2006年01月14日
あやかちゃんが無事退院したというニュースはNHKを始め大きく報道されました。
自分も募金に参加しましたし、救う会のHPを毎日読み、日に日に回復していくあやかちゃんの様子を見て、毎日自分のことのようにうれしく思っていました。
ところで、あやかちゃんの場合は、サッカーつながりから広く支援の輪が広がり、あっという間に海外で移植医療を受けるために必要な目標額を達成し、また、幸いにも早期にドナーが現れたことで、移植手術を受けることが出来たわけで、本当に幸運なケースであったと思うのです。
でも、こんな疑問を感じたことはありませんか?
「なぜ、海外で?」 「なぜこんなにも膨大な費用が?」
あやかちゃんは多くの人の善意や愛に支えられて回復していきます。でも、それはジーコが動いたことやサポーターやアントラーズが動いたことから、ニュース性が生まれ、報道されたことにより支援の輪が格段に広がったから。
そういう”幸運”を得ていない、別なあやかちゃんは、たくさんいるようです。
また、もっといえば、周囲の人に支援されることもなく、そのまま小さな命を終えてしまうことになってしまった子供たちもたくさんいるはず。
でも、国内で、もっと安く、移植医療を受けることが出来れば、もっと多くの命を救えるはず。
今回、あやかちゃんを救えたことは大きな成果ですが、このことを一つの契機に、もっと多くの命を救える社会を実現するために、それぞれが考えていくことが出来れば、それはすばらしいことなのかなと思うのです。
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