ健闘を称えたい。この悔しさはまた4年後につながるはずだ。
2010年06月25日
日本代表の勝利の余韻はもうおしまい。気持ちを切り替えてパラグアイ戦に備えましょう。幸い、大騒ぎするメディアとは裏腹に朝のブログにも書いたが、本田みたいな度胸のある選手もいる。監督も選手も前を見据えている。逆に南アフリカなら余計な「雑音」もあまり聞こえないから、ある意味ホームの重圧があった02大会よりも気持ち的に楽かもしれない。 さて、コンサ。小生は明日のイベントチケットは入手していないため、参戦できません。まさか、と言っては失礼だが富山戦の会場で買わなくても大丈夫だろうと勝手に「タカ」をくくっていたからだ。でも、結果は早々に売り切れ。販売枚数が多いか少ないかは知らないが、「良いんじゃない」。行けないことは辛いのに「売り切れ」というのはどこか心地よく感じる。コンサデザインのウィズユーカードも早々に売り切れたみたいだし、こりゃあ、コンサに追い風吹いてるんでないかい!?って思ってしまうのは小生だけ!? ワールドカップ効果も多少なりともあり!? いやいや、そういう部分も全く無い訳ではないけど、オフ期間のゴンさんはこの点だいぶ貢献してるんじゃないかな(笑)。「コンサドーレ札幌」の選手であることをすごくアピールしてもらった気がする。公共の電波を通じて全国へ・・・・・・ 来月の札幌ドームのね、横浜FC戦もすごく楽しみ。この調子で3万人以上動員できねぇかなぁってすごく期待。個人的には小生の世代ではヒーローだった「カズ」さんと「ゴン」さんの競演。それが札幌で見られるなんて、彼らの実績からしたらとてもすごいことなんですよ。 そんなおじさん対決に何が注目なんだ、しかも少ない時間だろうに、という声もわかります。でもね、ヒーローっていうのはいつまでもヒーローなんですよ。ゴンさんがチーム始動の時のインタビューで言ってましたよね。「あの人(カズさん)は子供たちにJリーガーってかっこいいだろ?って発信し続けている人なんですよ」と。正に私の世代がそれに当たるんですね(笑)。まぁ、どんな声があっても私は2人の競演を期待して観戦したいと思います。
2010年06月25日
まず、初アウェー(中立地といった方が正解!?)でのワールドカップ、日本の決勝トーナメント進出を心から喜びたい。この決勝トーナメント進出に限って言えば、02年大会の時よりはるかに意味を持つ。 試合後の本田のインタビューを見て心強いと思ったのは私だけだろうか!? この結果に満足せず、シュートチャンスを逃したことを悔しさを込めて答えていたあの姿・・・・・・FKは誰もが素晴らしいと思ったし、岡崎のアシストもうまくタメて絶妙のタイミングだったのに・・・・・・ 思えば、ワールドカップ前に日本はグループリーグ最下位の声が圧倒的だった。かくいう小生もそうなるだろうと予想していた輩だ。 しかし、結果は見事に大外れ。これは嬉しい大外れだ。こうなったら、このまま行けるところまで行ってほしい。行って、小生の様な輩を黙らせてほしい。 が、本当の戦いは正にこれから。決勝トーナメントは勝ちしか選択肢が無い。相手はパラグアイになったが、どこと当たっても条件は一緒。厳しさはグループリーグ以上になる。でも、勝算が無い訳ではない。このまま少しでも長く「夢」を見させ続けてくれ。 北海道はこの時期、4時にはすっかり夜が明けています。勝利を喜ぶかの様な眩しい札幌の朝でした・・・・・・
2010年06月25日
日本×デンマークまでもう少し。 時間が時間なので寝ることができず・・・・・・(苦笑) 相手も間違いなく勝ちに来るだろう。しかし、日本も勝ちに行かなくてはならない。最初から引き分け狙いは非常に危険だ。もちろん、監督や選手は当然勝つつもりで臨むだろうが・・・・・・ 先のブログでも書いたが、デンマークの守備は中々手強い。油断は大敵だが、自分たちのサッカーができれば勝てない相手でもないと思う。 勝利を信じて。頑張れ、ニッポン!!
