2006年08月25日
えぞももんがのドイツ日記10 我々の友人の子供に鉄道大好きな兄弟がいる。我々の間では秘かに「ウチの小さな鉄ちゃん」と呼ばれている。 ドイツで鉄道にのって 面白い事実に突き当たる度に「ウチの小さな鉄ちゃんに知らせてやらねば」と話していた。
その「ウチの小さな鉄ちゃん」のために 今回は鉄道のおもちゃを買って帰ろうと思っていた。 ドイツ人にとっても鉄道は自慢の物だと聞いていたので 駅などで簡単に手に入るだろうと思っていた。 がしかし、デパートに行っても、駅のお土産屋に行っても、駅のおもちゃやへ行っても、ミニカーはあっても鉄道のおもちゃがない。最初は ちょっとしたおもちゃやへ行けばあるだろうと高をくくっていた。大きな駅では逆に細分化されていて無いのかもしれない、やや小さめの駅のお土産やならあるはずなどと いろいろ店に入ってみるものの あるのはミニカーばかり。 あった!列車だ!と思ってみてみると「機関車トーマス」。これはドイツの物じゃないじゃないか。 大きなおもちゃやへ行くと、すっごく高くて精巧ないわゆるAゲージなどの玩具はあるのだけれど、これはお土産に買える値段ではない。 ドイツ人は、鉄道が自慢なだけに 半端なおもちゃは許せないのだろうか。それとも鉄道おもちゃ専門店というのがあるのだろうか。どちらにしろ探せなかった。 結局、形状が似ている「バス」でお茶を濁すことになった。荷物を送る時に、せめてもと言う気持ちでドイツ鉄道の車内でもらえるパンフレットや時刻をプリントアウトしたものなども入れておいた。 「ウチの小さな鉄ちゃん」達はバスでも喜んでくれたらしい。良かった良かった。 おまけのパンフレットなどは 全く反応が無かったので つまらなかったのだろう。当然だ。 確かに 乗ったことがあるわけでも無く、ドイツ語でかかれている あのパンフレットは単なる紙くずだよね。当然だ 当然だ。 ドイツ鉄道、乗れば乗るほど 君たち早く「大きな鉄ちゃん」になって 自分で乗ってみなさい!と「ウチの小さな鉄ちゃん」に言いたくなるのでありました。 まぁ、大きくなればいいのであって「鉄ちゃん」でいる必要はないのだけどね。 鉄ちゃん:鉄道マニア・鉄道おたく の愛称。 隠れも含めると鉄ちゃんはかなり多い。ざっくり言って小さな男の子の44%くらいが鉄ちゃんである。車も含めた乗り物好きに範囲を広げると男の子の82%くらいになる。女の子には鉄ちゃんがとても少ないのが興味深い。 (実は細かい数字に余り根拠は無い)
プロフィール
アナベル:W杯スペイン大会のフランスー西ドイツ戦の中継を観てサッカーにハマる。96シーズンからコンサの虜。職場で時にガノタ呼ばわりされるのは心外である。 えぞももんが:サッカーと呑み食いに関しては、暴走するアナベルを止めるどころか一緒に乗ってしまう。そして、誰も止めない。
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