第23節vs清水@見たことのない景色

2019年08月18日

夢だと思ったらー夢じゃなかったー


夢だと思ったら夢じゃなかったー



夢だと思ったら…

あっ、もういいですか?
すみません。こんな大量得点に慣れていないもので
どう対処して、どう喜んでいいものか…

本当に、本当に、


夢だと思ったら夢じゃなかったー(≧∇≦) ←しつこい(笑)



思えば、これまで7点取られたことがあっても7点取ったことがあっただろうか…
いや、それを越える8得点を取ったことがあっただろうか… ←クラブ史上J1最多得点です


これが見たことのない景色。


これが求めていた「新しい景色」なのね。





( 噛み締めてます )



真夏のアウェイ。台風一過の高温多湿の夜。
いつも長袖の拓馬が半袖ユニフォームを着るくらいだから相当暑いんだろうなぁ。

こういう時はどう戦うのか。
立ち上がり失点に気をつけて様子見?
それとも省エネサッカー?
いやいや後半の疲労を考えたら早い時間、それも前半のうちに複数点とっておきたいところ。

…と、ここまでは誰しもが思うところでしょうが今日のコンサは違います。
私たちの想像を越え、更に上をいく展開が待っていたのです。




2019明治安田生命J1リーグ第23節vs清水エスパルス@IAIスタジアム日本平

2019年8月17日(土)18時キックオフ

天気:晴 / 気温:28.6℃ / 湿度:73% 
入場者数 14,340人 
主審:今村義朗、副審:八木 あかね


0ー8で大勝、圧勝、完封勝利ーっっ!! 

〈得点者〉
10分 チャナティップ
24分 ジェイ
49分 進藤 亮佑
57分 鈴木 武蔵
75分 ジェイ
79分 ジェイ
84分 福森 晃斗
90分 チャナティップ


多いっ!!多くて書ききれないっ!(≧∇≦) ←大げさ


ひとつひとつの説明はしませんが前半早い時間のチャナとジェイの2ゴールで試合の主導権を握りました。
それでも後半のことを考えると2ー0というのは危険なスコア。
1点返されたらすぐに追い付かれてしまう。
2点リードでは心配…早い時間に追加点が欲しい…(どれだけ心配性なのか)

と思ったら後半早々にCKから進藤くんのヘッド(今季5点目)で追加点!(゚∀゚*)

このゴールは大きかった。
残り時間はまだまだたっぷりあるけど3点リードで選手もぐんと楽になっただろうし相手もさすがに3点ビハインドでは焦るだろう。
あとは少し時間をかけてゆっくりでも良いかな。

と言いつつ3点リードでも安心しきれないのがコンササポーター(過去のトラウマ発動)

そんな中でもチームは攻撃の手を緩めない。
きっと今日は5点取れ!とミシャに鼓舞されてきただろう。
いや、もしかして10点かも?
そんなことを思わせるようなチームの攻撃はさらに続く。


そして、待ってた武蔵ゴールで4点目。


え~。いいの?こんなに取っちゃっていいの~(≧∇≦)


ここに来て、ようやく、少しだけ安心。


でも今日のコンサは攻撃をやめない。
そうだ!こうなったら取れるだけ取ろうぜ!
得失点差を考えても取れる時に取っておかないと!


そしてジェイのゴールで5点。
さらにジェイのハットトリックで6点リード。


こうなると清水の選手たちも何をどうすれば良いのか分からない状態。
点を取ればいいのか失点を押さえればいいのか、いや1点でも返さないと、
と前がかりになると、また失点…


分かります。痛いほど分かります。
選手の気持ち。この惨劇を目の前で見せられるサポーターさんの気持ちも悲しいくらい分かりますから…





残り6分、ゴール前でフリーキックを得たコンサ。
この角度。この時間帯。この点差。
蹴るのは福ちゃん。

ボールを置いた瞬間にこれは決まるなと思いました。
きっとアドレナリンも大放出されてるだろうこの状況で、この流れで決めない訳がない。

清水の壁は右に5人、左に2人。
あれ?そこの隙間は?そんなに空いてるけど…そこは開けてて大丈夫なの?
と相手の心配までする余裕。

新ルールでFKの壁には攻撃側の選手は入れない。
だから、その一歩下がったところに宮澤キャプテンが穴を塞ぐ形で立ったと思ったら…

福ちゃんが蹴った瞬間に、宮澤くんがスッと屈んで、
その空いた隙間から、まるでゴールに吸い込まれるように7点目が突き刺さる!



