３月１０日AM１１：３０

すでにドームに到着し並んでいたその時間帯に
TVH「けいざいナビ北海道」という番組内の『トップの逸本』というコーナーに
野々村次期社長が出演しておりました。（録画放送でありますが）


なんだかんだバタバタしており、先ほどようやく録画をチェック。
これは良い事を言ってるわ～。さすがノノさ～ん。
…という事で、またまた自分用に書き残しておこ～っと( *´艸｀)

『トップの逸本』　HFC次期社長：野々村 芳和

厳しい経営環境の中での再出発を野々村さんに託しました。
そんな野々村さんが紹介する本は

『ゼロからの挑戦』

著者の稲盛和夫氏は京セラの創業者で
京都パープルサンガ名誉会長も務めます。


スタート地点に立つようなイメージを感じさせる本ですけど

「ゼロから…むしろマイナスからのスタートかなって言うのもあるんですけど
タイトルに惹かれたのと、稲盛さんはJリーグの京都のクラブもやってますし
ざっくり言うその「サッカーファミリーで凄い人！」という僕の中でイメージがあります」


稲盛氏は27歳で現在の京セラを創業し、
第二電電の設立や日本航空の再建にも取り組みました。
「ゼロからの挑戦」にはその経営哲学がエピソードも交えて書かれています。


印象が強く残っているフレーズというのはありますか。

「最後は人間が大事というか…『人の心』ですよね。
会社を立て直すとか大きくするとか、テクニック的なことは例えば学校とかで
勉強すればなんとなく分かるのかもしれないですけど、
テクニック的な事をどうのこうのよりも、やっぱり人の心とか、思いの強さとか、
そういうものの方が、遥かに大事なんだなぁという事を読み終わって改めて感じて
モチベーションを自分の中で上げたな、っていう…そんな感じですね。」



ここで、なんとノノさんの入団会見の映像がぁぁ！(1999/12)

　若いっ。若いよノノ！そして、めんこいゾ！
　
　記者会見のノノさんのコメントがコレだぁ。
 「とにかく札幌のために頑張りたいと思って来たんでね
　来年上がれるように全力で戦いたいと思います。」
　
　今と全然変わんない（笑）

野々村さんが北海道に来て強く感じたのが熱心なサポーターの力。
それはまさに稲盛氏が強調する「人の心」の力でした。

「（コンサの試合は）平均一万人くらいの入場者数がある訳で、
一万人のスタッフがいると思ってやれたら、なんか、こう明るい未来見えてくるかなと。
みんなの心をひとつにするってありふれた事ですけど、それを現実にできたら
今はゼロ…またはマイナスかもしれないですけど、
必ず良い方に大幅なプラスになるんじゃないかなぁ～と。」


7年ぶりの開幕白星を飾り喜びに沸くサポーターの姿を目の当たりにした
野々村さん。北海道への感謝を形にしたいと話します。

「まあ。感謝している所が大きいですからね。コンサドーレにも。北海道の人たちにも。
やっぱコンサドーレ頑張んなきゃダメでしょ。と個人的にはサッカー人として思いますし、
もっともっとサッカーと関係ない人にも何かいいものが残せるようなクラブにする事が
自分の役割かなとは思ってます。」



最後はノノさんが紹介された本の一節を抜粋して紹介。

悩みぬいた末に、「人の心」が一番大事だという結論に至った。
歴史をひもとくならば、人の心が
偉大なことを成し遂げたという事例は枚挙にいとまがない。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ゼロからの挑戦」著：稲盛和夫氏

そういえば…「心つなぎ　最後まで戦おう！」は昨年の私のテーマだったなぁ。
苦しくなればなるほど、心をひとつに頑張らないと！って思って戦ってきた昨季。

今季も決して楽な道のりではないけれど
ここが、試される大地の試される心なのかも…。
ののさんが、決して一人ではないと思えるような「心」を持って
コンサドーレ札幌を応援していきたいな。


童話「オズの魔法使い」に登場するブリキの木こり。
心がないので心が欲しいと願っておりましたが実は優しい心を
すでに持っていたのです。（お話では絹で作った心臓をもらいますが）


コンサドーレ札幌を愛する心と
コンサドーレの為に何かしたいという気持ちは
それぞれの心の中にあるのかもしれませんね～(*^^*)