2010年06月24日
ワールドカップも中間地点に入り、決勝トーナメントへ進出するチームも続々と決定してきた。 その中でもアジア勢として日本より一足早く決勝トーナメント進出を決めた韓国には心から祝福したい。 一方でアフリカ勢は不振が続いている。結果的に地の利を活かせていない。過去の02年大会の時もサウジアラビアがドイツに0-8で敗れるなど、当時のアジアの実力を疑問視する向きすらあった。 今回のアフリカ勢が正にそれが当てはまる。南アフリカは史上初のホスト国でグループリーグ敗退という結果になった。このままでは次回大会以降の出場国の枠を削減される可能性すらある。やはり、ワールドカップは何かしらの波乱がある。 フランスは本当に気の毒というかチームとして既にバラバラだった。98年の栄光はどこへ行ってしまったのか。逆にアルゼンチンはマラドーナの采配に疑問視する向きがあったものの、結果的にはグループリーグを全勝で通過した。テレビから観るベンチの雰囲気もチームが一体になっている印象を受けた。 ワールドカップ、まだまだ見どころがいっぱいだ。日本もデンマーク戦が残っている。勝って決勝トーナメントへ乗り込みたい。
2010年06月23日
先日、地元の仙台から来客があり、札幌を案内した。 来客は以前に勤めていた会社の後輩で、時々北海道を旅行で訪れる。その度に会っているのだが、彼と私の共通点は「サッカー」ではなく、「鉄道」「旅行」である。 今回もそういう目的なのか、と思っていたら確かに鉄道での来道ではあったが、目的は何と「神社巡り」。正確に言うと「一宮巡り」なんだそうだ。かといって宗教の思想はあまり関係ないらしい。 今、「神社巡り」が小さなブームらしい。色々ルールはあるらしいが、彼は「一宮」制覇を狙っているという。で、神社用のスタンプ帳みたいなのにその神社を訪問したという証(見たらサインみたいだった・・・)をもらうのが基本とのこと。 で、北海道の「一宮」はご存知、北海道神宮。何年振りの訪問だろう。いや、何十年振りかも。日曜日で訪れている人も意外に多く、神前結婚式もちょうど行われていた。 「神社巡り」は個人的にはあまり興味は無いが、Jリーグのスタジアム巡りだったら、「完全制覇」したい。そういえばそういう企画をやっていたような・・・「ユアスタ」「NDスタ」「宮スタ」「札幌ドーム」「厚別」「函館」「日産スタ」「カシマ」「ビックスワン」「長居スタ」位か・・・今のJスタジアムで行ったことあるのは・・・何かそこでしか押せない記念スタンプとかあったら面白いんだけどなぁ、個人的に。ちなみに私は鉄道趣味が影響しているのか、今まで観戦したサッカー試合のチケットの半券は必ずとってあります。
2010年06月21日
プレイバック コンサドーレ。 第2回の今日は2001年、2度目のJ1昇格となった年、札幌ドーム初試合となった対横浜F・マリノス戦をお送りします。 前年の2000年に岡田武史現日本代表監督の下、圧倒的な強さでJ1昇格を果たしたコンサは「J1残留」という極めて現実的な目標を立てて戦います。前年に爆発的な得点力を誇ったFWエメルソンは残留できなかったが、代わりにウィルを獲得。播戸や現在は解説者である野々村、大森といった前年の主力の残留にも成功、山瀬功治という次代を担う若手も出てきた。この年2001年は、現日本代表の今野もデビューしている。 この試合、コンサが先制するが結局追い付かれ、1-1の引き分けで終わった。ちなみに札幌ドームコンサ初ゴールを決めたのは播戸だった。 観衆は今では信じられないが、39000人以上集まった。この年札幌ドームで行われたコンサの試合はほとんど3万人以上動員していた。ドーム効果は確実にあった。何もかもがうまくいった年だった。 しかし、まさかこのシーズン終了後に岡田監督が退任するという話はこの時点では思いもしなかった。そして、「名将」を失ったチームは翌年、監督経験がまだなかった柱谷哲二氏を監督に迎えることになる。
