出続けることの大切さ。

2011年09月27日

ハーフタイムパーティで壊れた頭をリセットするために。
ふと思ったこと。

竜ちゃんは、今だに「全試合フル出場」だ、ということ。
これは、何なんだろう…少しドキドキして、でも考えてみた。


竜ちゃんがキャプテンをするのは3回目。
うち、2回はマリノスで2シーズン連続。
ただ、このあたりの竜ちゃん(当時は馬場ちゃんと呼んでた)は、怪我で出れないことが多かった。

長いリハビリ、それでも気持ちを切らさず、へこたれず。
時には同じくリハビリ中の若い選手を励ましたり、試合に出る選手を激励したり。
間違いなく精神的支柱であり続けた。

ただ。

キャプテンとして、試合に出られないことは、相当に悔しくて歯がゆくて、情けないと感じていたはず。
2008~2009と2年キャプテンを務め、適任と誰しもが感じていたはずだけど、本人は複雑だったと思う。
勿論、信頼されて頼られるのは嬉しかっただろうけど。
(聞いたことはないけど、そんな気がする)

今季。
多分キャンプでキャプテンへの示唆があったんだろう。
新参者でいいのか?
チームメイトやサポーターは納得してくれるのか?
何よりまた、出られないなんてことになったら…
色んな思い、本当にあったと思う。

経験を伝えることなら出来る。
一緒に努力すること、コミュニケーションをとること、それは出来る。
なんたって、責任感は人一倍だから。
人柄だって、基本的には穏やかだし優しいし。

葛藤して、引き受けたキャプテンという役割。
スナマコや芳賀ちゃんはじめ、サポーターに愛され信頼されている、長年プレーしている選手じゃなくて、自分。

じゃあ、引き受けたからにはどうするか。

きっとそれが「出続けること」だったんじゃないかと思う。

いつも万全なわけがない。
体調だって、悪いときはあるかもしれない。
疲れが溜まっているときもあるだろう。
それでも、出続ける。

カード3枚で踏み止まっているのも、試合に出られないほどの怪我なくプレーしているのも、単に意識とか自覚とかだけじゃなく、今までできなかった「キャプテンはそこにいて、チームを引っぱらなくては」、そんな潜在的な何かがあるんじゃないだろうか。

そりゃ人間だから、あるときポッとカード出されちゃうかもしれないし、何かのはずみで怪我してしまう(あるいは、させられる)ことだって、ある。
ただ、やはりキャプテンである以上、「出る」ことにこだわってるようか気が、ときどきする。

だから、簡単に「休ませてあげたい」とか、言えない。
本当はひとつくらい、意思をもって「一回休み」してほしいくらい。
まあ、本人は絶対認めないと思うけど。

そして、私は毎回ずっと応援したいけど。


post by ゆっきぃ

00:24

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