広島遠征記③観光編

2017年10月13日

広島戦から中断期間を経て、いよいよ明日は聖地厚別での柏戦。


ここが勝負どころ。
ホームで勝率が良いとか、ここ最近の厚別では勝ちが勝ってるとか、
そんな事は一旦全部忘れて、試合だけに集中しよう。

終わった時に「やっぱり聖地厚別だ」と言えるように。



さて、あれから2週間経ちましたが、まだ書いてます。広島遠征記(ノ∀`)

今回は観光編ですので軽く流してください~。





広島戦の翌日は宮島へ。


広島はJRの他に広島電鉄の電車が走ってます。
今回は「一日乗車乗船券」を利用して宮島口へ向かいます。
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この一日乗車乗船券は、
・電車全線乗り降り自由
・宮島口から宮島まで宮島松大汽船フェリー
・宮島ロープウェーの割引(450円分)
・もみじ饅頭が3個もらえてお値段なんと840円!

各駅停車なのでJRより時間が長く掛かりますが
のんびりとした電車の旅も、その土地の市井の暮らしが感じられ
なかなか楽しかったです。

ここでもコンササポさんが何人か乗っておられました。
広島戦の翌日は観光という方も多かったかもしれませんね。



広島の電車は3~4両編成。
一番後ろの車両にはお一人様用のこんな素敵な座席もありました。
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運転士さんは一番前の車両。中間辺りに車掌さんがおり
車内で切符の販売を行っておりました。
風情があるわ~(*´ω`*)





車窓の景色を一人占め(笑) 
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宮島へは宮島口からフェリーで向かいます。
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島に近づくと見えてきました。あの有名な大鳥居です。
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上陸すると平清盛公と鹿さんがお出迎え迎え。
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宮島フェリーターミナルから厳島神社までは、なかなかの距離があるんですね。

まずは日本三景の景色を眺めながら海岸沿いの遊歩道を進みます。





ちょうど干潮間近で潮がどんどん引いているところでした。
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これは大鳥居の近くまで行けそうね。行ってみる?
行ってみよー!





満潮時は海の底に隠れている渡り石も姿を現します。
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すみません。貝の穴が見えたのでうっかり掘るところでした(ノ∀`)
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白さぎさんは取っても大丈夫みたいですね(笑)
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振り返ると遠くに厳島神社が見えます。
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大鳥居の柱は真っ直ぐじゃないんだ~。太い木をそのまま使用しているんだ~( ゚д゚)
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樹齢500~600年のクスノキの自然木を使用しているそうです。






こんなに近くまで歩いて行けるとは。
完全に潮が引くと大鳥居の柱に触る事もできますが…そこまで待てません(^_^;)
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まずは、宮島の主峰。標高535mの弥山(みせん)を目指します。

「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と伊藤博文が絶賛したというパワースポット弥山。


元気なうちに登らなければね(ノ∀`)



その前に…登山口へ向かう途中にある千畳閣に立ち寄り五重塔を見学。
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豊臣秀吉が創建した千畳閣の中には豊国神社があります。
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千部経を読誦するために建造した大経堂ですが未完成のまま今に至ります。
神仏分離後に「豊国神社」と改められ現在では秀吉公と加藤清正公が祀られているそうです。






J1残留祈願の杓子を奉納。
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「J1残留!!北海道コンサドーレ札幌」CNNコンサ隊F



「家内安全」とか「家族の健康」が殆どの杓子の中に『J1残留』
どうか神様の目に留まりますように。何とぞ (‐人‐)







振り返ると…五重塔が絶景!!
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本日は宮島写生大会という事で、島のあちこちに
画板やスケッチブックを持った子ども達がおりました。

いかにも観光客の私たちに「こんにちはー」「こんにちは」と挨拶してくれます。

こんな所まで?という路地の階段にも写生の生徒さんがいたりして
びっくりするのですが、こちらに気づくと大きな声で「こんにちはー」と挨拶してくれます。


美術部という二人は宇品の中学生だそうで
とても素敵な絵を描いておりました。あの絵は完成したかな~(*´ω`*)