2010年06月20日
遅くなりましたが、日本×オランダの総評。 悔しい。しかし、負けは負けなのだ。だから余計に悔しいのだ。監督、選手もきっと同じ気持ちだろう。 オランダは不調だったというメディアもあった。だから善戦したんだろうと言いたいのだろうが、これは違うと思う。 オランダは本来の出来ではなかった。それは本当かもしれないが、ワールドカップで言い訳など通用しない。どんな調子だろうがワールドカップという場で、オランダに対して日本が善戦をしていたことも事実なのだ。 ただ、オランダと日本で一つだけ違うことがある。どんなに出来が悪かろうがオランダは「決め手」を持っていた。スナイデルのシュートに関してはGKの川島を責めることはできない。それだけ見事なシュートだった。つまり、オランダはそういう「決め手」を持っていた。そして、どんな悪い内容でも勝ち点3を奪った。 日本も、そしてオランダにも「あそこを決めていれば・・・」という場面は何度かあった。しかし、チャンスを確実にモノにするという点でオランダに分があった。 この差はこれから経験が確実に埋めていくと思うし、次のデンマーク戦ではこの試合の悔しさをバネに活かしてくれると信じている。頑張れ、ニッポン!!
2010年06月19日
中断期間ということでワールドカップの話題が続き、コンサの話題が全然出てこないのもアレなので、「プレイバック コンサドーレ」ということで過去に観戦した試合をピックアップして、中断期間中の不定期ではありますが当時の状況等を語っていきます。 まずは、98年Jリーグの対浦和レッズ戦。コンサが初めてJリーグへ昇格した年です。コンサのホーム扱いでしたが会場は私の地元、仙台スタジアム(現ユアテックスタジアム仙台)での試合でした。コンサのホームゲームとしてはこの年、この浦和戦と鹿島戦で仙台スタジアムが使用されました(鹿島戦も観戦しましたが、この試合のことは後日)。 なぜ、仙台スタジアムがホーム会場として使われたか。ご存知の通り、当時、札幌ドームは無く、春先のゲームは雪で道内の会場が使用できないという、このチームならではの問題があったためです。そのため、短期間仙台でキャンプも張っていました。見学した仙台キャンプでの練習試合の際、当時ブランメルの越後とコンサの後藤義一がジェフ時代のチームメイトということもあり、仲良く話していたことを覚えています。 ただ、当時高校生だった私は浦和レッズの当時の「28番」の選手を見たさに仙台スタジアムへ行った記憶があります。そう、この「28番」こそ、この年ルーキーとしてものすごい注目を集めていた現清水エスパルスの小野伸二でした。彼のダイレクトプレーに一喜一憂しながら見ていたことを覚えています。とはいえ、この試合は確か2-0でコンサが勝ちました。当時はバルデス、マラドーナ、吉原といった各ラインに「計算できる選手」が揃っていたので、Jリーグでもある程度通用していました。 この年はワールドカップイヤーでしたし、いくら活躍をしていたとはいえ、まさか小野がこのまま98年のメンバーに選ばれるなんて思ってもいなかったし、あのカズ落選の「二ヨンの悲劇」も衝撃的な出来事ととして今でも強く記憶に残っています。 コンサに関しては言えば、この仙台開催の開幕直後あたりはそこそこ頑張っていたのですが、最終的には降格という結果になってしまいます。というより、未だ私はおかしいと思っているのですが、当時翌年のJ1・J2制度開始にあたり、下位のチームはJ1参入決定戦に回るというものでした。ただ、この順位の付け方が前年と勝敗ポイントを合算して計算するというもので、昇格組のコンサは前年のポイントが無く、この年の勝敗だけなら残留できたはずなのにこの昇格チームに不利で不可解なシステムにより降格という憂き目を見てしまうのでした。 そして翌年、コンサは前日本代表監督の岡田武史氏を招聘することになります。