まさか、ここで7ー0のスコアを見るとは…



思い出されるのは昨年の川崎戦。
そして悪夢の2012年の鹿島戦…

どちらも辛かった。
どちらも見ていられなかった。

状況は違うけど大量失点の辛さはよく分かる。
そんな歴史ばかりだもの。


それでも最後まで応援することをやめなかったコンサドーレサポーターの姿は当時大いに話題になりました。


こんな状況になって、0ー7になって、清水サポーターさん達は何を思うのかな。
ホームに響くサンバのリズムがどうか最後まで止まないことを願いながらも
私たちはこうして強くなっていかなければならないのだと自分に言い聞かせる。


相手に情けをかけている場合ではない。
相手に情けをかけられるほど強いチームとは、まだまだ呼べないんだから。


今は取れるなら取れるだけ取ろう。
ゴールをいただこう。


と言いつつ、ちょっとだけ胸の奥の奥の奥がツーンと痛む。


こういうのを甘ちゃんって言うのかな。

点をとって喜ぶ自分と、ちょっと辛くなる自分。
きっと川崎のサポーターさん達はツラくなったりしないんだろうな。
そこで、もっとやれ、もっとやれ!と選手を鼓舞できるに違いない。

強くなるには勝者のメンタリティも鍛えなければ(`・ω・´)



この見たことのない景色がどこまで続くのか…
慣れない景色に思考がバラバラになりつつも新しい景色に胸を躍らせながら
チャナのゴールでクラブ史上初の8得点を歴史に刻む瞬間を見届ける…



見届ける? え?8ゴール?(;゚∀゚)


よーし、こうなったら、もう1点!
未知なる世界を見せてくれー! ←さっきまでのセンチメンタルはどこへいった?(ノ∀`)


アディッショナルタイムは5分。
5分あれば3点とれる!
強くなるには情けは無用!情けをかける方が相手に失礼だ!

さあ、最後まで!


…と、張り切ったら試合終了。

チャナティップのゴールから始まってチャナティップのゴールで終わった清水戦。
取りに取った8ゴール。

素晴らしい勝利をありがとう。




試合が終わる前からスタジアムに響く現地サポーターさんの歓喜の歌。
お盆の暑い最中に駆けつけてくださりありがとうございました。
今日は最高の日になったことでしょう。
本当にお疲れ様でした。



試合が終わった直後、宮澤キャプテンがミンテに指で○を作っている姿をカメラがとらえておりました。
それは○ではなく「0(ゼロ)」
ゼロで抑えたぞ!という強いメッセージ。


さらにカメラはベンチへ戻る清水の選手たち一人一人に握手で労うミシャ監督の姿も…

大量失点した選手のメンタルは想像できないけれど(サポーターの気持ちはかなりできる)
どんな状況でも相手がいるから試合は成立する。
最後まで戦ってくれた清水の選手をリスペクトをもって迎えるミシャ監督の姿、
そして控えめに喜ぶコンサドーレの選手たちが誇らしかった。



だからこそ、テレビの向こうから聞こえてきた「ハチゼロ、サッポロ」のコールは残念。

やられたらやり返す。
自分たちも大量失点した過去を乗り越えて今があるから
大量得点で喜ぶことも弱った相手を叩きのめすことも勝負の世界ではよくあることなんだけど、
相手選手にもリスペクトをもって欲しかったな。
相手サポーターがいるアウェイのスタジアムでなら尚更に。


…って、これも甘ちゃんかしら(/ω\)


でも、やっぱり好きじゃないかな、私は。


あっ、「子供盆踊り」は大好きです(≧∇≦)
夏の風物詩だもんね♪
勝ってアウェイで子供盆踊りなんて最高のお盆だわ~。

しかも、ちゃんとした音源が聴こえてきたし( *´艸`*)
北海道ならではのお祭り。お祭り♪





勝てそうで勝てない、やりたいことは出来ているのに勝てない日々の中で掴んだ歴史的勝利。


ミシャ監督は川崎戦の大敗を引き合いに出しながら清水を素晴らしいチームだと称え、
我々にとってすべてがうまくいった試合であり清水にとってはすべてがうまくいかなかったゲームで「勝ち点3をとったに過ぎない」「次が危険だ」と釘をさします。




これだけの大勝なのに鹿島や川崎のような圧倒的勝利とはまだまだ思えない。
私たちが目指すのは、“たまたま”の強さではなく“真の強さ”なのだ!



大勝に浮かれることなく先を見据えながら
ひとつひとつ勝利を掴むのだ!


がんばろう、北海道コンサドーレ札幌!

まだ見たことのない景色に向かって!





歴史的勝利についつい長くなってしまいました。すみません。

やっぱり今日の気持ちは残しておきたいと思って書きましたが
書きたいことあり過ぎて(まだあるのか)書ききれません(ノ∀`)


〈得点者とアシスト〉

10分 チャナティップ ←GK跳ね返り ←進藤
24分 ジェイ ← 菅ちゃん(完璧)

ーソンユン ビッグセーブー

49分 進藤 亮佑 ← CK 福ちゃん
57分 鈴木 武蔵 ドリブル
75分 ジェイ ←チャナ
79分 ジェイ ←チャナ ←中野くん
84分 福森 晃斗 FK
90分 チャナティップ ←岩崎くん

みんなで掴んだゴール集。
得点も良かったけど、そこまでの流れも良かったよね~(*´ω`*)
白井くんや武蔵のスプリント回数の多さも完封勝利も素晴らしい!

でも、やっぱりチャナは凄いなぁ。
ジェイ、ハットトリックとクラブの1,100のメモリアルゴールおめでとう!


勝利っていいですね(*^^*)








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