歩いていると道路に もみじが( ゚∀゚)
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また もみじ。
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もみじを探しながら宮島ロープウェーを目指します。
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宮島ロープウェーは紅葉谷公園の一番奥にある「紅葉谷駅」から乗車します。

ここは、紅葉谷というだけあって紅葉の木が多く紅葉の時期は
それはそれは見事なんだろうなぁ~と想像できました。
次は紅葉の季節に訪れてみたいな。





紅葉谷駅から10分。途中の榧谷駅で乗り換え終点の獅子岩駅に到着。
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ロープウェーを降りると待合い室にコンササポさんが( ゚∀゚)

コンササポさんは良いですよね。赤黒い物やコンサグッズを身に付け
「私はコンサドーレサポーターですよー」と自己主張してくださいますので(自分含む)
どこにいらしても、すぐに見つける事ができます(*^^*)

自分のチームに誇りを持っている証拠ですよね。



さあ、がんばるぞー!



と気合いを入れて頂上に向かって歩き始めるも、ずっと下り。
歩いても歩いても、ずっと下り。
頂上に向かってるはずが、ずっと、ずっと下り。

このまま下ってて良いのか…本当にこの道で合ってるのか…
だんだん不安になってきた所に下山してきたコンササポさんと遭遇(;゚∀゚)天の助け

「この先から少し登って、更にキツくなりますよ」と貴重な情報をゲット( ;∀;)

ありがとうございます!頑張ります!




四方さん(タオマフ)を首に巻き、背中には「コンサドーレ」(のリュック)を背負ってるのだから
途中で諦める訳にはいかないのだー!(`・ω・´)むん



と言いつつ、これはキツい~(;´д`)


もう無理かもしれない…と弱気になりかけた、その時

中腹にある「弥山本堂」に到着~。
ここは、弘法大師が修行を行った場所です。



ここは「恋人の聖地」でもあるらしいのですが…すみません。
一切 画像がありません。(-_-;)

いかに疲れていたか…いかに過酷だった…
写真すら撮る元気がありませんでした。
ご本堂のお地蔵様をお詣りして小休止。は~。生き返る~。


が、ここで終わりではありません。頂上はさらに上です。





ゴツゴツした岩場や細い石段を登り(ここまで完全無口)
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あと少し…あの岩場を越えれば…
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弥山(みせん)のてっぺん獲ったぞー(*≧∀≦*)
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四方さんと共に!
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こちらが広島市方面。あそこから来たのね~。
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こちらが瀬戸内海方面。
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この海の向こうは愛媛の今治。今治と言えば国体サッカーが行われている街。

この海の向こうに純貴がいるのね~。純貴がんばれ~。
もっと早く出場が分かっていれば会いに行ったよぉぉぉ(心の叫び)


私の心の叫びが届いたのか純貴が所属する青森県代表は
見事、国体初優勝を果たしたのであります!

やはり弥山はパワースポットだわ!
このパワーでコンサも残留するぞぉぉぉぉ!



さあ、あとは下るだけ。


途中、霊火堂にある「消えずの火」を見学。

1200年以上たった今も燃え続けている「消えずの火」
平和祈念公園にある「平和の灯」の元火にも使われた火です。

この火で沸かした大茶釜の霊水を飲むと「万病に効果がある」
「幸いが約束される」そうでゴクゴク飲んできました。





ロープウェーまで戻ってきました。
遥か彼方に弥山の山頂が見えます。あそこまで登ったのか~。
頑張った~自分( ;∀;) ←500mちょっとの登山です
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下山するとだいぶ潮が満ちておりました。
が、満潮は19時だそうで、それまではいられません(*ノ∀`*)
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いよいよ、国宝「厳島神社」へ
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海に浮かぶ本殿を見たかったけど、この通り干上がってます(ノ∀`)
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朱塗りが美しい寝殿造りの立派な本殿(*´∀`*)
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現在の本殿は元亀2年(1571年)、毛利元就によって改築されたものです。





長く海に浸かっているので土台にはフジツボがびっしり。
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干潮になると底から無数の海藻が現れます。
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神社の管理の方たちが竹ぼうきで掻き集め車に積み1ヶ所に集めておりました。
干潮の度にこの作業を繰り返しているのでしょうか。
大変な作業ですが、この作業が長い間お社を守ってきたのでしょうね~。




本殿の正面から大鳥居まで一直線。
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こちらは能舞台です。雅やか~。
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ここが憧れの厳島神社なのね~。
次は海の上に浮かぶとこを見に来るぞ!