2010年06月18日
今日、3回目の更新。「またかよ」って思わずお付き合い下さい。 ドイツ×セルビア戦の総評。 クローゼの退場は痛かった。02年大会でブレイクした彼に今回も期待していたが・・・ セルビアは1人有利な状況でも無理をしないで、隙あらばカウンターを狙っていたことが功を奏した。実際にカウンターで決定機を何度か生み出していた。むしろ、前がかりになっていたのはドイツの方だ。いや、正確に言えば1人退場して1点先制されて何が何でも点を取りに行かなくなくてはならなくなったからだ。 ドイツが得た最大のチャンス、PKはGKのストイコビッチがビックセーブ!! 逆にポドルスキは完全にこの試合ではブレーキがかかっていた。 試合はこのまま1-0でセルビアが勝利。かつて「東欧のブラジル」と呼ばれた旧ユーゴスラビアの系統を受け継ぐこの国がこのグループを面白い展開へと持ってきた。
2010年06月18日
話題としては気の毒な話だが、元アルゼンチン代表のバティストーゥタ氏が南アフリカの宿泊するホテルで盗難に遭ったそうだ。何でも現金とクレジットカードで盗まれたそうで、意外!?にも本人はひょうひょうとしている様だ。ちなみに南アフリカへはワールドカップのTV解説者として訪れていたらしい。 が、この話題で私が注目した点は何を隠そう「バティストゥータ」という名前だ。私の世代なら知らない者などいないだろう。長くアルゼンチン代表のエースストライカーとして活躍し、92年のキリンカップ、95年のインターコンチネンタルカップ(現在のコンフェデレーションズカップ)、そして98年のワールドカップのいずれも日本戦で得点を挙げているため、日本にとっては非常に嫌な相手だった。 正に彼は「ストライカー」という名がふさわしい選手だった。そして、彼が決めたゴールは「バティゴール」とも言われたほど。イタリア・セリエAで得点王にもなったことがあり、在籍したフィオレンティーナでは今でも英雄である。ローマではスクデットも獲得し、晩年はカタールリーグで過ごした(ここでも得点王獲得)。晩年にJリーグに来てくれないかぁ、と願っていた一人だ。 そして、このバティストゥータが現役代表の頃の02年に彼、というかアルゼンチン代表にとって「屈辱的」な事件が起こる。アルゼンチン代表は02年ワールドカップは福島のJヴィレッジでキャンプを張っていた。ここで練習試合の相手になったのがベガルタなのだ。ここで結果2試合やるのだが、2試合ともベガルタが1-0で勝ってしまったのだ。しかも、本当は1試合だけの予定だったのに、アルゼンチンがベガルタに頭を下げて再戦したが、またもベガルタが勝ってしまった。特に2試合目は本気だったらしい。 そう考えると、当時のベガルタって世界レベル!? そんな訳はない。あれは事件か事故レベルの話だと思うが、かかわっているチームがチームなだけに面白い。
2010年06月18日
昨日のアルゼンチン×韓国の総評。 やはり、アルゼンチンは強かった。メッシだけではない。イグアイン、テベスを含めた攻撃陣の強襲はあまりの迫力に観てる方にも恐さを感じさせた。 何よりもすごかったのは攻守の切り替えの早さ。ボールを奪ったら素早いパスで繋ぎ、メッシやテベスが突進する。フィジカルも強いし、技術もあるから韓国も簡単にはボールを奪えない。そしてメッシがボールを持てば、そこに2~3人でないと韓国ディフェンス陣も止められないし、そのメッシによってスペースを生み出し、そこをイグアインやテベスが使う。 また、守備意識もアルゼンチンは高かったと思う。1失点は別として、前線からのフォアチェックは韓国を苦しめていた。韓国がボールを保持しても、素早いチェックにもたつき、結果奪われてしまう。韓国としてはアルゼンチンが前ががりになったところの裏のスペースを狙いたかったが、うまく狙っても個人能力に勝るアルゼンチンにボールを奪われることが多かった。 やはり、あれだけポゼッションされてしまうと苦しい。日本に置き換えれば、オランダ戦をどうしても見据えて比較してしまう。オランダもほとんどポゼッションを握るだろう。日本は少ないチャンスを確実にモノにする、奪ったボールは絶対疎かにしないことが勝利への鍵と考えている。
