ブロックカブス決勝リーグ初戦

2007年10月28日

 昨日に引き続き栗山町で第1回北海道ブロックカブスリーグU-14の試合がありました。今日から決勝リーグです。予選リーグを勝ち残った8チームが4チームづつの2つのリーグに分かれ、それぞれのリーグの2位までが来年の春のカブスリーグに参加できます。2年生チームにとっては今年最大の目標がカブスリーグへの参入ですから、今日からの3試合はとても重要な意味を持っています。選手達も十分その意味を理解しているはずです。カブスリーグへ入れば、来年のクラブユース選手権と高円宮杯には、地区予選なしで全道大会に出場できるのです。

 今日の試合結果に先だって、昨日の試合の戦況をお伝えします。昨日は時間が足らず結果だけをお知らせしました。

北海道ブロックカブスリーグ Dグループ最終戦(第4戦)
10月27日(土) 会場:栗山ふじスポーツ広場 

コンサ旭川 5-0(3-0、2-0) ベアフット
得点者:小手川2、阿羅、吉本2

【戦況】 すでに決勝リーグへの進出は決めていましたが、翌日からの決勝リーグを控え、ここは良い試合をして、良いイメージで明日からの試合に臨みたいところです。立ち上がりはパスをつなごうとしすぎてか、裏を取る大胆なパスがなく、シュートチャンスまで進みません。8分に最初のビッグチャンスが訪れます。MF阿羅が右サイドを突破し速いセンタリングを出すと、相手DFが処理しきれず、FW小手川の前にボールがこぼれ、右足で正確にゴールへ蹴り込み先制点。しかしながら、まだDF陣が落ち着き無く、なかなかいい攻撃の形になりません。17分にやっと左サイドの河原が、思い切りの良いサイドチェンジで逆サイドへロングパスを出すと、全くフリーの阿羅がスピードに乗ったドリブルでDFをかわし、そのままGKの出鼻にクリーンシュート。左ポストの内側に当たってゴールイン。21分、DFを4枚から3枚に変えると、攻撃が分厚くなり、次第にチャンスが増えました。27分、右サイドから左へサイドチェンジされると、ボールを受けたMF澤田がライナーのセンタリング。小手川が左足インサイドボレーでファインゴール。3-0と突き放して前半を終えました。相手のシュートは23分のロングシュート1本のみ。GK今岡の頭上を狙った意表をつくシュートでしたが、長身の今岡がジャンプ一番、ぎりぎりのところでキャッチしました。
 後半は数々のシュートチャンスを作りましたが、最後のシュートが不正確で得点があまり伸びませんでした。後半の初ゴールまで5回の決定的シーンがありましたが、ことごとく枠をはずしたり、GKの正面だったりでノーゴール。54分、やっと4点目が入ります。左サイドの河原が打ったシュートがポストに当たり、跳ね返りを途中からFWに入った吉本が押し込みました。吉本は59分にも左サイドからドリブルシュートを決めて2得点。普段はサイドバックの選手ですが、FWでも仕事ができることを証明してくれました。今日の一番の収穫と言えるでしょう。ちょっと全体的に見て、得点力に関して物足りなさを感じましたが、明日からの決勝リーグではもっと力を出してくれると信じています。とにかく、3勝1分けでグループ1位で予選リーグ突破です。

 ちょっと長くなりましたので、今日の決勝リーグ第1戦の結果は別のブログに書き込みます。少々お待ちください。Please let me taka a coffee break. I'll be back soon. Thank you.

 


post by 旭川ユース通信員

20:43

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする