クラブユース選手権始まる!

2008年07月07日

 今年もいよいよ全国大会出場の懸かった北海道クラブユース選手権大会が夕張で始まりました。カブスリーグ参加チームは昨日の2回戦から登場しましたが、どのチームも地区予選を勝ち上がってきたチームに苦戦しているようですね。

7月6日(日) 北海道クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2回戦 会場:夕張平和運動公園 11:30キックオフ 70分ゲーム

コンサ旭川 5-1(1-0、4-1) フロンティアトルナーレFC
得点者:山下、高木、阿羅、玉田、吉本

【旭川メンバー】
GK:今岡 DF:河原、成田(石井;59分)、伊藤、田中(澤田;65分) MF:玉田(細岡;68分)、中澤、高木(小手川;68分)、阿羅、武井(吉本;59分) FW:山下

【試合経過】
 2分、相手のオフサイドで得たFKをGK今岡が前線へフィード。セカンドボールを処理したMF武井が相手DF間に縦パスを出すと裏へ走りこんだFW山下へ渡る。GKと1対1となった山下は落ち着いてGKの動きを見てゴール右サイドへインサイドキックで丁寧に流し込み先制点。今季初の立ち上がりの得点で波に乗るかと思いきや、その後は雑な攻撃で勢いがなくなる。やっと13分に先制点と同じような場面を武井→山下のホットラインで演出するが、今度は山下のシュートはGKのファインセーブにあいノーゴール。その後はしばらく消化不良の内容。ミスパスが目立ち、自らチャンスを逃してしまう。結局前半は立ち上がりの1点のみ。次の1点が勝負のポイントとなりそうな試合展開となる。
 後半はすぐにチャンスが訪れる。36分、DF伊藤の縦パスに右MF阿羅が長い距離を走り裏を取る。ドリブルシュートを放つが、GKに阻まれ突き放すチャンスを逃す。40分には再び阿羅がCKを頭で捉えるが、これもGKに阻止される。そして、42分右サイドへのサイドチェンジ後阿羅から山下とボールが渡りセンタリング。左ポスト前へ飛び込んだMF高木がダイレクトボレーで待望の追加点。ここから一方的な展開となる。45分には山下のCKを阿羅が再び頭で合わせ、一度はポストに嫌われるが、リバウンドボールを蹴り込み3点目。2分後、山下からのロングフィードを裏に抜けた阿羅が受けセンタリング。逆サイドへ待っていたMF玉田が決めて4-0。しかし、守備陣が気を抜いたのか、48分に中央を簡単に崩され、フリーでペナルティエリアへ侵入してきた相手選手を、DF成田が後方からのタックルで倒してしまいPK献上。難なく決められ4-1となる。成田はイエローカードを受ける。終盤5名を入れ替えて、選手のポジションもめまぐるしく変わる。69分、途中交代で右サイドに入ったMF吉本が止めとなる5点目を決めて試合終了の笛が鳴る。
 ここ1ヶ月負傷で試合に出られなかった伊藤がDF陣に戻り守備が安定し、PKを献上した場面以外はほとんど崩されていなかった。2年生の中で唯一先発出場した高木が貴重な2点目のゴールを決めたのは明るい材料。これで自信を持ってくれればと願う。さぁ、11日(金)の準々決勝は札幌U-15との兄弟対決。全員が勝利を信じて結束し、100%以上の力を発揮すれば、この高いハードルだって突破できるはず。この試合に頑張らなかったら、いつ頑張るの?「3期生諸君!これまでの最高の試合を期待しています。」


post by 旭川ユース通信員

13:44

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