2006年01月17日
昨日はキックオフイベントだったんですね。すっかり失念。いや、なんだか『今日』って気がしてたんですよ。考えるまでもなく平日にそんなイベントをやるわけがない。どうも練習開始日と混同していたような、うかっりものです。はい。
で、ユニは『赤黒縞復活でよかったですね(棒読み)』というところで。いや、縞自体は問題ないし、歓迎ですけど、どっちかって言うとシンプルなものが好きなので、どこかひとつ余計なところのあるデザインって印象がいつもあって…。まあ、強ければ格好良く見えるでしょうから、細かいことは気にしない方が良いのでしょうね。
ところで旧聞になりますが、先日行われた2回目の合同トライアル。札幌からは徐だけが出たようです。その後どうなったかは残念ながら聞こえては来ませんが、それよりこちらに公開されていたふたつのコメントに目が行きました。
* * *
選手協会のサイトに載ったこれとこれのふたつのコメントがそれ。その感想の対比。
『みんな一生懸命だった』と言う石崎監督(柏)。『気持ちも見えない。コンディションも悪い。それが不思議』と言う都並コーチ(東京V)。
まったく正反対に見えます。まあ、だからってどちらかが間違っていて都並コーチにみる目が無いとか、傍観者的立場で冷たいとか、そういうことを言う気はまったくありません。実際、コンディションについては他のコメントにもありますし、確かに時期を考えれば想像に難くないです…が、そこに敢えて触れる都並コーチと、取りあえずほめ倒す石崎監督。この違いがおもしろい。おそらくはふたりの性格の違い…いや、と言うより、今までの経験や、その環境からくる違いなんでしょうね。
片や炎の左サイドバックとTV局的キャッチフレーズの似合う男、ヴェルディの黄金期を支えた一流プレイヤー(当時の水準で)をチームメイトとして持つ男、都並敏史。
彼から見ればプロなんだから、そのぐらい当たり前。その上でなにを見せてくれるか?それが彼のスタイル。譲れない水準なんでしょう。
片やJ2で幾多のチームを戦う集団として作り上げてきた男、石崎監督。決して派手さはないが、敵に回ると侮れない相手。そして、どこか憎めない男ノブリン。
彼にはもがき苦しみながらも、なんとかサッカーを続けたいという選手達の気持ちが見えたのかもしれない。
* * *
ところで、どちらかを上司に選べるとしたら。どっちを選びます?
もし、自分が、自分自身のパフォーマンスに不満や苛立ちを持っていたとしたら、その時はひょっとしたら都並コーチのようにハッキリ言ってくれた方が楽になれるかもしれない。逆に、周りに苛立ちを持っていたら、その時は石崎監督のように言ってくれれば救われるかもしれない。
結局、その時々の状況で気持ちは変わってしまうもの。たったひとつのコメントだけを取り上げて物事を決めるのは簡単じゃない…けれど、それでもどっちかを選べと言われたら、やっぱり懐が深そうに見えるノブリンかなあ?
