2008年02月21日
キャンプのスタートでは毎日、午前、午後の2部練習がおこなわれる。 午前はフィジカルトレーニング。当時のフィジカルコーチは東海林さんでとにかくよく走った。選手はハートレートモニター(心拍数を測るもの)を身につけトレーニングを行い、そのデータを東海林さんが分析して次の日のメニューを組む。 午後はボールを使ったトレーニング。これはすべて監督が行う。 午後練習が終わると、柳下監督の指示で疲労回復のためプールでのウォーキングをした。 「今日はプールを○往復」と練習後に指示する。 筋肉を冷やしたりといろいろ効果があるらしい。 その時、事件が起こった。
僕がマネージャーとプールサイドで座って話をしていると後ろから誰かが僕を持ち上げた。 純平 「ちょっと待って、待って!!!」 ザッブ~ン 練習場にいたままの格好で、靴も履いたまま。 僕はプールに投げ捨てられた。 純平 「携帯、携帯」 チームから持たされていた携帯電話がポケットに入っていた為あわてて取り出したが完全にアウト。 みんなの笑い声と共に ある選手から 「純平!練習着くらい脱いでから入れよ」 マネージャーからも 「また遊んでんのか」 と言われた。 チーム広報も写真を取りながら 「いい絵が取れた」と満足している。 犯人は西○選手。 いまだに仕返しは終わっていない。 続く・・・
2008年02月15日
グァム到着後預けていたチーム荷物を一人4個くらいづつ受け取り運ぶ事になった。 流れて来る荷物を選手もコーチも手分けして運び、出口付近で僕が荷物リストにチェックを入れていき、予め荷物につけて置いた番号を選手に読み上げていってもらった。 荷物がすべて揃っている事を確認し、手配してあった現地の運転手付きのトラックに積み込んだ。そしてホテルに向うチームバスに乗り込もうとした時マネージャーは言った。 マネージャー 「何かあった時のために純平はトラックに乗っていって」 純平 「わかりました」 正直困った。 運転手はグァム人、僕は英語が話せない。 まぁなんとかなるだろうと、トラックの助手席に乗り込んだ。 見るからにボロボロで、いつ止まってもおかしくない様なトラック。 窓はない。暑い。スピードメーターも動いていない。無言の車内。 それでも合宿地になんとか到着。 ホテルのスタッフが荷物を運んでくれた。 トラックの横でこれはマッサージルーム、これはエキップルーム、グラウンド等指示をしているとマネージャーがやって来た。 マネージャー 「今日の練習時間が確定した、40分後に練習開始、間に合うか?」 純平 「なんとかします。」 到着から40分後というのは相当厳しかった。 練習着をスーツケースから出して選手、スタッフに配り、ランニングシューズを渡し、水を用意してボールに空気を入れて・・・・・ マネージャーにグラウンドの準備をお願いして僕は選手やスタッフに急かされながらなんとか配り終えグラウンドに向かい、練習開始前のグラウンドミーティングにギリギリセーフで間に合った。 無事キャンプスタート。 続く・・・
2008年02月13日
グァムへは新千歳空港→東京一泊→成田→グァム。 キャンプ出発の2日前に東京のホテルに荷物を送り、練習用具は当日チームバスと飛行機で運んだ。東京のホテルに1泊し翌日成田空港からグァムに出発。東京のホテルでも荷物がすべて揃っているか最後の確認(もう何度も確認したが心配だった) グァム出発の朝、チームがスムーズにチェックインできるようにチームより一足先に運営担当の渡部さんと門脇さんと僕の3人で成田空港に向った。荷物を預けるカウンターには長蛇の列。100個位の荷物をどうしようか、もたもたしているとマネージャーの雷が落ちる、どうしようと考えていると 門脇さんが「ちょっと待ってろ」と言い残し空港関係者と話している。 するとなんと荷物カウンターをチーム専用にあけてくれた。 さすが門脇さん。 チーム荷物を預け終わるとチームも到着。すべてがスムーズに流れ飛行機に搭乗。 グァム到着までスケジュールを確認し爆睡(移動は寝る時間)。 ここまでは順調だったが到着から練習開始までが大変だった 続く・・・
2008年02月12日
僕にとって2シーズン目で初めてのキャンプがグァムキャンプでした。 監督も柳下監督に代わりコーチングスタッフもみんな代わった。 キャンプの準備をする為に宮の沢のクラブハウスに10日間泊まりこみ準備をした。 その頃は一週間程度札幌ドーム内でトレーニングをしてからキャンプに出発だった為、毎朝6時起床。札幌ドームに向い練習の準備→練習→クラブハウスに戻り洗濯→次の日の練習の準備。 それらがすべて終わってからやっとキャンプの準備が始まる。 まずキャンプに必要な物リストを作る。 練習用具や練習着はもちろん、ビデオデッキ、ビデオカメラ、ビデオテープ、変圧器(日本とは電圧が異なる為)、お世話になるホテルやサッカー関係者へのお土産(白○恋人)。 このお土産は練習試合の対戦相手にも渡したところとても喜ばれた。 トレーナーの治療機械やテーピング関係もすべて預かる。(キャンプの途中から監督のマイ枕も加わった) チーム荷物の数は100個以上。 毎日準備が終わると午前3時をまわっていた。 続く・・・
プロフィール
元ホペイロの南谷純平です。 2003年~2006年まで コンサドーレ札幌のエキップマネージャーとしてチームをサポートしてきました。 現在はコンサドーレの話題がいつも聞こえてくる店を目指して 琴似で焼鳥店を営んでおります!
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