2010年06月15日
まずは、日本の勝利。心から喜びたい。勝因は集中力が切れなかったことと、いたってシンプルに戦い、少ないチャンスをモノにできたこと。しかし、この至ってシンプルに戦うということは高い位置でプレッシングをかけ続けなくてはいけない。その点、疲労が目立ってきた選手をプレッシングをかけ続けることのできる選手に交代した岡田監督の采配も的中したと言えよう。守りに入らず、プレッシングをかけ続け、隙あらば奪ってカウンターという極めてシンプルな戦術。正にテレビで解説の山本氏が言った様に「ワールドカップの戦い方」ができたゲームだった。特に終盤へかけてカメルーンのパワープレーに冷静な対応をしていたことも大きな要因の一つ。我慢の時間が長かったが、それでも集中力を切らさず、隙あらばカウンターを狙っていた「攻め」の意識が勝利を呼び込んだ。 しかし、岡田監督や本田が試合後に語っていた通り、まだグループリーグの1試合が終わったに過ぎない。勝ち点3は非常に大きいが、前回06年大会の韓国は同じようにスタートして強豪フランスにも引き分けたが、結局決勝トーナメントには行けなかった。日本のメディアはこういう結果になると、どうしても大騒ぎする傾向がある。しかし、監督や選手に表情を見る限り慢心は無い。それは見ていて非常に頼もしい。 日本×カメルーンの試合の前にはオランダ×デンマークも観た。デンマークも健闘はしていたが、やはり地力に勝るオランダが2-0で勝利した。デンマークは守備が中々手強いと思う。筆者の見る限り、韓国と対戦した同じ守備が売りのギリシャよりも状態は良いと感じた。 次の日本×オランダは1勝同士がぶつかることになり、勝った方が決勝トーナメント進出へ大きく前進することは間違いない。オランダは間違いなく強い。しかし、カメルーン戦のような「自分たちのサッカー」ができれば勝利も夢物語ではない。頑張れ、ニッポン!!
2010年06月14日
J2も昨日で中断に入り、筆者はいよいよ本格的にワールドカップモードに入ります。スカパー!は実家にしかありませんので、希望の対戦カードを録画してもらい、ライブでは「地上波」で放送されるカードを楽しみたいと思います。 サッカー実況はやはりNHKが一番です。最悪はテレビ○日・・・ 好みは分かれるかもしれませんが、日本には絶叫をしないNHK的実況の方が合っている気がします。ブラジル国内なんかの試合はジョークと織り交ぜて実況したり、「ゴール」という絶叫も高すぎず、かなり長く「ゴォォ~ル」という独特の言い回しで進めるスタイルはラテン系のブラジルらしくて個人的には好きです。 そして、今日は日本×カメルーン戦。ここに来るまでに色々な批判はありましたが、良い意味でそれを吹き飛ばしてほしい。つまりは、「勝利」あるのみです。 ワールドカップの様な短期決戦は結果のみ追求していけば良いと思います。要は自信を持って自分たちのサッカーをすれば良いんです。得点シーンも必ずしも流れの中にこだわる必要も無く、ラッキーゴールでも何でも良いんです。むしろ、必要なことは貪欲にゴールを狙う姿勢ではないでしょうか。もっと言えば「戦う姿勢」です。 同組のオランダ×デンマークの試合もあります。ただ、他の結果は気にせず目の前の試合に集中して臨んでほしいです。言うまでもなくですし、選手も監督もきっとそう思っているでしょう。頑張れ!!ニッポン!!
