2枚の履歴書

2006年01月17日

題字 昨日はキックオフイベントだったんですね。すっかり失念。いや、なんだか『今日』って気がしてたんですよ。考えるまでもなく平日にそんなイベントをやるわけがない。どうも練習開始日と混同していたような、うかっりものです。はい。

 で、ユニは『赤黒縞復活でよかったですね(棒読み)』というところで。いや、縞自体は問題ないし、歓迎ですけど、どっちかって言うとシンプルなものが好きなので、どこかひとつ余計なところのあるデザインって印象がいつもあって…。まあ、強ければ格好良く見えるでしょうから、細かいことは気にしない方が良いのでしょうね。

 ところで旧聞になりますが、先日行われた2回目の合同トライアル。札幌からは徐だけが出たようです。その後どうなったかは残念ながら聞こえては来ませんが、それよりこちらに公開されていたふたつのコメントに目が行きました。




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 選手協会のサイトに載ったこれこれのふたつのコメントがそれ。その感想の対比。
 『みんな一生懸命だった』と言う石崎監督(柏)。『気持ちも見えない。コンディションも悪い。それが不思議』と言う都並コーチ(東京V)。

 まったく正反対に見えます。まあ、だからってどちらかが間違っていて都並コーチにみる目が無いとか、傍観者的立場で冷たいとか、そういうことを言う気はまったくありません。実際、コンディションについては他のコメントにもありますし、確かに時期を考えれば想像に難くないです…が、そこに敢えて触れる都並コーチと、取りあえずほめ倒す石崎監督。この違いがおもしろい。おそらくはふたりの性格の違い…いや、と言うより、今までの経験や、その環境からくる違いなんでしょうね。

 片や炎の左サイドバックとTV局的キャッチフレーズの似合う男、ヴェルディの黄金期を支えた一流プレイヤー(当時の水準で)をチームメイトとして持つ男、都並敏史。
 彼から見ればプロなんだから、そのぐらい当たり前。その上でなにを見せてくれるか?それが彼のスタイル。譲れない水準なんでしょう。

 片やJ2で幾多のチームを戦う集団として作り上げてきた男、石崎監督。決して派手さはないが、敵に回ると侮れない相手。そして、どこか憎めない男ノブリン。
 彼にはもがき苦しみながらも、なんとかサッカーを続けたいという選手達の気持ちが見えたのかもしれない。

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 ところで、どちらかを上司に選べるとしたら。どっちを選びます?

 もし、自分が、自分自身のパフォーマンスに不満や苛立ちを持っていたとしたら、その時はひょっとしたら都並コーチのようにハッキリ言ってくれた方が楽になれるかもしれない。逆に、周りに苛立ちを持っていたら、その時は石崎監督のように言ってくれれば救われるかもしれない。

 結局、その時々の状況で気持ちは変わってしまうもの。たったひとつのコメントだけを取り上げて物事を決めるのは簡単じゃない…けれど、それでもどっちかを選べと言われたら、やっぱり懐が深そうに見えるノブリンかなあ?
 
 
 まあ、でも、どちらにしろ、今年のこのふたりの対戦はとても楽しみ。えっ?都並はコーチだろうって、そんなのはあれがあれして、あーなれば、ほら代行に(ry



post by こどれ

00:30

コンサ草子 コメント(0)