mimicchi先生のところで征也の話を読んでたら、なんだか思い出してしまった。

昨年、コンサポな先輩が亡くなった。
その先輩はとっても征也が好きで、葬儀の時には映像があったけど、イベントか何かの写真もあった。
祭壇の横には先輩が愛用していたコンサグッズが飾られていて、映像もコンサ関連が多かった。

さらに征也から供花もきていた。
このときは心の中で「征也、ええ子やのぅ～」と涙したっけ。
というか、ちょっと驚いたけど･･･

その先輩とは若かりしときは若干確執があった。
これは仲間うちでは知られていない事実。
数名しか知らないし、そもそもその先輩は面倒見がよくて慕われていたから、そんなことがあるなんて思わなかったろう。

でも、いろいろあるんだ、これが。

少しの期間疎遠になって、久しぶりに会ったのは高校時代の顧問の葬儀。
そこで、高校時代の部活のOBが集まって何かしようってことになって。
それからというもの、いつもイベントや企画にはその先輩が中心にいた。
その前からOBでの企画はあったし、最初は私も出演者だったけど。

先輩が患ってから、なんとなく確執の冷たい氷のような感情が少しずつ溶けて。
いつしか普通に接することができるようになっていた。
お互い大人になったってことなのかな？（30代になってたし）

楽器も吹かないし、何かあってもいち観客でしかない私だけど、快く打ち上げの席に呼んでくれた。
サッカーが好きなこと、コンサも応援してるけどマリサポな話をしたら「マリノスきらいだっ！」と言われちゃったり（笑）
結構しつこく覚えてるな、私･･･でもサポ同士だから平気。

スタジアムで会うかもね、なんて言いながら。

先輩とドームや厚別で会うことはなかった。
それどころか、それまでもあった病の浮き沈みが激しくなったという話を聞いた。
新年会をやろう、ということになってOBが集まったとき、先輩は来られなかった。
電話で参加して「ビール飲みたい～！」と言ってたっけ。
その新年会、先輩が声かけて集まった場だったのに。

OBとして高校のイベントにも積極的に参加してた。
だから浮き沈みの話を聞いていても、また会えるだろう、なんて思ってた。
でも、甘かった。
お別れって、あっという間だった。
結局、あの頃のあの確執が何だったのか、理由もわからないまま。

お母様の話を聞き、本当にコンサが好きだったんだなぁ～としみじみ思った。
コンサの試合を観るたびに、ふと先輩を思い出すことがある。
嗚呼、ここにいたんだろうな～って。

そして、その冬、征也がコンサを去った。

先輩がいたら、どう思ったんだろう･･･悲しいと思ったんだろうか、悔しいと思ったんだろうか、それとも頑張れって気持ちだったろうか。
それももうわからないけど。

そして、コンサが新しい顔ぶれ満載になって。
チームがどんどん成長して出来上がっていくのを観ていた私は、なんだか先輩の分もコンサ応援している気持ちになるときがある。
おこがましいけど。
そして、本当は今のコンサを見て欲しかったな～と思う気持ちもある。

いや、きっとどこかで観てるんだろうな。

J1ですよ、先輩。
応援してた子たち、頑張ってます。
新しく加わった選手も、いい選手ばかりです。

まだまだ至らないですが、先輩の分、コンサ応援しますね。
あ、その代わりと言ってはなんですが、そっちで直樹の所属するチーム、応援してやってくださいね。