2014年12月24日
この度コンサドーレ札幌Advent Calendar 2014に初参加させて頂くこととなりました。 過去2回のアドベントカレンダーも楽しく拝見させて頂いておりましたが まさか自分が書く事になろうとは…! 少々長くなるのですが、自宅での観戦会を切っ掛けに再びスタジアムへ足を運ぶようになった 若者たちとの交流について書かせていただきました。 拙文ではありますが、どうぞ最後までお付き合い下さい。 事の発端は、ある日息子から届いたこんなメールでした。 「明日、俺の家で〇〇君とコンサ観ていい?」 次の日はアウェイ戦。 どうやらお友達と我が家でスカパー観戦したいらしいのです。 おお・・・若者と観戦・・・(*´▽`*) 素敵な申し出に「いいよ~。お母さんも一緒に観るけどねっ!」と ウキウキしながら返信。が、しかしその後なんの連絡もなし・・・。 ま、まあね。母親と一緒じゃ何かと嫌なお年頃だろうし、お流れになったのかもね。 なんて思っていたら帰宅した息子が 「明日のコンサ観戦なんだけど、学校が午前中で終わるから家に来るのは〇〇君と△△君と××君と…」 え?何?誰? ちょ、ちょ、ちょっと待った。誰と誰が来るって? 「だから~、〇〇と△△と××と●●と□□だから…う~んと全部で5人かな」 5人!?5人なの!??君をいれたら…6人!?増えてるし!!なんかすごく人数増えてるしっ!!! 聞くところによると同級生ですっかり盛り上がり、大所帯でのコンサ観戦会となったそうな。 10代の男子がコンサの話題で盛り上がり、コンサの試合を観たいと言ってくれるとは・・・!! この年頃の男の子は「欧州サッカーに熱中するもJリーグにはいまいち興味なし」という子が多いのに!! コンササポは以前から平均年齢が高いと言われています。 これからの集客の為にも、この世代の子たちに「コンサの試合は面白い」「スタジアムで観てみたい」と思ってもらうのは 大切な課題・・・しかも明日ここに集まって来るのは現役プレーヤーとサッカー経験者ばかり…となれば ( ̄ー ̄)フッ アウェイ戦を観たいと集まってきた若者たちに、たっぷりとコンサの魅力を伝えなければ! かくして密かな野望を抱いた「おばちゃんwith若者たちとのスカパー観戦会」と相成ったのでありますw まずは形から盛り上げていかねば…と、当日は5人分のユニとタオルマフラーを用意。 集まった若者くん達に「ユニあるけど…着てみる?」と恐る恐る言ってみると… 「え?こんなユニ持ってるんですか?すげー!着たい!着たい!」と全員がユニ着用(よっしゃ!) 聞けばここにいる全員が小学生の頃にコンサの試合を観戦した経験があるそうで。 中にはユースくんと同級生だった子もいたりして、スタメンは誰?櫛引入ってる?と 和気あいあいと試合前から大盛り上がり。 TVから聞こえてくるコンサのチャントには 「ここ、アウェイだよね?すげー聞こえない?」「やべー。コンサ半端ねー」「まじサポーターすげー」 自分が褒められているようで…そんな会話も嬉しく聞いておりました( *´艸`) こうして始まったスカパー観戦会でしたが…結果はものの見事に惨敗。 しかも、年一くらいの酷い内容での敗戦(´Д`;) 大勝利で若者のハートをがっちり掴み、次はスタジアムへ連れだそうという私の企みは脆くも崩れたのであった… しかし敗け試合ではありましたが若者くん達は久しぶりのコンサの試合を楽しんだようでした。 年一くらいの酷い敗戦でしたから内容はお察しの通りなのですが、 「あ~遅い」「また、とられた」「精度悪すぎ!」と文句を言っているのは私ひとりだけで 若者は意外に冷静。 親が側にいるので遠慮したところもあるのかもしれませんが 「今の惜しかったな~」「右サイドだね」「上がりがちょっと遅いね」「セカンドボールがね」 そのようなことをポツポツとしゃべって周りが同意。そんな感じの穏やかな観戦会。 若者くんの会話を聞いていたら私の怒りのトーンもどんどんダウン。 キーキー言ってるのが恥ずかしくなってきたのもあるけど、 それよりも若者くん達の試合の観方が実に面白くて、TVのアウェイ寄りの解説を聞くよりずっと楽しい。 苦しい試合でも厳しい内容でも良い所を見つけられる目線って凄いな~って感心しきりなのです。 ひっどい敗戦で(←しつこい)ちょっとしんみりしちゃったけど どんな試合でも楽しみを見つけて観戦できるのはサッカープレーヤーならではなのでしょうかね~。 以前、ユースくんのプレミアリーグを観戦した時も同じような事がありました。 年に数回行われるプレミアリーグのホーム試合では、 高校サッカー部やクラブチームの選手たちが団体で訪れ観戦する事があります。 