2010年06月13日
続いて、ワールドカップの韓国×ギリシャの総評。 韓国の何が素晴らしかったか。強烈なプレッシングからの速攻カウンターはもちろん、ユーロを制したこともあるギリシャ相手に「試合巧者」ぶりを発揮したことだろう。それはギリシャがパワープレーを仕掛け始めピンチが続いた時のこと。韓国は常に冷静な対応をしていた。これがどこかの国だとこういうパターンが始まるとバタバタし始めるのとは偉い違いだ。 皮肉ではなく、日本もそういう戦い方を見習うべきだと思う。2000年頃は日本が韓国より実力は確かに上回っていたと思う。しかし、彼らはそれをバネに追い付き、また上回った。日本のレベルは下がってはいない。韓国がまた上回っただけなのだ。今回の韓国の結果が日本の刺激になっているのはとても良いことだと思う。日本代表の誰もが「俺たちだってやってやる」と思っているに違いない。 そして、パク・チソン。2001年にJ2で筆者の地元、ベガルタ仙台とマッチアップした時とはレベルが違い過ぎるくらい凄みを増している。2点目のゴールはあの屈強なギリシャディフェンス陣をものともせず、個人技でゴールを決めた。あの時ギリシャのディフェンスは2人いた。チェックにも行っていた。しかし、それでもゴールを決めた。 あのような選手が日本から、しかもその転機はJ2での活躍からということを誇りに思う。
2010年06月13日
先程、函館より自宅に戻って参りました。 今回は連れもいましたので、夜中の2時半に札幌を出発。国道5~393~5号のルートで八雲で運転を交代し、何だかんだで最初の目的地・函館朝市には8時近くに到着。朝食に巴丼を食す。他、連れの希望であった朝市内の店を冷やかし、9時過ぎには駐車場のロケハンのため、千代台付近へ移動する。 9時半頃に着いたため、運良く競技場の駐車場に空車の文字が。すぐさま車を入れ、開場までスタジアムグルメ等を冷やかし、試合が始まってからでは食べられなくなってしまうので、開場後に席で食す。 そして、肝心の試合。今日は観戦してる身ですらすごく暑く、ピッチはもっと暑かっただろう。愛媛に先手先手を取られ、ミスもすごく多かった。逆転できるチャンスもあったが、結局2-2の引き分けで中断期間に突入となった。やはり、イージーなミスを無くさなければ勝ち目は無い。今日の愛媛のプレッシングも中々だったが、J1のプレッシングはそれ以上だ。J2であればミスも相手に助けれることも多いが、J1チームは正に「そこ」を突いてくる。昇格を現実に考えるならば、やはり細かなミスを減らしていくしかない。昇格が「目標」だけで終わってほしくない。中断期間で修正されることを期待したい。 そんな中、今日のVOCSの表紙を飾ったウッチーが古巣相手に恩返しの1発。逆に元札幌の石井にも古巣への意地を見せられたが・・・ 帰りは途中から札幌までずっとコンサ選手バスと抜きつ抜かれつで一緒に国道5号~道央自動車道を帰ってきました。選手はお疲れのところ連れにバスから手を振って頂き、ありがとうございました。
2010年06月12日
ワールドカップネタで書ききれなかったので、本日2度目のブログ。 明日は愛媛戦。函館でのゲームですね。 筆者は結局、車で行くことに。「鉄道好きって言ってたくせに」って言わないで下さい(苦笑)。チームスポンサーになっているJR北海道さん、本当にごめんなさい。 明日は連れがいることもあり、函館朝市に行きたいということで、札幌を夜中の2時頃出る予定です。もちろん、運転は私(泣)。朝市行った後、駐車場のロケハンして開場の11時まで爆睡する予定です(笑)。 明日は勝つぞー!!
