2005年12月19日
雪のせいでずいぶんと大変だったけど、たっぷり温泉に浸かってリフレッシュ。まあ、しかし、親戚のガキお子様の面倒を見るというのは結構面倒で煩わしいことであります。
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最初はいいんですよ。ちょっと気の利いたことをやってみせると、それだけで「スゲー、初めてみたーっ!?」なんてすぐ懐いてくれるわけですが、それが二度三度となると、すぐに飽きるし、その一方で「もっとなんかやってよー」としつこい。ほんとにしつこい。
これが年に四回もある。しかも相手の家に二度も出向いていかなければいけない。決して友好的ではないクソガキ聡明なお子様のお相手をするというのは、考えるだけで精神的ダメージを受けてしまいそうな、まして、最初の立ち会いが悲惨な結果にでも成ろうものなら、その一年、深い傷を背負ったまま過ごすことになりかねない。これは辛いことです。
って、そんなの連れて温泉行ったのか?って話ではありません。これは降格組が味わうJ2ロードの真実を、なにかに例えるならこんな感じだろうと、温泉にぷかぷか浸かりながら、親戚一同招集という感じで騒ぎまくるお子様に手を焼いている他人様の様子を横目で見つつ、つらつらと思いめぐらせたことであります。
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実際、J2は試合数も多く、そして長丁場。しかも来年は愛媛FCがJFLから昇格して、13チーム、4回戦で48試合52節と今年よりもさらに4試合/8節増える。もちろんJ1だってリーグ戦とナビスコをフルに戦えば、43試合になるわけで、試合数だけなら今年のJ2と大差無い。とはいえ、ここは「単一のリーグで」というところがミソ。
今年から18チーム1シーズン制になったJ1は、17チームとホーム&アウェイで戦う34節。ホーム&アウェイとは言え、同じチームと戦うのはずっと先で、感覚的には次から次へと違う相手と戦い続ける。それがツーセット。
それに対してチーム数の少ないJ2ではふた月もせずに同じ対戦カードがやってくる。相手は前回の対戦を踏まえて修正して挑んでくる一方で、J1の前期・後期のような明確な区別が付けづらく、試合がだらだらと続く。
とくに降格チームは厳しくマークされ、研究される。そもそも、J2に落ちてくるようなチームなわけだから、どこかしら傷がある。とても千切っては投げ千切っては投げと行くはずもなく。見つけ出された傷を、たとえナマクラだろうが竹光だろうが、ちくちくと一年間突き回されることになる。それが降格チームの宿命。
それをはねのけ、四回ある対戦で、常に相手以上のモチベーションを維持し続けるチームマネジメントが出来るなら、基本スキルの高い選手・チームの降格組が昇格争いできないわけはない…のだが、過去の実績はそれが難しいことを証明している。
未だに監督の決まらない柏。ACLを抱えながらポイント補強しか見えてこない東京V、三浦アツの残留で編成は一番進んでいるが、層の薄さが気になる神戸。はたして来年力強さを見せてくれるのはどこか?そして、
もちろん札幌はやりますyo……ね?
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