近くでプリンスリーグの試合があったのか、それとも滅多に見られない同世代最高峰の戦いを 間近で観る為にわざわざ東雁来まで足を運んだのかは分かりませんが 揃いのチームジャージで観戦している少年たちとたまたま隣合わせになった時の事です。 ユースくんのゴールが決まらなかった時に周りから漏れた「あ~」という声に対して 「…『あ~』って言うんだ…。今の攻め良かったのにな~」とポツリ。 すかさず、そのお隣の少年が「ねー。今の上り良かったよねー。そこ出す?みたいな」 「そうそう!そこ出す?行っちゃう?行っちゃうの?追いついたー!みたいな」 と、他の観客が「あ~」となったプレーに対して楽しそうに盛り上がっているのを盗み聞ぎして そういう見方もあるのだな~と、なんだか私も楽しくなったのであります。 我が家にスカパー観戦に来た彼らも、SSAPでお隣りにいたサッカー少年もそうですが プレーヤーとして日頃から広い視野を持ってプレーしている彼らの眼には 一見どうしょうもなく酷いものに見えるプレーも、センス溢れる素敵なプレーと映るのかもしれません。 同じ応援でも汚い言葉で選手をなじる野次キタさんよりも サッカー愛にあふれる前向きな少年たちの言葉の方がずっと楽しいし後押しになるな~。って。 そしてその言葉は周りの人も楽しくさせるな~って。そう思えたのであります。 後日、そんな彼ら再び観戦会をする事となりました。それもホーム厚別で!! この日は我が家でスカパー観戦した相手チームとのホーム戦。 密かにリベンジに燃えていた彼らでしたが…またしても惨敗(´Д`) 結果は結果として、久しぶりに参戦した息子に感想を聞いてみたところ、 「久しぶりに見たけど…やっぱりゴール裏の応援は最高だわ。ホント。マジ感動した」 息子が初めてコンサの試合を観戦したのはまだドームが出来る前の厚別。 その時は招待券だったのでSS席での観戦でしたが、そこから見るゴール裏の応援が 本当に素晴らしく… 幼かった息子の目にもあの光景が焼き付いていたのでしょうね。 高学年になるにつれ何かと忙しく参戦する機会はどんどん減っていき、 中学校での休日のほとんどが部活で終わってしまいました。 外でサッカーが出来る時期が短い北海道ですから、どうしてもサッカーシーズンは 日程が重なってしまうのです。 それでも、何年経ってもその時に抱いた「楽しい」という感覚は ずっと忘れることなく「コンサ」のイメージとして記憶されているのですね。 以前、コンサの選手が学校訪問に訪れたというお子さんにお会いしたことがありますが 「一緒にしたゲームも楽しかったし選手もカッコ良くてコンサの試合が観たいと思った。」と 言っていたのが印象的でした。 コンサドーレの選手はCSプロジェクトとして小学校を訪問しておりますが こうして子ども達と直接触れ合うことも、試合に招待することも 未来のサポーターを育てることに繋がっていくのだな~と改めて思います。 結局、我が家を訪れた若者くん達とは 2度のスカパー観戦会と最終戦を含む2回のホーム参戦をする事となりましたが あの日のスカパー観戦会が切っ掛けに、しばらくコンサから離れていた少年たちが またスタジアムに足を運んでくれたのは本当に嬉しい限りです。 その内の一人は翌シーズンの開幕戦もスタジアムを訪れ一緒にゴール裏で応援。 その次の試合には自前のレプユニで参戦し、その次の次の試合にはお友達を連れて参戦。 その後、街頭ティッシュ配りにも参加しシーズンパスも購入。 熱烈的サポーターとして、立派に独り立ちするに至り、 息子を含めた他の若者たちもまたアウェイサポーターとして熱く応援し続けております(*^^)v そして今年1月。その若者くん達が浮足立つようなニュースが飛び込んできました。 「小野伸二選手 新加入」 これには、息子を含めた若者たちの浮かれようと言ったら…それは、それは凄かった(笑) そうなのです。 2002年日韓W杯世代の子ども達にとって小野伸二はヒーローなのであります。 宮の沢で出待ちしていた時も息子と同じくらいの世代の男の子達が 緊張の面持ちでサインを頂いているのに遭遇しましたが、 その男の子達は極度の緊張で一緒に写真を撮ってもらうのを忘れたらしく再び 「伸二サイン待ち列」の最後尾に並んでいるくらいでしたから( *´艸`) 最近のスタジアムには若いサポーターさんの姿が多く見られるようになったと感じておりましたが 日韓W杯世代にサッカーの楽しさを覚えた若者たちが 小野伸二選手を切っ掛けにまたスタジアムへ足を運ぶようになったのかもしれませんね。 