2010年06月12日
ワールドカップ、いよいよ開幕しましたね! 初めて見たのが90年のイタリア大会。本格的には94年のアメリカ大会からなので、ライブで見るのは94年、98年、02年、06年で今回で5回目。 率直に言って、自分が一番熱狂していた時代の選手は既に多くが監督やコーチになっており、自分も歳をとったなぁ、と改めて感じます。日本はともかく、各国代表を見ても知っている選手がかなり少なくなった。でも、ワールドカップは何度見ても面白い。02年大会はホームということであまりワールドカップという感じがしなかったし、実際に札幌ドームでの試合も見たが、好きなイタリアが見られるのになぜか想像より感動は少なかった。というよりワールドカップが日本で開催されること自体、不思議に感じていた。でも、国歌斉唱の時のあの独特の雰囲気だけはやっぱり違った。他国の国歌斉唱なのに何か、ゾクゾクとするものがあった。 今回はスペインに注目が行っているが、やはり本命はブラジルだと思っている。アジリティがあれだけ完成されたチームなのに、やるサッカーは手堅い。さすがはドゥンガだと思う。また、アジアのチームとして韓国にも注目している。「歴代史上最強」という名にふさわしいチームだと思う。今日のギリシャ戦はテレビで注目だ。 そして、日本。厳しい評価が各メディアから出ているが、残念ながら今の状態では自分が予想をしてもグループリーグ最下位で敗退が濃厚と言わざる得ない。 しかし、ワールドカップは何が起こるかわからないのが歴代の大会を見ても言えることだ。日本も下馬評を覆し、グループリーグ突破という大波乱!?もあるかもしれない。それも含めて、やはりワールドカップは楽しいのである。
2010年06月10日
やっと見ました。サッカーマガジンのコンサ特集。 J2でも特に専門誌がああやって大きく取り上げてくれると嬉しいですね。サッカーマガジンは小生が小学生から愛読していますので、15年以上のお付き合いですか。当時はまだ月刊誌で、今みたいにエンターテイメント的な内容じゃなくて、本当に「専門誌」的な要素がいっぱいでした。実家には沢山のバックナンバーが保管してあり、実家帰った時にたまに開けて「懐かしいなぁー」とか思いながら見ます。ジョホールバルのワールドカップを決めた時の号も持っているんですが、あれは「幻の一冊」とか言われてて相当なプレミアが付いているらしいですね。もちろん、売る気なんてないけど。 ワールドカップもいよいよ開幕ですね。ちなみに私はJ2が終わってからワールドカップモードに入ります。
2010年06月09日
今日はサッカーの話題から少し離れて・・・ 本日はメンズディとのことで、札幌シネマフロンティアでは1000円で映画を楽しむことができます。 という訳で観たのは「RAILWAYS」という映画。ストーリーはまぁ、ネタばれになってしまうので控えます。簡単にいうと「鉄道もの」の映画です。 筆者は実は鉄道ファンでもあるのです。ですので、サッカー観戦をする時もできるだけ鉄道を利用する様にしています。が、今週末は函館ですので微妙・・・「得割きっぷ」は確かに安いが・・・でも、車は駐車場の問題がある。 どうしよう・・・
2010年06月05日
草津戦は1-1の引き分けですか。まだ試合見てないんで詳しいコメントはできないんですが、スコアだけ見ると追い付かれる展開だった様で・・・征也がケガ?本当ならかなり心配。ただでさえケガ人多いのに。群馬まで行かれた方は大変お疲れ様でした。 次は函館での愛媛戦。で、次の試合を以って中断期間に入りますね。相手の愛媛には元仙台の福田がいる。次は勝って中断期間に入りたい。 函館かぁ。札幌から車飛ばして行こうかなぁ。札幌から函館の道のりって結構楽しいんだよね。おいしいお店とかいっぱいあるし。 昨日の日本-コートジボアールはテレビ見てましたけど、結果はご覧の通り。それよりも、元札幌、仙台出身今ちゃんのケガの状態が心配だ。間に合ってほしいが、代替なら誰を推す?と聞かれたので「千葉直樹(仙台)」と答えた。なんで?って言われるかもしれないが、彼ほど守備のユーティリティープレーヤーはいないと個人的には思っている。もう一人挙げることができれば札幌の芳賀博信も推したい。すべて「超」個人的ですが。もちろん、願うのは今ちゃんの復調。今ちゃんをワールドカップのピッチで見たい。
