2016年06月11日
JFL2016前期が終了しました。これから後半戦が来週から始まりますが JFLに青森から2つ所属クラブがある2016シーズン! 史上最も北海道に近いところで行われたダービーマッチ(JFL以上) 青森ダービーがどれほどの注目度であったか? ちょうど半分の試合が終わった今 八戸全試合と比較してみていきます。(今回のダービーは八戸ホーム試合) まずは青森ダービーの結果から見ていきましょうか ちなみに過去の対戦成績(地域リーグなど)は八戸が10戦10勝でしたが 結果は ヴァンラーレ八戸0-1ラインメール青森 なんと初めて青森が勝ちました! しかもJFLと大きなカテゴリーでは初試合 テレビ中継もされ、最も注目されるダービーになったこのタイミングで! なんと劇的な結末。順位でも前期5位八戸と前期11位青森です。 それが勝ってしまう。しかも「アウェーでの勝利」 青森サポーターはどれだけ痛快だったか? 想像するだけで痺れます。 それでは、青森ダービーの注目度がどうだったかを見ていきます 観客動員は、八戸史上2位2662人を記録! ちなみに1位は今年の開幕戦3066人と、どのクラブでもわかりやすい目玉試合です 第3位の動員でも1635人。しかもこの試合はJFLチャンピオンシップでの動員! 見ての通り第1位と第3位は普通に目玉試合なのです! また、八戸にとって2000人台の動員試合は「これだけ」で、3位以下は1000人台以下であることを考えると、本当に異例の動員だったことがわかります。 更に言えば この試合を冷静に考えれば 「JFLの強豪VSJFL昇格チームの試合」 開幕戦や終盤戦 昇格や優勝がかかる重要な試合ではありません リーグ戦の一般的な1試合です。 それが、ダービーだから! 相手が「青森」だから! それだけでこの動員力を持ったのです! 実際に今季前半戦ヴァンラーレ八戸のホーム全試合観客動員をみますと 3066人 開幕戦 1295人 821人 792人 2662人 青森ダービー 1339人 1429人 であり、青森ダービーが「ただの昇格チームとの試合でなかった」ことはもはや明白です。 更にダービーマッチの特徴としてアウェーチームの注目度も上昇します。 こちらはウィキペディアの日別閲覧数で、ラインメール青森のページを見てみると ウィキペディア、ラインメール青森ページの開幕の3月~6月11日までの日別閲覧数 1日平均86閲覧者で、最高でもJFL開幕戦前日186閲覧者のところ ダービー当日の5月3日はダントツ1位で312閲覧者に達しています。 ウィキペディアは主にライトファンや一般層が何気なく検索することが多いでしょうから JFL初昇格したばかりの青森にとって、非常に重要な一般層への認知度UPに繋がったということになります。 アウェーの1試合で、これだけの注目度があることがまさにダービーの特性といえます。 今までどこか遠い所で行われたダービーマッチという文化。 隣県青森では今たしかにそれを享受し始めています。 ダービーは非常に特別で、形容しがたい最高に面白い試合なのです。 注目度も普通とは違う。経営にとってはただの1試合が超目玉試合に変わる大チャンスの試合。 早く北海道で見たいものです。 これこそがサッカー文化だったのかと驚くに違いありません
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footballを通せば地元と全世界は繋がれます。 コンサドーレの最高の強化策は、道内にJクラブができることだと考え Jを目指し活動中の北海道十勝スカイアースを応援しています。 早くダービーが見たい!
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