新聞のテレビ欄をほんわり見ていたら…むむむ、これはコンサの広告ではなかとね。

家族連れをターゲットにしたイベント盛りだくさん。
ここは何度もフラれてるけど、友人家族をまた勧誘しないとね！
（気づけば、子供がやたらデカくなってたw　上は中学生だったw）

親付きで行けば、子供はタダやでぇ～。
子供だけでも、1,000円で行けるでぇ～。
遊べるアトラクションあるでぇ～。

よし。

で、チラシを見ながら、厳しい集客を考えた。

努力してないわけじゃない。
こうやって広告も出している。
（金はかかるしょ、道新さん、あんまり力入れてくれてないし…＜毒）

でも、人が集まらない。

もう、こうなってくると、そこに暮らす人の意識の問題なんだろうなと思う。
友達の付き合いとして足を運んでくれる人は、まだいい。

サッカー、よくわからないから（行かない）。
海外サッカーしか興味ないから（行かない）。
代表の試合じゃないから（行かない）。

ひとつめは、まあ、足を運びづらい気持ちもわかる。
でも、全部説明するし、試合だけじゃない楽しみも教えることで、まだ取り込める気がする。

問題は後者。

海外サッカー好きは、必ず言う。
「日本のサッカーはつまらない」と。

その時、私の頭に浮かんだのは、「ハリウッド映画しか見ない人」「洋楽のビルボード上位しか聞かない人」。

華やかで、スターがたくさんで、注目高くて。
技術もそりゃ高いけど、雲の上のスーパースターを崇め奉る感じ？

間違ってるわけじゃないけど、それだけ？　って思う。
凄いものを凄いというのは簡単だけど、それ以外が無しとかって、自分の世界狭めちゃってるだけなんだよね。
もったいない。

映画には邦画もあるし、全国で公開されるものもあれば、単館ものもある。
メジャーなものは、大抵こうだ。
「興行収入○○億！」
「入場者数、たった3日で○千万人突破！」＜適当w
「世界が泣いた！」＜ここまできたら眉唾www

やっぱ宣伝だし、煽ってなんぼだろう。
スターがいるから、煽っても意味がある。

映画に限らず、舞台なんかも商業演劇から小劇場まで様々。
華やかでスター好きの場合、ブロードウェイミュージカルを賞賛し、小劇場をバカにするようなもんだろ。

ありえへん！

サッカーからズレているけど、同じような話だよ。
凄い・上手い・スター性・華やかな世界を賞賛する。
派手な名前はなくても身近にある世界を冷遇する。

サッカーの面白さって、そこだろうか？

ボールを蹴る音。
コーチングの声。
全力で走る姿と汗。
ゴールが決まった瞬間の歓喜。
失点した時の叱咤激励。
勝った時の喜び。
負けた時の悔しさ。

それを全部ひっくるめて体感するのが楽しいんじゃないのか。

スター選手は自分で見つければいい。
「自分だけのスター」って、「誰しもが知ってるスター」より、なんかちょっと価値ある感じしない？

お芝居の世界でも、小劇場でずっと好きな役者さんが、テレビでもメジャーになり、ハリウッドまで出ている。
決して世界的スターではないけれど、あの時一緒に飲むことも多かったあの人が、今じゃ有名な名バイプレイヤーだ。
それをたくさん見てきた。

コンサには、否、コンサに限らず、自分の街のチームには、将来そうやって世界で活躍する選手が誕生する可能性がある。

本当に、ある。

今から原石を見つけて、その成長を見つめていくこと、サッカー好きだと言うなら、体験してみないかなぁ。
そして、目立たないプレーであっても賞賛できるくらい、もっともっとサッカーを好きになってくれないかなぁ。

この街にサッカーがあるんだから。



…Σ(°Д°)
小野伸二くるじゃんw　彼はスターじゃんwww

この前、歩いてる後ろの女の子が電話で「チケットもらったし、話に聞いてたから来てみた」と話しているのを聞いた。
本人は楽しかったみたいだが、電話の相手は否定的だったようで、徐々に「まあ、誘われたからさ～…」みたいな口調になってて残念だった。
その後飲み会（？）みたいで、そこには行くらしいが…暇だったのか、電話の先の相手も…

たぶん、悟り世代。
全員がそうではないけれど、せっかくバカやれる年齢の時に、なんもしないでいたら、つまらない人間になっちゃうよ。

面白い人間が地位や名誉を必ず掴むわけじゃないけど、つまらない人間は地位や名誉も手にしないと思うのだ。
少なくとも、本気で関われる仲間にも出会えない。
だって、自分が本気じゃないからね。

チケットあったからと行動に移したアナタ。
その行動力を大切にね！