2010年06月04日
今月で北海道に来て丸10年が経ちます。札幌の市民としては、この間道内を転々としたので、通算すると6年位住んだことになります。 札幌の人口も来た当時は180万少しだったのが、今は190万に迫る勢い。でも、この街の良さはそれを感じさせないところ。渋滞なら実家のある仙台の方がすごい、というか酷い。 札幌への愛着があるのは、街の雰囲気とかが故郷・仙台と重ねてしまうことが多いからだ。実際、札幌の友人が仙台を訪れた時、街の雰囲気がそっくりだという話を聞き、逆の仙台の友人が札幌を訪れた時そういう印象を持ったという話を聞いた。 札幌の駅前通は仙台の青葉通を思い起こさせてくれるし、ここでやる仙台の光ページェントは札幌のホワイトイルミネーションを模して始まった経緯がある。 また、この2都市は良い意味でも競争している。超高層ビルの高さとか、最近では三井アウトレットが札幌(正確には北広島)にオープンしたが、あれは仙台が先発になっている。逆にパルコは札幌がずっと先発で、仙台はまだオープンから3年程しか経っていない。 野球の日本ハム-楽天戦がドル箱カードというのも納得できる。双方に一番近いアウェイということもあるが、同じ「北国」チームということで、盛り上がっている面も多々あるという。 だからこそ、コンサドーレに早く昇格してほしい。J1の舞台で、札幌で、故郷のチームを迎え入れる心境は・・・今から楽しみでならない。仙台は生まれ、育ててくれた街。札幌は社会人として、今の自分を育ててくれた街。本当、この2都市への愛着は尽きない。
2010年06月03日
遅ればせながら、先日の日本代表-イングランド戦の感想。 試合はNHKの中継を見ていましたが、韓国戦に比べて誰がどこをカバーするとか基本的なことがだいぶ改善されたと思います。ただ、プレッシャーをかけ続けるのも疲れが出てくるので、その辺りが課題と感じました(高い位置でプレスが効かなくなり、ラインが下がる)。ワールドカップ本番ではイングランド辺りの強国になれば、正に「そこ」を突いて来るので、例えば同点された時に「勝ち」行くのか「引き分け」に持ち込むのかの現実的な選択肢も出てくるでしょう(もちろん、グループリーグの行方次第で「勝ち」しか選択肢が残らないことも十分考えられます)。 オウンゴールは責められないし、善戦もしましたが負けは負け。一番悔しいのは選手であり監督でしょうが、内容が最悪でも勝ち星を拾ってしまうイングランド代表のカペッロ監督には脱帽です。この人、どのチームでもそうですがやり方の批判はされたり、内容は悪くても結果だけは必ず残す。勝負運も持っている人ですね。 で、あっという間に次のコートジボアール戦ですね。コートジボアールとの対戦で思い出深いのは93年のアジア・アフリカ選手権でのカズの決勝ゴール(知らない人多いかなぁ、古すぎて(笑))。あの時の再現を期待しています。
プロフィール
HN・・・・あっぺとっぺ 「あっぺとっぺ」とは故郷の仙台弁で「でたらめ」や「正反対」の意味を指します。最近は本名の下の名前で呼ばれることも多いですが、私的にはどちらでもかまいません(笑)。 コンサドーレ札幌U-18を中心に、北海道の育成年代を追い続けています。東北の育成年代も少々。 かつて、コンサドーレ札幌に在籍していた選手は他チームへ行っても、みんな応援しています。 基本的にフットボールはプレーするのも観るのも大好き。でも、最近はもっぱら観る専門。 当ブログはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。ただし、こちらからのリンクはオフィシャルブログがリニューアルされてからどうも調子が悪いようで表示がされないんですよね・・・・(汗) 相互リンクは本来大歓迎なんですが、そういった事情で現在できません(泣)。
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