帰りは寺町通りから商店街へ抜けて宮島フェリーターミナルを目指します。


また、もみじがありました。
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あちこちで もみじと出会う街。それが宮島。
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宮島表参道商店街にある「大杓子」は宮島のシンボル。
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この大しゃもじは宮島のしゃもじを後世に引き継いでいくため
昭和58年に2年10ヶ月かけて制作されたそうです。

全長は7.7m、最大幅は2.7m、重さは2.5t。ケヤキ製です。
大きいですね~。

丸1日たっぷり宮島を堪能して2日目は終了です。
さっ、今日は温泉だ♪





広島遠征3日目。最後の日は広島平和記念公園へ。

まずは「広島平和記念資料館」を見学。
涙なくては見られません。これが、本当にここで起きた事なのか…。
何年経っても消える事のない悲しみが襲ってきます。



原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)
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ここから平和の灯。原爆ドームが一直線上に見えます。

この日は雨でしたが沢山の人が訪れ祈りを捧げておりました。
どうか二度とこのような戦争が起こりませんよう。

どうかこれから先、何かを選択しなければならない時がきても
「平和」を選択できる私でありますように。





平和の灯(へいわのともしび)
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札幌のお隣にある北広島市の市制施行を記念し広島市から
この平和の灯が分火されたそうです。

北海道にも平和の灯があるのですね。





元安橋(もとやすばし)爆心地に近い橋です。
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橋を渡って原爆ドームへ向かう途中、社会科見学らしい小学生の団体とすれ違いましたが、
観光客の私たちに何十人もの子ども達が次々に元気な挨拶をしてくれます。

「こんにちはー」「はい、こんにちは」
「こんにちはー」「はい、こんにちはー」

本当に広島の子ども達は元気に挨拶してくれるな~(*´ω`*)




「原爆ドーム」が見えてきました。
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60年以上が経った今も平和のシンボルとして存在し続けます。
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「広島県産業奨励館」これが原爆ドームの本当の名前です。
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元々は広島県の様々な物産を展示するための広島県物産陳列館として開館され、
広島県産業奨励館と呼ばれていた原爆ドーム。
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され原爆の恐ろしさを
後世に伝えております。


平和記念資料館の見学は想像を絶するものでしたが

75年間は草木も生えないといわれた広島で、その年の秋、新しい生命が芽吹きました。
生命の気配すら失われた大地に緑がよみがえったのです。
新しい生命から人びとがとりもどしたのは生きる勇気と希望でした。

との一文に胸が熱くなりました。



広島に宿泊し、観光して感じたことは、おもてなしの心。

広島の人達は、みんな親切で押し付けがましくなく
さりげない思いやりで溢れておりました。

それが子ども達にも受け継がれ、あの元気な挨拶に繋がっているのだと思います。


人が多く集まることが復興の為に何よりも必要と考えた広島の人達の思いが
優しさや感謝となって人々を受け入れ、また来たいという気持ちにさせてくれるのかもしれません。



広島遠征。本当に楽しかった!

勝ち点は1だったけど素晴らしい試合だった!

あの試合を観た時、コンサドーレはJ1で臆することなく戦えるチームだと確信しました。
残り6試合。正々堂々と勝負して生き残ってやるぞ!

必ず、生き残るぞーーー!



と決意表明したところで広島遠征記@観光編は、おしまいです。
最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m



次回、広島遠征記@グルメ&お土産編に続く。 ←まだ続くんかーい(*ノ∀`*)







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