実際、「久しぶりに見たけどコンサのサッカー。すごく面白くなってた!」 と、小野伸二見たさに10年ぶりに観戦した息子の友人くんが言っておりました。 ふとした切っ掛けで観戦の楽しさを再確認した若者たち。 今は自分の事で忙しく、なかなかスタジアムに来られないプレーヤーくん達も サンタ隊や学校訪問などでコンサの選手と触れ合った子ども達にも いつかまた、「コンサドーレ札幌」と出会う瞬間がやってきたらいいなぁ(*^^*) さあ、小野伸二選手に浮かれた若者達よ。 次は稲本潤一選手がコンサにやって来ますよー!!(12/20リリース) そのワクワクをスタジアムで体感し一緒に応援しようではありませんかー!! 君たちの前向きでサッカーを楽しむ気持ちを応援として選手に届けてくれたら きっと強いコンサになれると思うし、ますます楽しいサッカーになると思うよ(^_-)-☆ 今日はクリスマスイヴ。 サッカーを愛するすべての人に素敵なプレゼントが届きますように☆ そして来季は素敵なシーズンとなりますように☆ お忙しい中、最後までご覧いただきありがとうございました。☆メリークリスマス☆
No.1 代表:くー
Re:アドベントカレンダー
2014-12-24 21:32
mimicchiさん、お疲れさまでした。 若者たちの観戦風景が目に浮かびました。(そのそばで聞き耳をたてるmimicchiさんもww) 若いサポさんが増えている。。と言う感じは確かにあります。 その若いサポさんたちが定着していってくれればうれしいですね。
キャサリン
Re:アドベントカレンダー
2014-12-25 08:19
コンサ愛たっぷり( ´艸`)♡
mimicchi
コメントありがとうございます☆
2014-12-26 00:27
皆さん、Merry Christmas★ >くーさん。こんばんはー。 学生さんは1,000円でどこのエリアの自由席にも入れるという事を知らなかったようで そんなに安いんだ!と驚いておりました。周知をすればまだまだ裾野が広がると思います。 一度、生観戦の楽しささえ知ってもらえたら後はこっちのものですから(笑) 「そういえば〇〇んちの年賀状…いっつもコンサだよな」という会話も聞こえてきて… 地道な布教活動は無駄ではなかったと実感した次第でありますw 友達の友達はみなサポーターだ。コンサに広げようサポーターの輪。 という訳でさらに若者サポーターを育てていこうと思いますw >キャサリンさん★こんばんはー。 ねー( *´艸`) コンサ愛って知らず知らずに育っていくものなのですね~w ユース出身の選手が増えたことも若者サポーターが増えた要因ではないかと思います。 同年代の選手の頑張りもまた若者の心を惹きつけるのかもしれませんね~。 GKくんもがんばれー。
プロフィール
mimicchi(みみっち)と申します ↑やべっちのパクリです 楽しい事。面白い事。賑やかな事が 大好きなおばちゃんサポです。 (コンサのイベントは賑やかし担当) 2001年9月15日。 VS清水エスパルス戦 堀井選手のVゴール劇的勝利に感動 即日 ファンクラブに入会 (初観戦は2000年の厚別) サポ歴は17年目に突入らしい。 コンサの選手はみんな大好きー。ですが特に道産子の若手選手たちを熱烈応援しています♪ もちろんユースも熱烈応援中! 今年も行きました。クラセン! 最近はブロックリーグにも出没 「ぬるサポ党」を自認。 コンサの良い所を探し、 褒めて伸ばしていきたいです。 (ここのスタンスは変わりません!) 最近では腰痛・膝痛に加え、腱鞘炎と蕁麻疹に悩まされるも、なんだかんだ熱狂的席に出向いてしまう日々。基本ホーム側B自由席で元気に歌ってます♪ (たまにSAに出没) ブログ開設して7周年。 最近は週休3日…2日…1日のゆったりペース(ノ∀`) 試合や練見の観戦記は内容よりも萌え度重視の基本お花畑路線のブログですが応援の楽しさを 伝えられれば幸いにございます。 今年こそ行くぞJ1! 待ってろJ1! <所属> 『CNNコンサ隊』No24 『JKK24』 右SB ※専属ジャーマネ:ブラコン2号さん 『妄想部名誉顧問』 *2016/8/6プロフ更新* ※当ブログにおいて管理人がふさわしくないと判断したコメントは削除させて頂きますのでご了承ください。 ※ステハンによるコメントは、内容のいかんに関わらず、削除させていただきます。 ※ブログに使用している画像は許可を得たもののみ掲載しております。
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