まあ、でも、どちらにしろ、今年のこのふたりの対戦はとても楽しみ。えっ?都並はコーチだろうって、そんなのはあれがあれして、あーなれば、ほら代行に(ry
2006年01月15日
例年、1月は『正月はやっぱり旧正月だ』とか『年の始めは2月から』などとわけのわからない事を宣って、うだうだしているわけですが、やっぱり今年もこんな時期に年始のご挨拶です。
(初夢ではないですが、こんな夢をみました…
いや、ついてこられても困りますが…)
まあ、んなわけで、今年もダラダラと行くんじゃないかって予感というか、気配が濃厚に漂っていますが、そんな感じでよろしこ。
ああ!ひとつ忘れていました。今年の目標、抱負ってやつです。
今年の抱負は
『思いっきり泣くこと』
です。
勝って泣くのか、負けて泣くのかはわかりませんが、ともかく『泣くこと』が目標です。それもおもいっきり。
去年も一昨年もどこか冷めていて泣けませんでした。その前は情けなくって泣きました。さらに前は悔しくて…。今年はすっきりと号泣(?)したいものです。
2005年12月19日
雪のせいでずいぶんと大変だったけど、たっぷり温泉に浸かってリフレッシュ。まあ、しかし、親戚のガキお子様の面倒を見るというのは結構面倒で煩わしいことであります。
* * *
最初はいいんですよ。ちょっと気の利いたことをやってみせると、それだけで「スゲー、初めてみたーっ!?」なんてすぐ懐いてくれるわけですが、それが二度三度となると、すぐに飽きるし、その一方で「もっとなんかやってよー」としつこい。ほんとにしつこい。
これが年に四回もある。しかも相手の家に二度も出向いていかなければいけない。決して友好的ではないクソガキ聡明なお子様のお相手をするというのは、考えるだけで精神的ダメージを受けてしまいそうな、まして、最初の立ち会いが悲惨な結果にでも成ろうものなら、その一年、深い傷を背負ったまま過ごすことになりかねない。これは辛いことです。
って、そんなの連れて温泉行ったのか?って話ではありません。これは降格組が味わうJ2ロードの真実を、なにかに例えるならこんな感じだろうと、温泉にぷかぷか浸かりながら、親戚一同招集という感じで騒ぎまくるお子様に手を焼いている他人様の様子を横目で見つつ、つらつらと思いめぐらせたことであります。
* * *
実際、J2は試合数も多く、そして長丁場。しかも来年は愛媛FCがJFLから昇格して、13チーム、4回戦で48試合52節と今年よりもさらに4試合/8節増える。もちろんJ1だってリーグ戦とナビスコをフルに戦えば、43試合になるわけで、試合数だけなら今年のJ2と大差無い。とはいえ、ここは「単一のリーグで」というところがミソ。
今年から18チーム1シーズン制になったJ1は、17チームとホーム&アウェイで戦う34節。ホーム&アウェイとは言え、同じチームと戦うのはずっと先で、感覚的には次から次へと違う相手と戦い続ける。それがツーセット。
それに対してチーム数の少ないJ2ではふた月もせずに同じ対戦カードがやってくる。相手は前回の対戦を踏まえて修正して挑んでくる一方で、J1の前期・後期のような明確な区別が付けづらく、試合がだらだらと続く。
とくに降格チームは厳しくマークされ、研究される。そもそも、J2に落ちてくるようなチームなわけだから、どこかしら傷がある。とても千切っては投げ千切っては投げと行くはずもなく。見つけ出された傷を、たとえナマクラだろうが竹光だろうが、ちくちくと一年間突き回されることになる。それが降格チームの宿命。
それをはねのけ、四回ある対戦で、常に相手以上のモチベーションを維持し続けるチームマネジメントが出来るなら、基本スキルの高い選手・チームの降格組が昇格争いできないわけはない…のだが、過去の実績はそれが難しいことを証明している。
未だに監督の決まらない柏。ACLを抱えながらポイント補強しか見えてこない東京V、三浦アツの残留で編成は一番進んでいるが、層の薄さが気になる神戸。はたして来年力強さを見せてくれるのはどこか?そして、
もちろん札幌はやりますyo……ね?
2005年11月25日
京都戦をパスしたおかげか風邪の方はだいぶ楽に。とは言え、ちょっと油断すると鼻水垂れ放題、たちの悪そうな咳はするし、ずっと薬を飲んでいたので、そろそろ胃の方も根を上げそう。そしてなにより、この仕事の山。仕方なく、ドーピング剤栄養ドリンクを仕込んで、甲府戦には脇目も振らず振りながら、必死になって働いていた一週間…。
ああ、しかし……、追いつかれて突き放したところまでは「がんばってるなぁ…、強くなったのかなぁ?こっちも、がんばんなきゃ」などと考えていたわけですが、そろそろ終わった頃合いと覗いてみれば…。
まあ、そのへんのところは、他で散々書かれてるでしょうから、試合を見もしないで書いても詮無きこと。でも、なんですかね、このチーム、もう少し余裕があれば、そう、試合中に自分たちのサッカーを楽しんでしまえるような、そんな余裕があれば、もっとできるようになるんじゃないか…、薬と仕事の山で麻痺しかけた頭に、ふとそんなことが、とりとめもなくぷかぷかと浮かんだり沈んだり…。
まあ、今だと、とにかく前へとか、アタックしてボールを取りに行くとか、それこそみな一生懸命なのは良く伝わってくるのですが、でも、アタック・アタック・アタック…って、そりゃある意味ランナーズハイのように、脳内エンドルフィン全開でその間は楽しいのかもしれませんが、一度切れてしまうと後はぐたぐた…。
少なくとも力の強い相手と、最後まであきらめないような相手とやるのに、単純にこんな戦い方を繰り返していても、なかなか勝てないように思います。もっと違った、パス回しとか、相手の隙を突くとか、一歩引いて罠を仕掛けるとか……、もしそんなプレイで選手達が「楽しさ」を感じられるようになるなら、そんな余裕が持てるならきっと……などと、ドーピング剤栄養ドリンクも切れかけて、すっかりてんぱってる状況で考えてしまうのは、よーするに自分が今そうだからって事……ですね orz
24時間働けますか?……無理ですよ…ね?
2005年11月18日
カゼ気味なのに無理してタイヤ交換なんかを強行したせいで、すっかりこじらせてしまって、ハァハァゼェゼェ状態です。福岡戦の敗戦で受けた精神的ダメージが、それにさらに輪をかけているのか、それとも単にカゼのせいで頭がぼーっとして思考停止に陥っているのか、すでに判然としない末期的状態です。
福岡戦は完敗だったようです。まあ、この時期に負けるのは弱いからでしょう。勝負事ですから、勝つチームがあれば同じ数だけ負けるチームもある。年間44試合あるシーズンのたったひとつの負け試合にすぎません。が、ここで勝てるか負けるかが、強いチームかそうでないかの一番分かりやすい試金石のように思えます。
「強いチームが勝つんじゃない。勝ったチームが強いんだ」と言う名言もあります。将来を左右するような大事な一番で、勝ったチームこそ強いチームでしょう。また、J2のような試合数の多い、さらに、同一チームと4回も戦うリーグでは、シーズンの集大成としての終盤の戦いという考え方もできます。一年間の熟成を、経験を、成長を、精神・技術・体力と、まさに心技体で試されるのがこの時期の戦いです。
去年はこの時期、- そーいえばやっぱりカゼをひいてゼェゼェいってたような気がしますが - 「天皇杯でJ1に勝った」とか「上位陣にも粘れるようになった」などと、来年への希望や夢を感じられた時期でもありました。ただ、それは「感触」でしかなくて、ひどく弱々しい、希望と同時にどこかで不安もこっそりと頭をもたげてくるような……そんなものだったように思えます。
でも、今年はそれとは明らかに違います。実感として、それも強烈な、それこそ現実のカゼの症状と区別が付かないぐらいの、混乱、不安、悔恨が襲ってきます。これが、今、チームが戦っている、本当の意味で戦っている証。この一年がなんのためだったのか、それが理解できたような気がする瞬間です。
今、ここに居ること。それができたからこそ得られたもの。そのことは、またシーズン終了後、カゼが直ったらじっくり考えることとして、まだ数字上の可能性は消えていませんから、もう少し、ここに居続けなければいけません。最後まで戦うこと。そのことの意味が見いだせるように…。
そして、
受付の順番は気が遠くなるようなまったり進行で、どうやら、もう少し、ここにいて味気ない天井を眺めていなくてはならないようです……。
--某病院の待合室にて
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こどれ
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