2009年11月30日
三浦知良選手は、僕がもっともリスペクトするサッカー選手の一人である。 この選手の偉大さについては、前にも一度書いた。 (http://sapporista.com/2005/07/post-64.html) そのカズが昨日の試合中、PKを蹴り直す直前の曽田に何かを言っていたのを見た。 何を言っていたか・・・? その瞬間は気になったものの曽田がPKを決め、そして試合後にはいろいろな気持ちが高ぶってしまい、そのことをすっかり忘れてしまっていた。 けれども、今日の本日のスポーツ紙にはその答えがちゃんと書いてあった。 なんとカズは・・・・ 「大丈夫だから、おまえ、ちゃんと決めろ。」 というようなことを言ったとのこと。 カズは知っていたのだ。 "彼"がどれだけ身を削ってチームに貢献してきたかを。 "彼"があの瞬間、どれほどのプレッシャーと戦っていたかを。 そして札幌のサポーターがどれほど"彼"のゴールを望んでいるかを。 カズ自身は驚くほどの節制に努め、いまなお現役でいる。 現役で居続ける難しさを一番知っているのがカズその人なのだと思う。 だから、いまユニフォームを脱ごうとしている選手に対し、深い愛情を持って接することが出来るのだろう。 相手選手に対し、「PKを決めろ」と言える。 なんと人間的に深い人なんだろう。 こんな選手がカズの他に何人いるだろうか。やはり、カズは日本サッカー界のキングなのだ。 曽田雄志は誇りに思っていい。彼はサッカーの王様に認められたのだから。 だから、僕も曽田雄志を誇りに思う。僕は彼のサポーターであったから。 曽田雄志、ありがとう。 僕も楽しかったよ。
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